NO.1428


募集

 大学院人文社会系研究科・文学部
平成25(2013)年度 大学院人文社会系研究科入学試験日程を発表

 7月21日(土)から「平成25(2013)年度大学院人文社会系研究科修士課程及び博士課程学生募集要項」の配付を開始しました。日程は以下のとおりです。

【修士課程】
第一次試験(筆記試験)平成25年1月26日(土)
第二次試験(口述試験等)平成25年2月13日(水)
※ 現代文芸論専門分野、文化資源学研究専攻及び韓国朝鮮文化研究専攻の第二次試験は、2月12日(火)に行います。
※ 文化資源学研究専攻については、社会人特別選抜での受入れ(日本人及び日本国の永住許可を得ている者に限る)も行っています。

【博士課程】
第一次選考 論文審査等
(専門分野によっては、平成25年1月26日(土)に学力試験を実施)
第二次選考 口述試験等平成25年2月15日(金)
※ 現代文芸論専門分野、文化資源学研究専攻及び韓国朝鮮文化研究専攻の第二次選考は、2月14日(木)に行います。
※ 文化資源学研究専攻については、社会人特別選抜での受入れ(日本人及び日本国の永住許可を得ている者に限る)も行っています。

 また、出願期間は以下のとおりです。

【修士課程】
平成24年10月22日(月)〜10月26日(金)
(郵送のみ受付。26日(金)必着)

【博士課程】
平成24年12月3日(月)〜12月7日(金)
(直接持参又は郵送。7日(金)15:00必着)

 募集要項の郵送を希望する場合は、封筒の表に「○○課程学生募集要項請求」と朱書きし、郵便番号・住所・氏名を明記して、200円分(修・博等2部必要な場合は240円分)の切手を貼付した返信用封筒(角型2号)を同封し、以下へ送付してください。



お知らせ

 大学院総合文化研究科・教養学部
駒場博物館特別展「石の世界 ―地球・人類・科学―」

 地球は半径6400kmの岩石の球であると言えます。地球全体の17%を占める中心部は金属鉄で、残りの約83%は岩石で構成されています。この岩石の球の上に、薄い海洋と大気とが覆い、生命の惑星・地球がかたちづくられています。
 地球は密度成層構造をつくっています。密度の大きい金属鉄が中心部を構成し、密度のより小さい岩石がマントル、そしてもっとも密度の小さい岩石が地殻をつくって、その上に海洋、そして大気が、密度の小さくなる順番に外側を覆っています。この密度成層構造は安定なもので、通常それがひっくり返ることはありませんが、同じ岩石や、海洋、大気の層の中では、密度の逆転が起きることがあり、対流による放熱のしくみがはたらきます。それが生きている地球の活動の原動力です。
 私たちが暮らす地表は、地殻と呼ばれる岩石の層の上にあります。地殻には海洋地殻と大陸地殻があります。斑糲岩(はんれいがん)を主とする海洋地殻は表面の7割を占める海洋の底を構成しています。大陸地殻はより密度の小さい、花崗岩(かこうがん)や変成岩を主としていて、海水の上に顔を出して、陸域をつくっています。海洋地殻は2億年以内にマントル対流によって地球内部に戻され、更新され続けますが、大陸地殻は軽いために表面に残り続け、40億年にわたる地球の歴史を記録しています。
 人類の歴史もまた、石とともに歩んできた歴史といえるでしょう。初期人類が使った石器は、250万年前の地層からも発見されています。ストーンサークルやピラミッドといった建造物、そして石から取り出した様々な金属の利用など、文明の発展には常に石が関わってきました。そして現在の情報化社会の中で、半導体や光ケーブルなど産業の土台を支えるのは、石英というありふれた存在の鉱物なのです。
 道ばたの石ころにもそれぞれ生まれてきた理由があり、その場所に至るまでの歴史があります。そしてそれらの情報はすべて石の中に記録されています。過去数十万年の氷期−間氷期の気候変動と、最終氷期以降の文明の消長も、地層や氷という鉱物の中に記録として閉じ込められています。
 石を通して、私たちの足もとをもう一度見つめ直す機会になればと思います。詳細はホームページをご覧ください。http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/index.html

