統計学と極限定理
2019年 第18回東京大学ホームカミングデイは終了いたしました。
- 時間
- 15:00~16:00
- 場所
- 駒場キャンパス 数理科学研究科棟 123号講義室
- 主催
- 東京大学理学部数学教室・大学院数理科学研究科同窓会
確率分布の近似は統計学において基本的で、それを与える極限定理が重要な道具になります。近年、統計学の対象が独立系から従属系に広がりましたが、統計理論と極限定理は互いに影響しあい発展してきました。非エルゴード統計学の確立と非エルゴード系の極限定理の発展はその例です。中心極限定理がどのように発展し、どこへ行こうとしているのか、とくに確率解析の視点から話します。
【登壇者】吉田朋広 東京大学大学院数理科学研究科教授(専門は理論統計学、確率論)
【登壇者】吉田朋広 東京大学大学院数理科学研究科教授(専門は理論統計学、確率論)