Yutaro SAKAI
阪井 裕太郎
農学生命科学研究科 准教授
経済学を武器に
水産分野の変革を目指す
水産分野の変革を目指す
経済学の理論や分析手法を駆使して、水産分野の諸問題の解決を目指しています。現在特に力を入れているのは、鮮度表示による魚食離れの解決です。消費者が魚を食べなくなってきている理由には諸説あるのですが、私の仮説は「情報の非対称性」です。これは経済学の概念で、買手が売手ほど商品の品質に詳しくない状態では市場が縮小・消滅するというのが理論的な予測です。水産物において重要な品質と言えば鮮度ですが、消費者にはこれが中々判別できません。そこで、鮮度表示が消費者にどのように影響するかを様々な実験で検証しています。
- 研究テーマ
- 水産政策、漁業管理、及び水産物市場に関する経済学的研究
- 学歴(大学)
- 東京大学農学部国際開発農学専修
- 学歴(博士課程)
- カルガリー大学大学院経済学部(カナダ)
- 学位
- Ph.D(経済学)
- 経歴
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2018.1~ Arizona State University Post-doctoral Research Associate 2019.4~ 現職 - 受賞歴等
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2022 日本農学進歩賞 公益財団法人 農学会 2022 水産学奨励賞 公益社団法人 日本水産学会
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp