【Campus Voice】第一回 UTokyo Woman’s Zoom Café

スライドトップ
東京大学は、ジェンダーをはじめ、国籍や年齢など、ダイバーシティを尊重する大学として、さまざまなイベントを行っています。その試みの一つとして「UTokyo Woman’s Zoom Café」が企画され、五神総長が、学部一年生の女子学生たちとのカフェに参加しました。和気あいあいと話が弾んだイベントの様子を、学生ライターの奥村さんに取材してもらいました。

東京大学では、「ダイバーシティ」をテーマに、今後も多くのイベントを企画中です。
 

第一回 UTokyo Woman’s Zoom Café

「仲間」。リアルでもオンラインでも、夢や身近なことを話し合ったり、時にはお互いに切磋琢磨できる仲間を作りましょう。「第一回 UTokyo Woman’s Zoom Café」は、ゲストとして東京大学五神真総長、白波瀬佐和子理事、佐藤薫教授、林香里教授が参加してくださり、初オンライン交流会として6月10日に開催されました。

2020.6.10
リポート/学生ライター
奥村 有紗(大学院理学系研究科博士課程1年)

五神総長から女子学生へのメッセージ

今回は31名の学部1年女子学生が集まり、文理の割合はおよそ半分ずつでバランスの良いメンバー構成となりました。まず最初にゲストの五神総長のメッセージから、会は幕を開けました。総長の登場に学生一同緊張してしまいましたが、総長の学生時代の様子や進学選択のエピソードをお話しくださいました。東京大学の大先輩として新入生を思いやるお話に身近さを感じ、次第に場が和やかになっていきました。また、「現在は新型コロナウイルスの影響で、巣篭もり生活はストレスがたまると思いますが頑張りましょう。」と今のコロナ禍への現状や学生の外出自粛生活についても気遣われました。大学の風物詩である五月祭などが見送られる中、縦横の繋がりを少しでも、という今回のUTokyo Woman’s Zoom Café、それぞれの先生方の温かい気配りを感じることができました。
  • 入学当初のお話やサークル活動など、自身の学生時代の話をする五神総長。

グループディスカッション

会は、学部生と3名のTA、先生方、スタッフの方々はランダムに4班に分かれ、「東京大学に期待することや近況」をテーマにグループトークが行われました。前期教養課程教養学部1年生の皆さんが話し合いの主体となって、日頃感じていることやこれから挑戦したいことなどを和気藹々と語り合いました。東京大学に入学する女子学生の数は全学で2割程度、最高学府にチャレンジする学生の志の高さが窺えます。更に、女性研究者として活躍されている先生方に未来の目標や憧れを感じつつ、興味のある内容を次々と質問する姿がありました。
 
グループディスカッションの雰囲気は、4班4色。それぞれ話し合う内容も異なりました。東京大学にて今年度初の試みである「オンライン授業」が話題となったグループでは、「オンライン授業は、対面授業よりも質問の時間やタイミングを取りやすく、チャット機能などが便利。」「オンライン授業は個々の画面の前での受講となるので、集中力や学習進捗度は自己責任に頼る部分が大きくなる。」等の体験談やコメントが飛び交い、オンラインツール活用の今後の展開について充実した意見交換ができたようです。また、「学部1年生として東京大学に入学して思うこと」を自由に話し合うことができたグループでは、「色々勉強できる前期課程教養学部の中で、専門にしたいことを決めていきたい。」「今交流ができないことは残念だが、刺激を受けてやっていきたい。」「何かに本気な人に会いたい。」「積極的に人と関わりたい。」といった、様々な分野で東京大学の智に触れられる授業や機会に対し、希望に胸を膨らませる言葉があがりました。更に、「東京大学に期待すること」をテーマとしていたグループでは、「ITC-LMSやオンライン授業等サポートが厚いためオンライン上の学ぶ環境がとても良く、ネットワーク環境などトラブルがあってもすぐに直るなど先生方が良くととのえてくれる。」「オンライン交流は、クラス内でも行われるので、その中で行われる会話を楽しんでいる。」という意見もありましたが個々人の生活リズム・生活習慣が異なるため、クラス内でもオンラインの交流グループが分かれてしまうこともあるという改善点も見られました。
 
授業にサークルにバイトにと新しい生活に慣れようと一生懸命な姿は、過去の東京大学の先輩が、そして日本中の大学生が過ごしてきた道でもありますが、特に今年は、人間としての生き方や自然との関わり方、国際社会への視点を考える重要な年となったと感じます。それぞれの個性に合わせてどんな探求にも応えることができる大学、それが東京大学の真髄でもあると思われ、これからの大学生活の中で大いに奮闘して大切なものを得る機会としてほしいと感じました。
 
とても和気藹々とした雰囲気で時間が経つのも早く、もっと話したいと、今回の企画の継続を望む声も多数ありました。
最後に五神総長より、かけがえのない大学生活を思い切り好きなことに打ち込んで過ごすことの大切さへのメッセージをいただきました。
UTokyo Woman’s Zoom Caféは今後もレギュラーに企画されていく予定です。
今回参加された方も、新たに興味を持たれた方も、是非UTokyo Woman’s Zoom Caféにお越しください!