Atsushi NIIDA
新井田 厚司
医科学研究所 講師

がんの進化を
シミュレーションによって
数理的に理解し治療に生かす。
シミュレーションによって
数理的に理解し治療に生かす。
がんは近年、がん原因遺伝子の分子レベルでの理解に基づいた様々な分子標的治療薬が開発されてきていますが、分子標的治療薬を投与しても一時的にがんが縮小しても、多くの場合時間が立つとがんは再増殖し再発に至ります。私はこの治療抵抗性を克服するためには、がん原因遺伝子の分子レベルの理解に加えて、がんの進化の数理的な理解が必要と考えています。現在、がん治療時系列のゲノムデータ解析に加えて、シミュレーションを合わせて行うことでがんの進化の数理的理解を深め、治療に生かすことを目標に研究を行っております。
- 研究テーマ
- 液体生検と数理モデリングによるがん分子標的治療の最適化
- 学歴(大学)
- 東京大学理学部生物化学科
- 学歴(博士課程)
- 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻
- 学位
- 博士(理学)
- 経歴
-
2007.4~ 東京大学分子細胞生物学研究所
学術研究支援員2007.11~ 東京大学分子細胞生物学研究所
研究拠点形成特任研究員2008.4~ 東京大学分子細胞生物学研究所
特任研究員2008.12~ 東京大学医科学研究所
附属ヒトゲノム解析センター 特任研究員2010.4~ 日本学術振興会 特別研究員(PD) 2011.9~ 東京大学医科学研究所
附属ヒトゲノム解析センター 特任助教2015.8~ 東京大学医科学研究所
附属ヒトゲノム解析センター 助教2016.4~ 東京大学医科学研究所
ヘルスインテリジェンスセンター 助教2017.4~ 東京大学医科学研究所
附属ヘルスインテリジェンスセンター
助教2019.6~ 現職
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp