Masanori NAGATOMO
長友 優典
薬学系研究科 講師

複雑な天然物を簡潔に
化学合成し、活性や機能を
自在に操りたい
化学合成し、活性や機能を
自在に操りたい
私が専門とする天然物合成化学は、自然界からの再入手が困難な天然有機化合物(天然物)を、有機合成化学的手法を駆使して化学合成する学問です。天然物は低分子医薬の原資であるため、天然物合成化学研究による十分量の天然物試料の供給は、稀少天然物群の未知の活性を明らかにします。また、様々な疾患の治療効果の調節や増強を図る多様な生物学的機能の研究が促進できます。私は創薬を志向した有機合成化学のさらなる先鋭化のために、三次元的に複雑な天然物の合成研究を通じた、天然物合成化学の深化(進化)に挑戦しています。
- 研究テーマ
- ラジカル合成戦略を基盤とした高酸化度生物活性天然物合成の単純化
- 学歴(大学)
- 東京理科大学理学部Ⅰ部応用化学科
- 学歴(博士課程)
- 東京大学大学院薬学系研究科統合薬学専攻
- 学位
- 博士(薬学)
- 経歴
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2012.4~ 東京大学大学院薬学研究科 特任助教 2014.4~ 東京大学大学院薬学研究科 助教 2018.11~ 現職 - 受賞歴等
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平成30年度日本薬学会奨励賞
Chemist Award BCA 2019
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp