Takashi KIKKAWA
吉川 貴史
工学系研究科 助教

物質中の電子・核スピンを
自在に操り
新しい物性工学の基盤を
創出する
自在に操り
新しい物性工学の基盤を
創出する
磁石がものにくっつく性質は、原子を構成する電子の自転運動に相当する“スピン”に由来しています。私はこのスピンの性質を物質中に流し、これを電気や熱、物体の運動・回転エネルギーへと自在に相互変換させる研究を行っています。これにより従来の電子技術では考えられなかったような発電や情報伝達が可能となるのです。最近では、物質中に存在するもう一つのスピン媒体である原子核スピンにも研究の幅を広げ、核スピンを利用することで初めて実現される物理現象の探求、科学技術の創出を目指して研究を行っています。
- 研究テーマ
- 固体中の電子・核スピンを利用した物性工学の開拓
- 学歴(大学)
- 東北大学理学部物理学科
- 学歴(博士課程)
- 東北大学大学院理学研究科物理学専攻
- 学位
- 博士(理学)
- 経歴
-
2018.4~ 東北大学材料科学高等研究所/金属材料研究所 助教 2020.3~ 現職 - 受賞歴等
-
2019 第18回船井研究奨励賞 2020 第30回トーキン科学技術賞
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp