Takane MIZUKAMI

水上 たかね

史料編纂所 助教

水上 たかね
“軍事”の形成を軸に
国内外の史料によって
幕末維新史を描く
私が幕末維新史の研究を志したのは、多彩な人々が歴史の表舞台に登場する変革期が面白く、さらに当時の動きを今に伝え、その息吹を感じ取れる古文書等の史料に触れることが、それ自体とても魅力的であったからです。今では、くずし字で書かれた江戸幕府や明治政府の行政文書を中心に、藩・企業・個人の史料やオランダ等の海外史料も活用しながら研究を進めています。特に、“軍事=陸海軍”という領域の形成過程を軸として、国家体制の変化を描き出すことにより、変革期の人々の価値観の変化を捉えたいと思っています。
研究テーマ
軍事を視角とした幕末維新期日本の国家体制変革過程に関する研究
学歴(大学)
東京大学文学部歴史文化学科日本史学専修課程
学歴(博士課程)
東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学専門分野
学位
博士(文学)
経歴
2017.4~ 公益財団法人三菱経済研究所 
史料館史料部 研究員
2018.6~ 現職
受賞歴等
2019 第20回日本歴史学会賞
お問合せ
〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当)
Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp