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インド有力高校の理事長・校長を招待しました。
グローバル30事業の一環として、去る2月10日(日)~17日(日)インド有力高校の理事長・校長計6名(関連学校数合計1100校余り、生徒数約120万人)を日本に招聘した。大学キャンパス、日本の高度科学技術そして日印文化交流の3つを理解して貰うべく東京、京都、奈良を訪問。
日本招待メンバー6人名簿
Mr. Avinash Dikshit | 理事長 | 国立 Kendriya Vidyalaya Sangathan, New Delhi |
Mr. John Zachariah | 校長 | 私立 Bishop Cotton Boys’ School, Bangalore |
Mr. Sathish Jayarajan | 校長 | 私立 Mallya Aditi International School, Bangalore |
Ms. Shantha Chandran | 校長 | 私立 National Public School, Indiranagar, Bangalore |
Ms. Rekha Krishnan | 校長 | 私立 Vasant Valley School, New Delhi |
Mr. Anand Kumar | 校長 | 私立予備校 Super 30, Patna |
筑波大附属駒場中学・高校訪問
最初に中学・高校訪問し自分たちの学校との比較で日本事情理解戴いた。物理と化学の授業では、生徒が活発に発言する様子、先生と生徒がオープンに意見交換する様子を見学。同校の自由闊達な校風やインドの教育現場との違いを実感。又、レーザー光線を物理実験に使っていることに驚かれていた。日本の学校と交換協定書締結の可能性を実感戴いた。

大学キャンパス訪問
本学:駒場(PEAK)と本郷(理工系)と地震研究所、京大工学系桂キャンパス、立命館大草津キャンパスに案内。英語での授業には問題が無く言語バリアーは解消されている事や地震研究所や研究室ラボの見学を通じてレベルの高さを実感。



JR東海
日本の優れた高度科学技術を体験学習して貰うべくJR東海による東海道新幹線概要説明と中央制御室を見学。圧巻は何と言っても新幹線コックピット見学。運転手の助手席に座らせて貰い、時速200km以上を体感。運転手は15秒単位の時間管理そして滑らかなその運行技術に感激。「ピーク時に3分15秒間隔運行でしかも遅れ無し」との実績説明に驚嘆のため息が漏れた。
日印文化交流
雪降る金閣寺を最初に訪問し自国のゴールデン寺院に思いを馳せて貰った。次に八坂神社を訪問。毎年7月インドと日本で同時期に開催される祭典;オリッサ州プーリーJagannath寺院Rath Yathraと京都八坂神社祇園祭を勉強。
最後に奈良東大寺を見学。8世紀インド人僧侶ボダイセンナが天皇に招請されて日本に仏教の教師として来日。東大寺の開眼供養の導師をつとめた歴史舞台に立って貰い、古代に始まる日印交流を理解。

最後に奈良東大寺を見学。8世紀インド人僧侶ボダイセンナが天皇に招請されて日本に仏教の教師として来日。東大寺の開眼供養の導師をつとめた歴史舞台に立って貰い、古代に始まる日印交流を理解。



G30日印ネットワーキングシンポジウム

2月13日G30日印ネットワーキングシンポジウムを開催。今回のシンポジウムでは、インド人日本留学生が少ないのは第1に日本の良さが知られていないこと。米国有名大学と人材獲得競争するには、交換留学協定を締結して交換留学生を増やす事や奨学金の充実と卒業後の夢を持てること、インターンシップ、試験時期・場所や合格発表時期などの見直し等各方面で日本なりの付加価値を付ける必要があり、一層の広報活動が必要であると議論が総括された。レセプションでは産官学が集まり、羽田副学長、相原理学部長、上智大副学長が歓迎のご挨拶をされ、インド人留学生拡大に向けて一同歓談された。