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入学時期の在り方についての検討
入学時期の在り方についての検討
東京大学では、国際化に対応する教育システムを構想する一環として、将来的な入学時期の在り方について、昨年4月以降、清水孝雄理事・副学長を座長とする「入学時期の在り方に関する懇談会」において検討を進めてきました。このたび、その検討の成果として「中間まとめ」を作成し、1月20日(金)に公表しました。
東京大学ではいま、将来構想『行動シナリオ』を軸にしてさまざまな改革に取り組んでいますが、その中に掲げられている「タフな東大生の育成」、「グローバル・キャンパスの形成」は、教育に関わる喫緊の課題です。国際的な大学間競争が教育面でも激しくなり、また、国際性を備えたタフな人材の育成に対する社会の期待は益々大きくなっています。本学も、こうした時代に生きようとする学生の未来をしっかり見据えながら、緊張感と責任感を持って教育システムの改革に力を注ぐ必要があります。
入学時期の在り方に関する懇談会「中間まとめ」で提言されている秋季入学への移行は、本学の学事暦について国際的なハーモナイゼーションを図ると共に、それをきっかけとして、国際的な競争に耐えうる教育力を支える環境を整備しようとするものであると理解しています。私は、これからの急激なグローバル化と不連続な変化の時代にあっては、いわば砦に柵を構えたままで時おり外に出ていくような国際化ではなく、柵を取り払った大平原の上で自らの独自性と能力を存分に発揮し、世界の有力大学、それらの学生たちと日々切磋琢磨し合うような環境を強化することが、東京大学のあり方として重要であると考えています。
この秋季入学というテーマは、「中間まとめ」の中でも言及されているように、たんに大学改革の枠の中に止まらず、高等学校や産業界をはじめ社会全体に大きな影響を及ぼしうる問題です。そこで提案されている「ギャップターム」の導入などによって、若者が、海外留学やボランティアなど、多様な学習体験を積み、それが評価されるような仕組みをつくり、社会に定着させていくためには、大学のみならず、各界の理解と協力が欠かせません。
今後、この「中間まとめ」の公表を契機に、学内において「明日の東大」を見据えた活発な論議がなされることはもちろん、社会全体でさまざまな情報や意見の交換が行われ、大学の役割とともに人びとの意識や社会システムの在り方までも含めた幅広い議論が展開されていくことを願っています。東京大学では、秋季入学に関する検討を着実に進めると同時に、教育の国際化、入試や進学振分けの改善など、さまざまな改革を総合的に推進していく決意です。「現実」を理由にたじろぐのではなく、大学として当然目指すべき「理想」に向かって着実な歩みをすすめたいと思います。
平成24年1月20日
東京大学総長 濱田純一
このページの構成 |
【「中間まとめ」全文と概要】 |
【懇談会名簿】 |
【学内意見募集】 |
【記者会見等】 |
【関連報道】 |
| 【「中間まとめ」全文と概要】 | ||
| 「将来の入学時期の在り方について
−よりグローバルに、よりタフに−」(中間まとめ)[PDF] (2012年1月発行学内広報特集版) |
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| 中間まとめのポイント[PDF](中間まとめp.32-33の抜粋) | ||
| 中間まとめの概要(スライド)[PDF] | ||
| 【懇談会名簿】 | ||
| 入学時期の在り方に関する懇談会名簿[PDF] | ||
| 【学内意見募集】(2012年1月20日〜2月15日) | ||
| 「中間まとめ」への学内意見募集は終了しました。ご協力ありがとうございました。 | ||
| 【記者会見等】 | ||
| 報道機関等と東京大学総長との懇談会での濱田総長の発言概要(平成24年1月26日)[PDF] | ||
| 将来の入学時期の在り方に関する濱田総長記者会見(平成24年1月20日) | ||
| 記者会見での濱田総長発言概要(平成24年1月20日)[PDF] | ||
| 【関連報道】 | ||
| 「秋入学」は生き残りへの賭け (「文藝春秋」平成23年11月号)[PDFファイル] | ||
| 編集委員が迫る「秋入学でタフな学生に」 (読売新聞 平成23年10月8日 朝刊12面)[PDFファイル] | ||
| オピニオン「東大の秋入学」 (朝日新聞 平成23年9月1日 朝刊15面)[PDFファイル] | ||