Masafumi OIZUMI

大泉 匡史

総合文化研究科 准教授

大泉 匡史
脳活動の中の情報という
観点から
意識と脳とを
つなぐ数理を探求する
私達が日々生きている実感を得られるのは、私達の脳が意識、主観的な体験を生み出しているからです。ピアノの音色、バラの匂い、リンゴの甘酸っぱさ等々、様々な外界の刺激に対して脳の中では、神経細胞が電気的に活動し、その結果、主観的な体験が生まれています。外界の刺激と脳活動との関係に関しては多くのことが分かってきていますが、意識と脳活動との間にどのような関係があるかは現在もほとんど分かっていません。私は、脳活動の中にある情報が意識の本質と考え、意識と脳活動とをつなぐ数学的な関係性を明らかにする研究を行っています。
研究テーマ
意識の数理理論の創成
学歴(大学)
東京大学理学部物理学科
学歴(博士課程)
東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻
学位
博士(科学)
経歴
2010.10~ 日本学術振興会 特別研究員(PD)
2011.4~ 日本学術振興会 特別研究員(SPD)
2014.4~ 理化学研究所脳科学総合研究センター
基礎科学特別研究員
2017.3~ 株式会社アラヤ基礎研究グループ
マネージャー
2019.4~ 現職
お問合せ
〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当)
Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp