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第58回

教養教育の現場から リベラル・アーツの風

創立以来、東京大学が全学をあげて推進してきたリベラル・アーツ教育。その実践を担う現場では、いま、次々に新しい取組みが始まっています。この隔月連載のコラムでは、本学の構成員に知っておいてほしい教養教育の最前線の姿を、現場にいる推進者の皆さんへの取材でお届けします。

前期教養教育の一環としてのD&I授業

/講義科目「人種とジェンダー」「フェミニズム科学論」

D&I部門
准教授 福永玄弥
特任講師 飯田麻結
福永玄弥飯田麻結

福永 4月発足の当部門の任務はKOSS※1の運営と前期課程のD&I関連授業の提供で、後者を担うのが私たちです。部門長の清水晶子先生の下で活動しています。

飯田 初年度は講義科目と自由演習科目の計12科目を展開しています。講義科目で基礎的な知識を学び、より専門的な関連事項に関して、ゼミ形式でディスカッションを行いたい学生には自由演習科目を、という設計です。

福永 私を含めてジェンダー・セクシュアリティ分野の研究者が多いですが、障害学や他のマイノリティや差別・権力の問題も関連づけながら学んでもらいます。

フェミニズムから科学を読み解く

飯田 私の授業※2はフェミニズムと科学論を関連づけて考えるものです。女性科学者がいかに知の生産に携わってきたか、フェミニズムの視座からの「客観性」概念の問い直しや、エイズ危機に見られるような感染と他者化をめぐるメタファーの問題、科学の「怪物性」など、幅広いトピックを論じます。AI、生殖技術、人新世といった日頃見聞きする話題について、科学とジェンダー・セクシュアリティの関わりから学生が自分で問いを立てる契機にしてほしいと思っています。

福永 私の授業※3では、人種差別と性差別という二つの権力を繋げて考えます。東アジアの歴史的文脈の中で両者はどんな問題を起こしてきたのか。一つの重要な事例として「慰安婦」問題を扱います。多くの学生が偏った知識を持ち、問題自体を否定するような情報を取り込んでいます。歴史学の知見を説明しても週刊誌の記事を根拠に嘘だと主張する。こうした状況がなぜ当たり前になったのかを考える上では、性差別だけ見ても足りません。植民地主義と性差別が交差する権力の下で「慰安婦」制度が作られた歴史があり、その複雑な状況を単純化せず複雑なまま理解する視点を持ってほしいのです。当初、受講者は多くて100人程度かと予想していましたが、結果は約300人。D&I授業のニーズは高いと実感しました。

飯田 私の授業も当初は30人程度と予想しましたが、約100人が受講しています。将来の専門分野とは違うけれど重要と感じるテーマを前期課程の時点で学んでおこうという思いがあるのかもしれません。

福永 他大でジェンダーの授業を行うと女性の受講者が多いですが、東大の授業では男性が7割ほど。フェミニズムに対して挑発的な人も一定数いて、そういう学生とどう向き合うかは難題です。挑発はマイノリティの学生にも向かってしまうため、教員がある程度強く言わないと安全が担保できません。でも強く言いすぎるのも問題で、その塩梅がとても難しい。東大ならではの状況と言えると思います。

「割合的にはどれくらいですか?」

飯田 だからこそD&Iの授業を行う意義があるのだとは言えるかもしれません。

福永 男子が多数の大学で女子学生が困っている事例を紹介すると、毎回出る質問が「それって割合的にはどれくらいですか?」です。少数派の困難に目を向ける意義を認めず、マイノリティの主張を根底から覆そうとする。これほどひどいとは思いませんでしたが、授業を続けることがD&Iに繋がると信じて教えていきます。

飯田 ここまで授業を進めてきて、学生の葛藤の過程が少し見えてきたのは収穫です。私たちの授業が今後の大学生活に重要となるクリティカル・シンキングの実践に繋がることを期待しています。

ドアの左右にある長押に画鋲で虹色の旗を留めてあり、その横の緑色のボードに「教養教育高度化機構 D&I部門」の紙が貼られている様子
①駒場101号館のD&I部門室は6色のレインボーフラッグが目印。
「教養としてのDiversity & Inclusion」と書かれたポスター
②4月16日に行われたD&I授業立ち上げ記念シンポジウムポスター。
「東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 D&I部門」のWebサイトのQRコード 「東京大学教養学部附属教養教育高度化機構 D&I部門」のWebサイトのキャプチャー画面
③部門のホームページはこちら→ https://www.utdandi.org

※2

「フェミニズム科学論」の内容(予定)
テーマ:「フェミニズムと科学的言説の接続」
イントロダクション
科学史における女性
科学革命と科学のパラダイム
「ジェンダー化」される科学
「怪物」の表象と科学知・SF
科学とメタファー:エイズ危機と「感染」の政治
客観性とは何か?:スタンドポイント理論から「状況に置かれた知」へ
ダナ・ハラウェイ再考
〈教材視聴〉Donna Haraway: Storytelling for Earthly Survival
デジタル・テクノロジーとフェミニズム:エンボディメント概念
フェミニズムと量子力学?:物質性をめぐる問い
人新世とフェミニズム
科学の亡霊とデジタル・アーカイヴ

※3

「人種とジェンダー」の内容
テーマ:「脱植民地主義と性の政治」
イントロダクション
ネーション、エスニシティ、ナショナリズム
〈人種〉の構築とレイシズム
近代社会と性政治
帝国主義・植民地主義(1)
帝国主義・植民地主義(2)
「買春する帝国」の誕生
「慰安婦」問題(1)映画鑑賞
「慰安婦」問題(2)日本軍性奴隷制度とは何か
「慰安婦」問題(3)「慰安婦」問題と右派のバックラッシュ
歴史否定論/歴史修正主義を批判する
フェミニズムとインターセクショナリティ
脱帝国主義あるいは東アジアの〈和解〉のために

※1 駒場キャンパスSaferSpace(本誌1560号参照)

教養教育高度化機構(内線:44247)KOMEX

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いちょうの部屋 学内マスコット放談第14回

カモシカくん
今回のゲスト カモシカくん 秩父演習林マスコット
ウシと同じく角は生え替わらず。好奇心旺盛で、人と出くわすと凝視しがち。「10万円の寄付で記念樹に銘板が設置できる「東京大学の森」育成資金をよろしくです!」

いちょうくん シカなの? ウシなの? それともカモ?

カモシカくん 国の特別天然記念物で、正式にはニホンカモシカです。ウシの仲間ですが、かなり敏捷で崖や岩場も得意ですよ。2002年にニュースレター「かもしかだより」を出す際、当時の石橋整司林長りんちょうの発案を機に、絵が得意なご家族の手で生み出されたんです。

 スラッとした美脚を「カモシカのような脚」とか言うけど、キミの脚は結構がっしりしてるよね?

 その昔、脚が細長いインパラやガゼルなどを総称するレイヨウ(羚羊)との混同があったみたいです。

 いい迷惑だね。過去、どんな活動をしてきたの?

 2006年発行の冊子では表紙を飾りましたね。木の直径を測る輪尺を手に、伐倒を告げる笛を下げ、「安全第一」の幟も抱える晴れ姿でした。演習林全体の広報誌にも出たし、「影森かげもり祭」の広報係も務めましたよ。2005年から14回開催した市民参加イベントで、演習林で間伐した竹で門松を作ったり、端材で干支の動物を作ったり、影森苗畑産そば粉を使ったそばがきや地元のイノシシを使ったしし汁を振る舞ったり。

 楽しそう! ポストコロナで復活してほしいな~。

 その影森祭も含め、演習林の活動で不可欠なのが、2004年発足のボランティア組織「しおじの会」です。

 塩爺? ごま塩頭のじいさんの会?

 いえ、しおじは秩父を代表する木です。ガイドツアー、作業道やモノレールの路線巡視など、幅広い活動で演習林を支えるのが会の皆さん(約25名)です。

「コーエイモノレール」と書かれた土木用のモノレールに乗る人
ぐいぐい登るモノレール!

 なんと、モノレールもあるの!? 人も乗れーる?

 もちろん。3路線あって、一番長いバケモノ沢モノレールは終点まで約45分です。始点と終点の標高差は500m。秩父の森は急峻で、林道より軌道を整備する方が環境にも優しいんです。標高差の大きさが多様な植生を育み、たとえばカエデは日本の在来種28種中20種も確認されています。演習林のワサビ沢展示室では、その全種類の写真や標本を紹介していますよ。

コケや落ち葉がある岩にいるニホンカモシカ
林内で目撃されたニホンカモシカ(仔)

ツキノワグマやイタチなど秩父にいる哺乳類の剝製標本もあり、中には平将門伝説で知られる大血川で餓死したらしいボクの仲間の剝製も……。

 カモシカくんは長生きして!

『科学の森たんけん7 森の身体測定』(秩父演習林広報委員会、定価300円)

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#We Change Now

第2回
男女共同参画室通信

#WeChange@総合・駒場図書館

今回のコラムでは「UTokyo 男女⁺協働改革#WeChange」の図書館展示とGENKI BOOKSについて紹介します。

#WeChangeについてより多くのみなさんに知っていただくために、総合図書館3階“Shelf of Wonder”のコーナーで展示を行っています(~8月中旬予定)。#WeChangeだけではなく、総合図書館所蔵のジェンダー関連の図書や、男女共同参画室専任教員と2023年度学術フロンティア講義「ジェンダーを考える」をご担当いただいた先生方の著書、東京大学の男女共同参画関連の資料やデータ、内閣府の男女共同参画週間(6月23日~29日)の紹介をしています。

「あなたの一言募集中!」「#WeChange UTokyo」と書かれたポスター

また、「あなたの一言聞かせてください!」のコーナーも設置しています。付箋には「グラフを見て女性の少なさを改めて実感……東大がんばれ!」や「社会における女性の生きづらさへの【なぜ?】の思考を持つ人が増えてほしい」などの声が寄せられています。ぜひご意見・ご感想を聞かせてください。

また、駒場図書館では1階のGENKI BOOKSのコーナーの一角にポスターを掲示させていただきました(~7月中旬まで)。展示やポスター掲示を機に、#WeChangeロゴや施策がより多くのみなさんに認知していただけますように……!

さて、みなさんはGENKI BOOKSをご存じでしょうか? GENKI BOOKSの“GENKI”は“Gender Equality : No-nonsense Knowledge and Information”の略称で、2010年度から駒場図書館ではじまりました。

テーブルや書棚に置かれた書籍があるコーナーで「#WeChange UTokyo」を紹介している様子

ジェンダーに限らず、障害関連やその他マイノリティに関する図書もあります。GENKI BOOKSは東京大学OPACで【詳細検索】→【文庫区分】→ 【GENKI BOOKS】で検索することもできますので、みなさんぜひチェックしてお気に入りの1冊を探してみてください。

(特任研究員 安東明珠花)

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ワタシのオシゴト RELAY COLUMN第206回

研究推進部
国際研究推進課
フィーガン・ジェームス

国際化の第一歩を英語力でなんとか

フィーガン・ジェームス
事務所で

リーマンショックによるリストラ後、イギリスから2009年に帰国し、2011年12月に当時の本部国際企画課で特任専門職員として採用されて以来、経営企画部国際戦略課、研究推進部国際研究推進課と部署名は変わりましたが、「ワタシのオシゴト」はそれほど変わらず早12年、主に本部で作成された英語資料のネイティブチェックをしています。

コロナ禍の影響で海外からの来訪が減りビデオメッセージの要求が増え、いつの間にかビデオ撮影・編集も業務の一部になっていました。その他には大学連合関係、SGUの戦略的パートナーシッププログラムにも関わっています。

本部職員の英語レベル又は翻訳ソフトの質が向上しているせいか、昔ほど資料に対しての笑い・ツッコミ・泣きも減ってきているような気もします(あるいは、感覚が鈍くなってしまったかもしれません)。

展望デッキに座って並ぶフィーガン・ジェームス氏とご子息
3年ぶりにカナダから帰国した息子と羽田にて
得意ワザ:
周りを巻込みながら仕事をする
自分の性格:
Pessimist with an eternal smile
次回執筆者のご指名:
相澤美紀さん
次回執筆者との関係:
本部事業を通して
次回執筆者の紹介:
仕事をまかせられるしっかりとした方
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専門知と地域をつなぐ架け橋に FSレポート!

第25回
2022年度FS福島県南会津町担当チーム

南会津町の温かさに触れる1年間

私たちは、FSにて福島県南会津町を担当し、空き家の利活用をテーマに1年間取り組んできました。チーム内での打ち合わせ、町の方との打ち合わせ、2回の現地調査を経て、空き家という全国的な問題を考えるとともに、南会津町自体に大きく思いを寄せるようになったと思います。

第1回現地調査は、南会津の魅力体験。まずは南会津がどんな町なのか私たち自身が理解することから始めました。

長方形に並んだ会議用の座卓に向かい合って話をする地区の人々(外側)とメンバー(内側)
第1回現地調査・糸沢区の皆さんとの意見交換会

たくさんの場所を訪れましたが、やはり一番の魅力だと感じたものは南会津に暮らす皆さん。特に糸沢区の皆さんは、昔の出来事や地域のことをたくさん話してくださり、南会津が私たちにとても身近な存在になりました。

