NO.1427


募集

 国際本部AGS推進室
平成24年度東京大学AGS研究会研究課題の募集

 東京大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スイス連邦工科大学(ETH)、チャルマーズ工科大学によるAGS(Alliance for Global Sustainability)は地球環境の保全という制約条件下で持続的な発展を求めて現実的な方策等の提言を行う共同研究を推進している国際パートナーシップです。AGS活動を10年以上継続してきた現在、東京大学AGS研究会では、メンバー大学との連携と共に、アジアでの活動、取り分け中国、韓国、東南アジア諸国、インドなどとのサステイナビリティに関する研究・取り組みを引き続き強化し、これらの国を代表する大学・研究機関との連携を推進しています。

 東京大学AGS研究会では、今年度(平成24年度)もサステイナビリティに関する研究課題を募集いたします。皆様のご応募をお待ちしております。
 昨年度は東日本大地震を受けまして、Full Projectとして、「東日本を襲った大地震・津波からの復興を契機として、新しい社会像を目指す研究」を募集しましたが、本年度は従来の研究課題募集の主旨にもどりまして、アジアにおけるサステイナビリティに重点をおきながら、Full Projectについては、AGSの重点分野である水、食糧、エネルギー、都市の未来、モビリティ、リスクマネージメントなどの研究課題の他に、高齢化社会・持続可能性を支える文化の多様性や持続可能な社会とジェンダーの役割などの研究課題についても研究基金を配分いたします。
 一方、例年どおりAGSでは、特に若手研究者への支援を推進すべきと考えており、「奨励研究」(Seed Project)として若手研究者を対象として、「将来へ向けての新しいアイデアや新機軸の研究」を募集いたします。
 「Full Project」あるいは「奨励研究」にご興味がございましたら、研究課題のご提案をお願いいたします。特に、新しいアイデアに基づいた研究課題の提案をお待ちしております。また、これまで応募されていない方の応募も歓迎いたしますので、お心あたりの方にもご連絡頂ければ幸いです。

1.研究課題応募に際しての留意点
@ サステイナビリティに関する研究プロジェクトとして採択されることを目指す研究であること。
A Full Project は学際性、国際性、社会連携(注1)のいずれか一つ以上を満たすものであること。
B 研究課題用の応募用紙を用いること。
C Full Project研究は一件当たり年間100万円以内で3件程度、奨励研究は一件当たり40万円以内で20件程度の研究助成基金を配分する予定です。
D 研究助成金については、今年度は主に運営費交付金での配布となりますが、一部(あるいは全て)を委任経理金でお渡しする場合もあります。
E 研究代表者は本学教員・研究員で、主たる研究場所が本学であることが必須となります。特任研究員、客員研究員などの方は、研究課題のご準備に入る前にAGS 推進室までご相談、ご確認ください。来年3月に退職される教員の方は研究代表者となられることをご遠慮ください。
F奨励研究は「若手研究者」が代表となりますが、「若手研究者」とは原則として40代前半までの教員・研究者とさせていただきます。
G 採択されました研究課題の研究代表者の方には以下の義務を負っていただきます。いずれもその時期になりましたらお願いの連絡をいたします。
・平成25年12月ごろに開催する中間報告会での口頭発表(15分間程度)
・平成26年6月ごろまでに5〜6ページの報告書提出
・会計報告

(注1)社会連携:技術や制度の社会における実践・普及を念頭に置き研究プロジェクトにおいて社会の様々な関係者と連携すること。

2.応募ご希望の方は応募用紙をお送りいたしますので下記まで連絡をください。
3.応募用紙にご記入の上、8月6日(月)までにe-mailでご提出をお願いいたします。

応募用紙依頼・課題申請書の提出・問合せ先
 浅尾 修一郎(あさお しゅういちろう)
 AGS推進室
 内線:21548
 E-mail:asao@ir3s.u-tokyo.ac.jp

お知らせ

 大学院総合文化研究科・教養学部
「教養学部報」第549(7月4日)号の発行
―教員による、学生のための学内新聞―

 「教養学部報」は、教養学部の正門傍、掲示板前、学際交流棟ロビー、15号館ロビー、図書館ロビー、生協書籍部、駒場保健センターで無料配布しています。バックナンバーもあります。
 第549号の内容は以下のとおりとなっていますので、ぜひご覧ください。

