特別フォーラム「世界で学ぶ、働く、生きる」

【場所】安田講堂(予約不要)
【時間】12:30〜15:00

二十一世紀の今、情報通信技術の革命的な進歩、知的交流の飛躍的増大、通商産業構造の変革に伴い、国際環境は日本に一層のボーダーレス化を迫ります。「国際化」の影響は日常生活まで影響し、私たちの関心を世界に向けざるを得ない時代です。世界を舞台に活躍する東京大学卒業生の方に、国際社会の実情と今後の日本の役割に就いて熱く語っていただきます。

どなたでもご参加できますので、是非、お越しください!!(入場無料、事前申込不要)

【特別フォーラム】
12:30〜12:40
濱田 純一総長挨拶
12:40〜12:50
赤門学友会代表(佐々木 元 NEC特別顧問)挨拶
13:00〜13:30
キーノートスピーチ 浜田 宏一 Yale大学教授
13:40〜15:00
パネルディスカッション
赤地 葉子 世界エイズ・結核・マラリア対策基金 テクニカルオフィサー
土井 香苗 ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表
野口 聡一 独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙飛行士
水越 豊 ボストンコンサルティンググループ(BCG)日本代表

Keynote Speaker

写真:浜田 宏一氏

浜田 宏一氏(1958年法学部卒業、1960年経済学部卒業)

イェール大学経済学部教授
東京大学経済学部教授を経て、1986年からイェール大学経済学部教授。 経済企画庁経済研究所客員研究官、国民生活審議会メンバー、経済審議会メンバー、IMF・ESAF(拡大構造調整ファシリティー)評価官、WTO 総長諮問委員などを歴任。元理論計量経済学会(日本経済学会)会長、前「法と経済学会」(初代)会長。

Panelist

写真:赤地 葉子氏

赤地 葉子氏 (2001年 薬学部 卒業)

世界エイズ・結核・マラリア対策基金 テクニカルオフィサー
ハーバード大学公衆衛生大学院 博士課程卒 (2007年)(国際保健) 学部卒業後、ベトナムにて子供の栄養改善に携わり、その経験を機に国際保健を志す。米国財団、日本のNGO等でインターンを経て大学院へ進学。修士課程では医薬品アクセスと製薬協政策、博士課程では数量的分析を用いて幼少時の保健・栄養環境の成人への影響を研究。また、カンボジア・タイにて抗マラリア剤、南アフリカにて、HIV検査関連の実地体験を積む。国連児童基金(UNICEF)イノチェンティ研究所及び世界保健機構(WHO)勤務、2009年より現職。

写真:土井 香苗氏

土井 香苗氏 (1998年 法学部 卒業)

弁護士 ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表
2000年から弁護士。普段の業務の傍ら、日本にいる難民の法的支援や難民認定法の改正のロビーイングやキャンペーンにかかわる。 2006年6月米国ニューヨーク大学ロースクール修士課程終了(国際法)。2007年、米国ニューヨーク州弁護士。2006年から、国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチのニューヨーク本部のフェロー。2007年から日本駐在員。2008年9月から日本代表として活躍。

写真:野口 聡一氏

野口 聡一氏 (1991年 大学院工学系研究科修士課程 修了)

1991年石川島播磨重工業(株)(現IHI)に入社。
1996年5月NASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA(現JAXA)入社。
2005年7月、コロンビア号の爆発事故後初のシャトル打ち上げに搭乗。国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動を行った。2009年12月〜2010年6月日本人初のソユーズ宇宙船フライトエンジニアとして、ソユーズ宇宙船に搭乗し、2005年のミッションを含めた宇宙滞在期間は177日3時間5分となり、日本人最長の記録であり、宇宙飛行士として活躍。

写真:水越 豊氏

水越 豊氏 (1979年 経済学部 卒業)

ボストンコンサルティンググループ日本代表
1980年新日本製鉄入社。1988年スタンフォード大学MBA取得。1990年ボストン コンサルティング グループ入社。2004年シニア・ヴァイス・プレジデント就任。2005年1月日本代表就任。 通信、ハイテク、医薬、金融、情報システム、エンターテイメントなどの幅広い業界に対し、戦略面/組織面を中心に、数多くの企業変革プロジェクトを手掛けている。