電光石火のNew Normal　－先陣を切った電気系－

新型コロナへの早急な対応が端緒となり、これまでの様々な社会的常識が通用しない状況が生まれましたが、それは単なる臨時の短期的な対応ではなく、「もう元には戻さない」というライフスタイルを革新する意志を持ちつつ試行しました「New Normal」すなわち新たな常識を確立すべくあらゆる社会活動を再構築することでもありました。
その中で、東大は3月のうちに迅速かつ大胆な対応を行い、4月からの授業のオンライン化を実現しましたが、それを実務的視点から先導的に推進したのが、情報基盤センター長の田浦教授でした。また、電気系学科の教育において重要な位置を占める学生実験を、シミュレーションや動画活用で可能な限りバーチャル化し、学生とのコミュニケーションに配慮しつつオンライン化する設計が短時間で進められました。その推進役を担ったのが、大学院工学系研究科電気系工学専攻の種村准教授でした。一方、海の向こうの英国では、コロナ禍以前からダヌシカ教授がリバプール大学でオンライン教育を推進してきました。いずれも電気系の同窓生です。すなわち、電気系卒業生が東大と英国で先陣を切ってNew Normalを切り拓いてきたと言っても過言ではありません。今回の講演会では、これら三教員が「オンラインで」登壇し、これまでの取り組みのポイントや苦労を存分にお話しします。

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東京大学電気系同窓会
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