The University of Tokyo Fellowship
本制度は、大学院における特に優秀な私費外国人留学生に対し研究奨励費を支給することにより、学位取得を目的とした本学での学修・研究への取組を支援するとともに、特に優秀な留学生の受入を促進することを目的として、平成16年度に設立されました。
受給者には、月額20万円の研究奨励費が入学課程の標準修業年限まで(研究生は最大1年間)支給されます。
令和4(2022)年度は、新たに32名が受給者として採用され、のべ127名の大学院学生に対し奨励費が支給されました。
また、令和5(2023)年3月時点で設立以来合計836名が受給者として採用されました。
東京大学外国人留学生特別奨学制度実施要項(2023.3改正)
東京大学外国人留学生特別奨学制度(東京大学フェローシップ)2023年度募集要項
この奨励費の募集は、所属する研究科の担当窓口を通じて行われます。応募方法の詳細は、所属する研究科の担当窓口へおたずねください。
本基金の設立にご尽力いただいた傅徳林氏は、中国の明の時代にまで遡る傅一族のご出身の篤志家であり、永く個人的に日中の留学生を支援して来られました。本学大学院に入学する留学生への支援にもご関心を寄せられ、平成29(2017)年から経済的にご支援いただいております。本奨学基金は、外国人留学生特別奨学制度(東大フェローシップ)のもとで実施され、中国籍の留学生の支援に充てられます。
寄附者である古賀信介氏は、本学経済学部をご卒業後、主に金融機関でグローバルな活躍をされました。米国マサチューセッツ工科大学経営大学院に留学(MBA)されたご経験から、米国・英国から本学大学院への留学支援にご関心があり、平成28(2016)年から古賀信介奨学基金として経済的にご支援いただいております。本奨学基金は、外国人留学生特別奨学制度(東大フェローシップ)のもとで実施され、米国・英国籍の留学生の支援に充てられます。