講演レポート

インド工科大学マドラス校（以下IITM）Mahesh PANCHAGNULA教授から「Indo-Japan Education partnership: IIT Madras experience」と題した講演が行われた。日印学術交流でのIITMが果たす役割について紹介があった。IITMには、同校OBや企業で2010年からResearch Parkという様々な産業分野の研究を行う広大な施設がある。学生はイノベーションの創造にかかわることができ、社会と連携した研究を行うことで、社会貢献にもつながっている。海外の大学との連携は、研究交流から共同学位プログラムまで様々な分野で実施しており、インド政府のプログラム（GIAN、VAJRA、SPARC、VIF等）も活用して国際交流を促進している。ドイツや米国からの留学生が多く在籍しているものの日本の大学との交流も活発で、本Platform Programにより、一層活発化することが期待され、特に長岡技術科学大学とのインターンシップ交流プログラムのような、大学と企業の両方で3ヶ月ずつインターンシップを行い、産業界からの資金援助もうけるような交流モデルを推進していきたいと締めくくった。