
第17回ホームカミングデイ
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第17回ホームカミングデイ
2018年10月20日土曜日、第17回ホームカミングデイを開催いたしました。昨年はあいにくの雨天でしたが、今年は晴天に恵まれ、キャンパスは多くの来場者で賑わいました。
2年後のオリンピック、パラリンピックを控え、本年の特別フォーラムでは、“からだ”、そして“からだ”と不可分である“こころ”をテーマに据え、「身体(からだ)とこころのフロンティアに挑む」と題し、東京大学でスポーツや健康科学、脳科学の最先端研究をされている先生方の講演と鼎談を行いました。
鼎談では、先生方がそれぞれに講演内容の興味点、着目した点を挙げ、「身体」「拡張」「脳」の専門領域見地から「筋肉を刺激すると脳が活性化する」「拡張の観点からスマホで自分の身体を撮影し、気づかない自分を発見する」「人間が機械を使うことはあっても、機械に使われない。」「AIをこき使い人間が堕落してはいけない」などの意見がでました。
講演
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健康寿命を延ばすための運動プログラムの研究推進をする石井先生
講演テーマ:「東京大学スポーツ先端科学研究拠点の取り組みについて」
人の能力が拡張してゆく未来を展望する稲見先生講演テーマ:「身体の未来~身体を解き放つテクノロジー」
脳科学から心の発達や創造性について発信する酒井先生講演テーマ:「脳科学からみた心の発達と創造性~科学・芸術から将棋の世界まで」
関連イベント
当日は本企画の関連イベントとして、工学部2号館フォーラムエリアで「東大式未来の健康広場」と題し、人間拡張工学の研究成果の体験コーナー、1961年入学以降の入学生の体力測定データを、当時の同学年と比較した「体力偏差値」提供コーナー、身体組成測定コーナーを開催しました。