Soichiro YAMANAKA
山中 総一郎
理学系研究科 准教授

生殖細胞で育まれる
DNAの“かたち”から、
精子の質を予見する
DNAの“かたち”から、
精子の質を予見する
ゲノムは生命の設計図です。私達を形成する細胞には、およそ2メートルのゲノムが6マイクロメートルの空間に折りたたまれて収納されています。その折りたたみのパターンはランダムではなく、細胞ごとに全く同じ様式を取っており、さらに個体の発生に伴って変化します。私は胎児期の精巣を材料にして、ゲノムの空間的な配置に関して研究しています。その結果、生殖細胞ではゲノムが伸びたり、縮んだりとユニークに動くことがわかってきました。今後、上記の研究を推し進めて、ゲノムの伸縮が担う精子形成への役割を明らかにしていきます。
- 研究テーマ
- 精子幹細胞の質を担保するクロマチン基盤の解析
- 学歴(大学)
- 東京大学理学部生物化学科
- 学歴(博士課程)
- 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻
- 学位
- 博士(理学)
- 経歴
-
2010.6~ 東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 特任研究員 2010.9~ National Institutes of Health(米国) Visiting fellow 2013.3~ 慶應義塾大学医学部 助教 2017.6~ 慶應義塾大学医学部 専任講師 2019.4~ 現職
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp