Haruka TAKAGI
高木 悠花
大気海洋研究所 准教授

海の小さなプランクトンから地球と生命の進化を探求する
広い海を漂う小さなプランクトン,浮遊性有孔虫をご存知でしょうか.炭酸塩の殻をもつ単細胞生物です.化石として残ることから,古海洋環境復元に使われる有力なツールであり,かつ進化研究の格好の材料でもあります.私はこの生物を通じて,地球・海洋・生命およびそれらの相互作用の理解にアプローチしています.今の海でどのように生きているか,他生物とどのように関わり,共生し,進化し,また激変する地球環境にどのように応答していくか.化石から遺伝子まで幅広く広く扱いながら,地球科学と生物学の融合研究を展開していきます.
- 研究テーマ
- プランクトンを中心とした海洋生物の光共生生態,進化,環境との相互作用の理解
- 学歴(大学)
- 早稲田大学教育学部理学科
- 学歴(博士課程)
- 早稲田大学大学院創造理工学研究科地球・環境資源理工学専攻
- 学位
- 博士(理学)
- 経歴
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2016.4~ 東京大学大気海洋研究所 特任研究員 2017.4~ 日本学術振興会 特別研究員(PD) 2021.1~ 千葉大学大学院理学研究院地球科学研究部門 助教 2024.4~ 現職 - 受賞歴等
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2016 小野梓記念学術賞 2022 海洋学会岡田賞
- お問合せ
- 〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3番1号
東京大学 人事部(卓越研究員担当) - Email : UTokyo-Takuetsu.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp