東京大学の日本語教育の概要

日本語教育プログラム

概要

東京大学には、いくつかの学部・研究科や専攻に置かれている日本語教室と、全学向けの「グローバル教育センター日本語教育部門(日本語教育センター)」という2つのタイプの組織があり、各所で学生のニーズに合わせた多様な日本語教育が展開されています。

全学組織であるグローバル教育センター日本語教育部門(日本語教育センター)においては、受講者の所属部局を問わず、幅広い学生等に日本語教育を提供しています。

本郷キャンパスでは、工学系研究科、人文社会系研究科、あるいは薬学系研究科等で、その研究科や専攻に所属する留学生を主な対象として、それぞれの専門領域のニーズを考慮した日本語教育が行われています。

駒場Iキャンパスでは、①PEAK(専門を主に英語で学ぶ正規課程プログラム)、②KOMSTEP (総合文化研究科・教養学部交換留学)とUSTEP(全学交換留学)、③前期課程日本語(専門を主に日本語で学ぶ正規課程生の基礎(外国語)科目)、④補講(単位取得のできないコース)の日本語科目が提供されており、駒場Ⅱキャンパスでは、「駒場リサーチキャンパス日本語教室」で日本語コースを開講しています。

柏キャンパスでは、新領域創成科学研究科国際交流室の日本語教室で日本語授業を提供しています。

対象者は、コースによって異なります。留学生のみを対象とするコースや、外国人研究者や配偶者を受け入れているコースなどがあります。また留学生に関しては、学部学生、大学院学生、研究生、交換留学生など様々なカテゴリがありますが、留学生全般を広く受け入れている場合や、カテゴリ別に対象者を限定している場合もあります。

コース内容は、主に総合型と技術・テーマ別があり、初級から超級までのレベルを幅広くカバーしています。また学期を通じて開講しているコースから、期間限定(数日間)の短期コースまであります。

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短期プログラム

東京大学では日本語学習のみを目的とした短期プログラムはありませんが、短期プログラムの中には、オプションとして日本語授業を受講できるものもあります。詳しくは短期プログラム一覧をご覧下さい。