男女共同参画室専任メンバーについて

東京大学は、UTokyo Compassおよびダイバーシティ&インクルージョン(D&I)宣言により、D&Iを重視する姿勢を明らかにしています。男女共同参画室はこれまで兼任の教職員により運営してきましたが、本年度から専門的な知識やダイバーシティ推進の経験を持つ専任メンバーとして、小川真理子特任准教授・中野円佳特任研究員・安東明珠花特任研究員の3人を迎え、一層のD&I推進に取り組んでまいります。

2022年8月 男女共同参画室長 吉江 尚子

専任メンバー

​小川 真理子 男女共同参画室副室長・大学院情報学環 特任准教授(2022年4月1日着任)

専門は、社会学、ジェンダー研究。博士(社会科学)。専門社会調査士。カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒業。企業勤務後、英語通訳・法廷通訳に従事しながらお茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員、九州大学准教授、東北大学准教授を経て現職。著書にJapanese Women in Leadership (共著)、『ドメスティック・バイオレンスと民間シェルター』(単著)など。日本女性学習財団賞奨励賞受賞(2013)、平塚らいてう賞(奨励)受賞(2015)。

中野 円佳 男女共同参画室 特任研究員(2022年4月16日着任)

2007年東京大学教育学部卒、日本経済新聞社入社。2012年立命館大学大学院先端総合学術研究科入学、14年に修士号(学術)取得。2015年から東京大学大学院教育学研究科博士課程、ジャーナリストとして女性活躍や子育て政策について発信。著書に『「育休世代」のジレンマ』『なぜ共働きも専業もしんどいのか』など。2021年PEPジャーナリズム大賞特別賞受賞、2022年調査報道大賞デジタル部門優秀賞。

安東 明珠花 男女共同参画室 特任研究員(2022年7月1日着任)

2014年国際基督教大学教養学部卒業。2017年東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻にて修士号取得。現在、同研究科専攻博士課程在籍。都内の中学・高校で英語教員としての勤務経験あり。聞こえない親を持つ聞こえる子ども(コーダ)であり、一児の母である。専門分野は社会言語学で、主にバイリンガリズム(マルチリンガリズムや言語使用も含む)やアイデンティティ、マイノリティをテーマに研究をしている。