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東京大学ホーム > 入学案内 > その他の説明会 > 推薦入試 総長メッセージ
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学部入学

総長からのメッセージ
 
受験生の皆さんへ
~「知のプロフェッショナル」になるために~

 
 

  東京大学総長 五神 真
 
 東京大学は、創立以来、東洋の伝統に根を張りながら、西洋の学術文化を旺盛に取り込み、東西文化融合の独自の学術を世界に向けて
発信し、人類の知を多様なものとすることに貢献してきました。
 
 グローバル化が加速する中で、資源の枯渇、環境破壊、世界金融不安、貧困など、人類全体で取り組むべき課題が顕在化しています。これ
らの地球規模の課題に対処するためには、多様な人々が知恵を出し合い、それを活用し、連携協力して行動をおこすこと、すなわち「多様性を
活力とする協働」が必要です。東京大学では、それを主導する「知のプロフェッショナル」を育成します。
 
 「知のプロフェッショナル」を育成する原動力となるものは、言うまでもなく、世界的に卓越した学問です。東京大学の学生には、東京大学の各
分野の研究の最先端で知の興奮と喜びを体験し、それらを糧として自ら意欲をもって主体的に学び、自己を大きく成長させてほしいと考えてい
ます。そして、「自ら原理に立ち戻って考える力」、「考え続ける忍耐力」、「自ら新しいアイディアや発想を生む力」の3つの基礎力を鍛え、「知の
プロフェッショナル」を目指して挑戦してほしいと考えています。
 
 また、こうした主体的な学びを促進するために、東京大学では、4学期制、初年次ゼミナールをはじめとした少人数教育、国際化教育、初年次
長期自主活動プログラム(FLY Program)、体験活動プログラム、推薦入試の導入など、濱田前総長のもとで「学部教育の総合改革」と呼ば
れる大規模な教育改革に取り組んできました。特に、学部1年生が履修する初年次ゼミナールでは、さまざまな分野の第一線で活躍する教員が、
少人数のクラスで、自らの研究体験を踏まえながら、大学での学びについて語り、みなさんの知的好奇心に火をつけたいと思っています。
 
 私は、この4月1日に東京大学総長に就任したばかりですが、東京大学の教育研究の水準をさらに高度なものとすることに努め、東京大学に入
学した学生が、東京大学を卒業するとき、「東京大学で学んでよかった」と心から思えるような大学にしたいと考えています。伝統は守るだけのもので
はなく、創り出すものです。みなさん、ぜひ一緒に東京大学の新しい伝統を創っていきましょう。

 

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