Masaaki MORITA
森田 雅明
地震研究所 助教

宇宙からの火山活動モニタリング 噴火のメカニズムへ迫る
火山活動が活発化する際には、火口周辺の地面の温度上昇や、火山ガス放出量の増加などの異常が見られることがあります。私は、このような異常を、人工衛星に搭載されたセンサーを使って、赤外線や紫外線というヒトの目には見えない光でモニタリングすることで、噴火のメカニズムを理解し、火山活動の活発化を予測する研究をしています。このような「宇宙の目」と合わせて、火口近くで火山ガスの成分を採取・分析する「化学の手」を用いて、噴火というダイナミックかつ危険な現象を理解するべく、日々研究を続けています。
- 研究テーマ
- 衛星リモートセンシングおよび地球化学的観測による火山活動の研究
- 学歴(大学)
- 東京大学理学部地球惑星物理学科
- 学歴(博士課程)
- 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
- 学位
- 博士(理学)
- 経歴
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2017.4~ 産業技術総合研究所地質調査総合センター 研究員 2022.4~ 現職 - 受賞歴等
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2023 Asia Oceania Geosciences Society Annual Meeting 招待講演 2020 産業技術総合研究所 理事長賞(特別貢献) 共同受賞
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp