日本型21世紀対応教育の国際モデル化に関する国際比較研究-多元的モデルの構築(科研費基盤(A)15H01987)


恒吉 僚子
教育学研究科
教授
今日、世界が直面する様々な課題に対して教育が対応することを求められ、世界各国で21世紀を担うべき人物像に関連して、教育改革案が進められている。日本においても教育改革の議論は盛んにされているが、国際的に見た場合、日本の教育モデルはレッスン・スタディ等の例外を別にして、言語の問題や国際社会において受け入れられるようなモデルとしての説明枠組みを提供できない等の課題を抱え、国際的に参照されることが少ないものとなっている。21世紀型能力や資質やそれを育成する教育についての理解が、かつてないほどグローバルに共有され、各国の教育政策を左右してゆく中、各国がアクセスできる教育の国際モデルが限られている(西欧の教育モデルが主)現状は、多元的に我々の社会や世界が抱える課題を考えてゆく上で好ましい状態ではない。本研究は、日本の学校教育の特色のある実践を分析しながら、その可能性や課題(例 多文化共生的視点の薄さ)を克服しながら、非西欧圏としてのアジアから国際モデルを提示し、国際社会における教育モデルの多元化や課題解決能力の向上を目的としている。その過程において、他非西欧社会からの既存の国際モデルへの挑戦や新モデル生成のきっかけを意識している。(下記URL文面を修正)
プロジェクトに関するURL
共同実施者
・杉田 洋
・伊藤 秀樹
・小玉 重夫
・秋田 喜代美
・堀井 秀之
・藤村 宣之
・北村 友人
・高橋 史子
・草彅 佳奈子
・伊藤 秀樹
・小玉 重夫
・秋田 喜代美
・堀井 秀之
・藤村 宣之
・北村 友人
・高橋 史子
・草彅 佳奈子
主な関連論文
・恒吉僚子編、Globalization and Japanese “Exceptionalism” in Education, Routledge, 2017
・21世紀対応教育国際モデル化プロジェクト・ワーキングペーパーシリーズの設置(上記URL)
・21世紀対応教育国際モデル化プロジェクト・ワーキングペーパーシリーズの設置(上記URL)
問い合わせ先
- 担当: 教育学研究科 教授 恒吉僚子
- メールアドレス: tsuney[at]p.u-tokyo.ac.jp
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