齋藤慈子:イクメンザル、コモンマーモセットの子育て
梶谷真司:日独共同大学院とシンポジウム「ポスト3.11の日独市民社会」
今橋映子:文学・芸術と「百年の計」―全学ゼミナールの現場から
古荘真敬:回帰する問いのアクチュアリティー
瀬川浩司:再生可能エネルギーの利用拡大に向けた次世代太陽光発電システムの開発
三ツ井崇:自己流「韓国朝鮮文化論」―「丸かじり」の醍醐味
舘知 宏 :コンピュテーショナル・オリガミとパーソナル・デザイン
齋藤希史:コマメシ──駒場の飲食店案内
角和善隆:駒場博物館 特別展「石の世界――地球・人類・科学」について
小林康一:〈時に沿って〉大人と子供と研究者

ラテンアメリカ音楽演奏入門成果発表コンサートのお知らせ
学部報委員会:学部報委員交替のお知らせ

 本部情報基盤課
「経済学・経営学系のためのはじめての論文・企業情報の探し方」など
“情報探索ガイダンス”各種コース実施のお知らせ

 講習会に参加して、文献の探し方の基本をマスターしましょう!
 情報基盤課学術情報チームでは、定期的に、“情報探索ガイダンス”各種コースを実施しています。
 実際にパソコンを操作しながら実習するので、わかりやすいと大変好評です。
 8月は、「経済学・経営学系のためのはじめての論文・企業情報の探し方」、「RefWorks を使うには?」コースを実施します。
 本学にご所属であれば、学生・教職員を問わず、どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

※学外からの利用方法はどちらのコースでも説明します。

上記の他に、研究補助担当教職員を主対象とする講習会も実施します。
(参照:学内広報No.1426の記事・P33「『秘書さんのためのはじめての論文の探し方』講習会実施のお知らせ」)



■8/8(水)15:00〜16:00
【経済学・経営学系のためのはじめての論文・企業情報の探し方】
 初心者向け。もちろん経済学部以外の方も歓迎です。
 経済学・経営学・ビジネス研究分野の英語文献データベース「Business Source Complete(EBSCOhost)」と、有価証券報告書を全文検索・閲覧できる国内企業情報データベース「eol」の基本的な検索方法を実習します。

■8/30(木)15:00〜16:00
【RefWorksを使うには?】
 データベースの検索結果等を取り込んで整理し、参考文献リストを自動作成。文献管理ツールはそんな機能を持つ便利なツールです。
 これから使ってみようという方向けに、Web版の文献管理ツール「RefWorks」の使い方を説明します。
 代表的なデータベースからのデータの取り込み方と、参考文献リストの自動作成方法を実習します。
●会場:
【本郷】総合図書館1階講習会コーナー定員17名
(ECCS無線LAN設定済みのノートPC持込OK)
●参加費:無料
●予約不要

★授業・ゼミ・学生グループなどを対象にオーダーメイドで講習します!
 論文の探し方の出張講習・オーダーメイド講習を随時受付中です(無料)。授業やゼミの内容に合わせて講習いたします。会場のことなど、ご相談に応じます。まずはお気軽にお問い合わせください。どのキャンパスでも、学生だけのグループでもOKです。
 過去の実施例は以下のURLでご覧いただけます。(http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/shuccho.html

★Litetopiメールマガジン発信中!
 本学所属の方を対象に、データベースのニュースや講習会のご案内などをお届けします。配信ご希望の方は、下記アドレスまでメールでご連絡ください。(無料)



お問い合わせ:

学術情報リテラシー係 03-5841-2649(内線:22649)
literacy*lib.u-tokyo.ac.jp
(*は@に置き換えて送信してください。)
http://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/training.html
(ツイッター http://twitter.com/gacos_todai



 本部広報課
広報センター夏季臨時休館のお知らせ

 本学広報センター(龍岡門横)は、下記のとおり臨時休館させていただきます。

8月10日(金)〜8月16日(木)

 本学広報センターに関する情報は、以下のURLをご参照ください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/public02_j.html

【東京大学ホームページ】→【右列の『広報・情報公開』をクリック】→【『広報センター』をクリック】
★なお、閲覧可能な刊行物や配布物がありましたら、随時ご提供いただきたくお願い申し上げます。

 東洋文化研究所
写真展示「地階からの風景F++」開催のお知らせ

 東洋文化研究所の1階には、テーブルとイスでくつろげる玄関ホールがあり、多くの人が利用しています。
 このたび、6月29日(金)よりさらに来館者がゆっくり落ち着けるように写真の展示を始めました。
 本研究所ではアジアに関する研究が行われており、古い文献や貴重な資料が取り扱われています。所内にはそれらの資料を写真などに加工して保存するために画像技術室が設置されています。
 この展示は画像技術室所属の野久保雅嗣技術専門職員が東洋文化研究所の英文ホームページ用の素材として2年ほど本郷地区を撮影したものの一部を取り上げたものです。
 写真技術を学んだ学生以来の風景写真の撮影ということもあって、何を撮っていいものか戸惑ったようですが、「地階から」という表題は画像技術室が地下にあり、普段仕事をしている自分が地下から景色を見つめてみたところから来た、ということです。
 広い大学の一部を鮮やかに切り取った作品が並んでいますので、ぜひご覧ください。

会場:東洋文化研究所1階・玄関ホール
開館時間:8:30〜18:00
会期:6月29日(金)〜8月31日(金)



 大学院理学系研究科・理学部
第76回小石川植物園市民セミナーのご案内

 小石川植物園後援会と大学院理学系研究科生物科学専攻の共催により、第76回小石川植物園市民セミナーが下記の通り開かれます。今回は、大学院理学系研究科の阿部光知准教授による、環境に応答した花芽形成のメカニズムについての講演です。植物は毎年決まった時期に花を咲かせますが、それは植物が環境からの情報を利用して花芽形成のタイミングを調整する巧妙な仕組みを備えているからにほかなりません。この仕組みの詳細については最近急速に解明が進み、長年謎であった花成ホルモン(フロリゲン)もついに正体が突き止められました。本セミナーはこうした最新の研究成果に触れる絶好の機会です。本学関係者に限らず、どなたでも参加できます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、是非ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。

講師:阿部 光知(大学院理学系研究科)
演題:「植物が決まった季節に花を咲かせる仕組み」
日時:9月1日(土)14時〜16時
場所:本郷キャンパス内 理学部2号館 4階大講堂
参加費:無料
参加申込:今回は事前のお申し込みは不要です。
問い合わせ先:理学系研究科附属植物園 杉山宗隆准教授(03-3814-0368)

 空間情報科学研究センター
CSIS DAYS 2012「全国共同利用研究発表大会」での発表へのお誘い

 空間情報科学研究センター(CSIS)では、11月2日(金)〜3日(土)に年次研究発表大会 CSIS DAYS 2012 を開催いたします。一般公募による研究発表と、CSISと共同研究を進めている研究者の方々による発表が行われます。空間情報科学に関する研究の成果を広く知っていただき、産官学の連携を促進する研究交流の活発な場に発展することを期待しております。
 CSIS DAYS は、空間情報科学に関する最新の学術研究動向を多くの参加者と共有できる点で非常に有意義であり、またオフラインでの研究者・実務家をつなぐネットワークを作る場としても機能してきました。
 年次研究発表大会 CSIS DAYS 2012 は、4回のポスターセッション(各45分間)を基本としますが、各セッションの最初にポスター発表者全員がそれぞれ5分間で口頭発表いたします。発表にご興味がある方は、CSIS DAYS 2012 のウェブサイトをご覧のうえ、是非ご検討ください。

http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/csisdays2012/
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/csisdays2012/guideline.html

 また、去年の発表内容は以下から閲覧可能です。
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/csisdays2011/program.html

 研究アブストラクト(A4版1ページ)の【投稿締め切りは9月7日(金)】となっております。優れた発表に対し、優秀研究発表賞を授与しております。皆様からの積極的な発表申し込みをお待ちしております。

【問い合わせ・原稿投稿先】
CSIS DAYS 2012 研究アブストラクト編集事務局
days12submission@csis.u-tokyo.ac.jp

 創薬オープンイノベーションセンター
「化合物スクリーニング講習会」参加者募集中。
スクリーニングを始めるにあたって―アッセイ系構築からHit to Lead まで―

 ご自身の研究に役立つ新規活性化合物発見や創薬を最終的な目標に化合物スクリーニングを行ってみようかと考えている方々を対象にどのようなことに注意してスクリーニング研究開始に向けて検討や準備をすればよいかについて、我が国最大規模の公的化合物ライブラリーから化合物サンプルを提供し、アッセイ系構築等の支援を行っている当センターの講師がわかりやすく紹介します。また、希望者はセミナー終了後施設見学可能です。
 化合物スクリーニング及び当センターにご興味のある方はどなたでも、お申込みの上、ご参加下さい。

日時:第1回9/7(金)13:30〜(申込締切8/31)、第2回10/2(火)13:30〜(申込締切9/25)
会場:薬学部本館
参加費:無料
定員:各回30名(先着順)
申込:当センターホームページを参照してください。
http://www.ocdd.u-tokyo.ac.jp/



 保健・健康推進本部
各地区保健センター夏季の診療日程について

 7月23日(月)〜8月27日(月)の期間は、下表のとおり業務を行います。なお、夏季休業日は、全業務休止となります。
※診療日程はやむを得ず変更となる場合がありますので、ご利用の際には各地区保健センターWebサイトや掲示等で確認されるようお願いします。