会場 駒場博物館
会期 7月21日(土)〜9月17日(月・祝)
開館時間 10:00〜18:00(入室は17:30まで)
休館日 毎週火曜日
入館料 無料
問い合せ先 駒場博物館 03-5454-6139(内46139)
E-mail: komabamuseum@adm.c.u-tokyo.ac.jp



 本部情報基盤課
「医学・生命科学系論文の探し方」など“情報探索ガイダンス”各種コース実施のお知らせ

 講習会に参加して、文献の探し方の基本をマスターしましょう!
 情報基盤課学術情報チームでは、定期的に、“情報探索ガイダンス”各種コースを実施しています。
 実際にパソコンを操作しながら実習するので、わかりやすいと大変好評です。
 本学にご所属であれば、学生・教職員を問わず、どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。
※学外からの利用方法はどのコースでも説明します。



■9/7(金)15:00〜16:00【文献検索早わかり】
 これから文献検索をしてみたいという方向けに、学内での文献入手方法と、テーマから雑誌論文(日本語・英語)や新聞記事を探す方法の基本を、代表的なデータベースを使って実習します。文献検索の入門編としておすすめです。(「はじめての論文の探し方」コースと新聞記事検索以外は内容が重複します。ご了承ください。)

■9/11(火)15:00〜16:00【ネットで検索!日本語論文&英語論文:CiNii Articles とWeb of Science を使って】
 普段はインターネットや参考書等で情報を集めているという方、そろそろ文献データベースを使って本格的に学術論文検索をはじめましょう。その第一歩として、日本語論文・英語論文の代表的データベース、「CiNii Articles」と「Web of Science」の基本的な検索方法を実習します。

■9/13(木)15:00〜16:00【医学・生命科学系論文の探し方】
 代表的な国内医学文献データベース「医中誌Web」と、世界最大級の医学文献データベース「PubMed」について、基本的な検索方法から少し上級向けの検索テクニックまで実習します。もちろん医学部以外の方も歓迎です。

■9/20(木)15:00〜16:00【RefWorks を使うには?】
 データベースの検索結果等を取り込んで整理し、参考文献リストを自動作成。文献管理ツールはそんな機能を持つ便利なツールです。
 これから使ってみようという方向けに、Web 版の文献管理ツール「RefWorks」の使い方を説明します。
 代表的なデータベースからのデータの取り込み方と、参考文献リストの自動作成方法を実習します。

■9/26(水)15:00〜16:00【もっと使いこなす! RefWorks】
 文献管理ツール「RefWorks」を既に使っている方や、最近使い始めた方を対象に、新規データの手入力、コメント欄の活用、重複レコードの削除、参考文献リスト出力フォーマットのカスタマイズ、レコード・アカウントのバックアップ方法などを実習します。質問タイムあり。
※【RefWorks を使うには?】コースの上級編にあたる内容です。

●会場:
【本郷】総合図書館1階 講習会コーナー 定員17名(備付PC あり。ECCS無線LAN設定済みのノートPC持込OK。)
●参加費:無料
●予約不要

★授業・ゼミ・学生グループなどを対象にオーダーメイドで講習します!
 論文の探し方の出張講習・オーダーメイド講習を随時受付中です(無料)。授業やゼミの内容に合わせて講習いたします。会場のことなど、ご相談に応じます。まずはお気軽にお問い合わせください。どのキャンパスでも、学生だけのグループでもOKです。
 過去の実施例は以下のURLでご覧いただけます。(http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/shuccho.html
★Litetopiメールマガジン発信中!
 本学所属の方を対象に、データベースのニュースや講習会のご案内などをお届けします。配信ご希望の方は、下記アドレスまでメールでご連絡ください。(無料)



●お問い合わせ:
学術情報リテラシー担当 03-5841-2649(内線:22649)
literacy * lib.u-tokyo.ac.jp(* は@ に置き換えて送信してください。)
http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/training.html(ツイッター http://twitter.com/gacos_todai



 史料編纂所
重要文化財『実隆公記』ほか所蔵史料を出陳

 史料編纂所は、約140年にわたり日本全国・世界各地で調査を行い、複成によって史料を蒐集・蓄積して、利用者にも供してきましたが、貴重な史料原本も多数所蔵しています。代表的なものが、国宝『島津家文書』と重要文化財『実隆公記』です。このたび、六本木のサントリー美術館にて開催される「お伽草子」展では、これら二種をはじめとする所蔵史料からの出陳があります。
 お伽草子とは、室町時代に作られた短編小説のことで、しばしば絵巻物とされて、幅広い階層に愛好されました。本展では、そうした中世から近世初頭の絵画作品約80点を一堂に集め、物語・絵巻の制作や享受の様相を伝える文献史料として、本所所蔵の史料が脇を固めます。例えば開催館で所蔵する「酒伝童子絵巻」三巻が、戦国大名の後北条氏に伝わった作品で、狩野元信が描いたことは、当代きっての文化人・三条西実隆の日記である『実隆公記』によって裏づけられます。(なおこの絵巻の詞書は、本所出版物である『大日本史料』第九編之二十、大永三年九月十三日の第二条、349〜384頁に翻刻され、インターネットからも参照できます。)
 歴史史料に対しては保存・修復の責務があり、本部・各部局よりご理解・ご支援を賜っているところですが、展示等にて広くご披露する機会は限られてしまいます。学内各位のご来場をお待ちしますとともに、国内外からのご来客等にもご紹介いただいて、本学の研究活動の広がりを是非ご観覧下さい。会期中に展示替えされますが、本所所蔵史料は各期ともに4・5点出陳されます。本所からの出陳史料は、『実隆公記』(重文)、『言継卿記』、『言経卿記』、『上井覚兼日記』(重文)、『中務大輔家久公御上京日記』(国宝『島津家文書』のうち)です。

サントリー美術館(東京ミッドタウン内)
特別展「お伽草子― この国は物語にあふれている―」
開催期間 9月19日(水)〜11月4日(日)
開館時間 10:00〜18:00(金・土、および10月7日(日)は10:00〜20:00)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日 火曜日
入館料 (当日)一般1,300円 大学・高校生1,000円
http://www.suntory.co.jp/sma/



 大学院工学系研究科・工学部
「第27 回東京大学工学部・工学系研究科技術発表会」開催のお知らせ

 工学部・工学系研究科では、本年度も「技術発表会」を下記のとおり開催いたします。この発表会は技術系職員が職務上で得た技術的知見を発表し討論を行うことによって、相互技術交流を活性化させることを目的としております。是非ご参加下さるようお願い申し上げます。

日時:9月21日(金)9:30〜17:30
会場:工学部2号館 212号講義室、展示室
参加費:無料
問合せ先:技術発表会事務局
E-mail:2012tse@tse.t.u-tokyo.ac.jp
http://www.ttc.t.u-tokyo.ac.jp/

プログラム
【開会の挨拶】 9:30〜9:40
【一般発表1】 9:40〜10:25
「千葉県東葛飾地区の土壌中の放射性セシウムの分布について≪サンプリング方法、除染方法の提案≫」応用化学専攻 坂下 春
「雨水の放射能測定」安全衛生管理室 大久保徹
「福島第一原子力発電所の事故に起因する土浦市宍塚の放射能汚染と筍」 システム創成学専攻 細野米市

【特集発表;技術の創意工夫】 10:40〜11:40
「X線解析技術向上に向けた取り組み」 総合研究機構 府川和弘
「仮想化による異なるネットワークに接続されたサーバーの制御」 電気系工学専攻 高橋 登
「引張実験における変位計の工夫」 機械工学専攻 石川明克
「X線分光器の分解時間の測定による電子線マイクロアナライザ(EPMA)の最適分析条件の探索について(T)(U)」 マテリアル工学専攻 中村光弘

休憩(昼食)

【特別講演】 13:00〜14:00
「化学やバイオをチップに集積すると」 副学長・工学系研究科(応用化学専攻) 北森武彦教授

【交流発表】 14:20〜14:50
「風を知る・見る?―風洞実験と共に―」 生産技術研究所 高橋岳生
「1970〜2012:技術職員の仕事から」 生産技術研究所 板倉 博

【ポスター発表】 15:00〜15:50
【一般発表2】 16:00〜17:00
「X線CT画像を用いた炭素繊維複合材料積層板の内部評価」 航空宇宙工学専攻 小林やよい
「計算機仮想技術によるPCサーバの集約と節電について」 システム創成学専攻 榎本昌一
「電源の安全とノイズ対策を可能にする能動接地」 原子力国際専攻 安本 勝
「グラフィック型言語LabVIEW による固液共存系成長過程の画像集録と処理」 システム創成学専攻 鈴木 誠

【表彰式・閉会挨拶】 17:20〜17:30
【懇親会】 18:00〜20:00(参加費3,000円)

 大学院理学系研究科・理学部
「第27 回東京大学大学院理学系研究科・理学部技術シンポジウム」開催のお知らせ

 理学系研究科・理学部技術部では、本年度も「技術シンポジウム」を下記の通り開催します。今回は本郷地区での開催となります。是非ご参加下さい。

●日時 : 9月28日(金)13:00〜17:15
●会場 : 本郷キャンパス 理学部1号館 西棟206号室および中央棟338号室
●参加費 : 無料
●プログラム
<技術発表(口頭)>
「生物学科B 系共通実習における新規実習の開発」・渡辺 綾子(生命科学系)
「附属植物園における日本植物園協会拠点園ネットワークの活動について」・出野 貴仁(生命科学系)
「電子線マイクロアナライザ(EPMA)による微小な希土類鉱物の信頼性の高い測定」・市村 康治、 吉田 英人(機器分析・実習系)
「理学部2号館における環境安全業務」・塩田 百合香(共通系)

<技術発表(ポスター)>
「理学系液体窒素タンクの運用と設備更新」・吉田 和行(共通系)、八幡 和志(機器分析・実習系)
「試作室の紹介」・柏葉朋子(共通系)
「電子線マイクロアナライザ(EPMA)による微小な希土類鉱物の信頼性の高い測定」・市村 康治、 吉田 英人(機器分析・実習系)
「全学技術研修の実施報告 ―エレクトロニクスの基礎―」・佐伯 喜美子(機器分析・実習系)、 南野 真容子(共通系)、吉田 英人、 八幡 和志(機器分析・実習系)
「FPGA 教材の開発 ―機器開発とテスト実験―」・八幡 和志(機器分析・実習系)
「2012年4月4日の暴風による日光分園風倒被害」・清水 淳子、 綾部 充(生命科学系)
「小笠原諸島・母島固有の希少種コキンモウイノデ集団の発見」・水梨 桂子、 出野 貴仁(生命科学系)、邑田 仁(附属植物園・教授)、東馬 哲雄(附属植物園・助教)

<特別講演>
「有機化合物の化学構造決定とスペクトル化学」・橘 和夫 教授(化学専攻/天然物化学研究室)
●閉会後、情報交換会を行う予定です。
17:45〜19:45(要予約)

●お問い合わせ
技術シンポジウム実行委員会
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/s-tech/
E-Mail: keiko@ns.bg.s.u-tokyo.ac.jp
FAX: 03-3814-0139(附属植物園)

詳細につきましては、技術部ホームページ(http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/s-tech/)で随時お知らせいたします。



 本部入試課
各種選抜要項・募集要項等の配布のお知らせ

「大学案内2013」及び「平成25年度入学者選抜要項」の配布始まる

 「大学案内2013」・「平成25年度東京大学入学者選抜要項」が決定した。各都道府県教育委員会等に通知するとともに「大学案内2013」は7月14日(土)から、「平成25年度東京大学入学者選抜要項」は7月23日(月)から、本郷地区キャンパス〔正門、赤門、農正門、広報センター(龍岡門)、コミュニケーションセンター(赤門脇)、生協第二購買部、生協書籍部〕及び駒場Tキャンパス(正門、生協購買部)で配布を開始した。
 また、要項等は東京大学ホームページ、テレメール等からも請求することができる。
 なお、入学者選抜の実施教科・科目等は表1・2・3のとおりである。

「平成25(2013)年度外国学校卒業学生募集要項」の配布始まる

 「平成25(2013)年度東京大学外国学校卒業学生募集要項」が決定し、7月1日(日)から、本郷地区キャンパス〔正門、赤門、広報センター(龍岡門)〕及び駒場Tキャンパス(正門)で配布を開始した。
 また、要項は東京大学ホームページ、テレメール等からも請求することができる。
 なお、募集人員、出願資格、出願期間、出願手続、選抜方法など、特別選考の概要は表4のとおりである。


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