縦2列に並んだ会議用の座卓に向かい合って話をする地区の人々(右側)とメンバー(左側)
第2回現地調査・古今区の皆さんとの意見交換会

第2回現地調査は、空き家問題の現状把握と地域の方との交流を実施しました。空き家問題については役場の関係者等との意見交換で、損傷が大きく居住困難な空き家の解体が課題だと分かりました。地域の方とは蕎麦打ち体験等で交流した後、南会津町の未来について意見交換を行いました。訪問の最後に、今まで伺った課題を踏まえ、提案をしました。

空き家課題に対し「除却」と「活用」という二点から提案をしました。除却に関しては、除却の準備金を積み立てる制度や地域住民の密接な関係を活用した除却を提案しました。活用に関しては、南会津町の魅力である伝統文化や伝統料理を体験できる場としての活用や、地域外の人に対しての発信・交流の拠点としての活用を提案しました。具体的には農家民泊などがあり、これは地域の活性化や伝統の継承にも繋がると考えました。

1年間の活動を通して、南会津の方の温かさを深く感じるとともに、空き家問題をはじめ、地域での課題の重大さを感じることができました。南会津町と関わった1年間の活動は、強く心に残るとともに地域課題を考えるにあたって重要なことをたくさん教わったと思います。最後に町の方、大学の方をはじめ活動を支えてくださった皆さまに御礼申し上げます。

※メンバーは嶋田隼士(法4年)、髙妻暉宙(法3年)、廣瀬穏岳(文一2年)、浦山真依(文三1年)、増村莉子(文三1年)(学年所属は2022年度当時)

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インタープリターズ・バイブル第191回

生産技術研究所/情報学環 教授
科学技術コミュニケーション部門
大島まり

植物の発するメッセージ

植物に話しかけると良く育つ。このような言い伝えを聞いたことはあったが、言葉を発しない植物が人間の思いを理解できるなんてあり得ないと思っていた。しかし、そのような考えは間違っているのではないかと、最近、思うようになった。

四年前に母が脳梗塞で倒れた。その後、回復したが、かつてのように動くことが難しくなり、家にあった木や花の手入れがおろそかになっていた。このまま放置するのであれば、処分した方がよいかとも考えたが、母が手塩にかけて育てた花を捨てるのは忍びない。かと言って、花の手入れは、小学校の夏休みの宿題だった朝顔の栽培以来。そこで、まずはと、水をあげ始めた。そうすると、茶色にくすんでいた植物が、元気な緑色になってきた。気のせいか喜んでいるようにも見えて、しっかりと面倒を見てあげないといけないな、と思うようになった。そして、花が元気だと、母も元気でいてくれるとの思いもあったりした。

今では、インターネットで剪定や育て方を調べ、せっせと面倒をみている。花の中でも、バラはとてもデリケートで、すぐに虫がつくし、枯れやすい。出張や忙しい時には水をあげるのが難しいため、インターネットで水やり器を買って設置した。園芸用の機器も色々あり、植物の種類や病気に応じた薬や肥料も様々あり、その奥深さに驚くことが多い。昨年は、バラの害虫被害がひどく、冬の間は葉っぱも落ちて、きちんと花が咲くのかと大変心配だった。土を入れ替えて肥料もあげたら、なんと新しい芽も出て、写真にあるようにこの5月にきれいなバラが無事に咲いた。

植物は言葉ではなく、何らか別の形でコミュニケーションをし、私たちの思いを理解しているのではないかと感じる。近年、土砂災害など自然災害が増え、地球温暖化対策もあまり進んでいないように見える。私たちは植物の発するメッセージを受け止めてあげているのだろうか。

グラスに挿した赤・ピンク・黄色のバラ
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ききんの「き」 寄附でつくる東大の未来第45回

社会連携本部渉外部門
副部門長
高橋麻子

研究の魅力を伝えるには

東京大学基金では、研究プロジェクトや部局基金への寄付を募っています。その数は運動会なども含めて160を超えています。これだけ多くのプロジェクトがあると、良い研究良い活動を示すだけでは、残念ながら寄付は集まりません。より多くの方に知ってもらうために、どうやって魅力を伝えるか。ファンドレイジングでは、プロジェクトの共感を得るアピールポイントを“ACTION(アクション)フレームワーク”を用いて整理する手法があります。学術研究プロジェクトの場合に当てはめて紹介します。

Attention(注目):はっとするもので注意を惹きつけましょう。目にとまる写真やビジュアル、記憶に残るキャッチコピー、そうなんだ!と驚く数字など、まずは立ち止まって見てもらうために。トップビジュアルに研究者や学生の顔が見えるとぐっと親近感が湧きます。

Change(変化):この研究が進むことでどんな未来が描けるのか。変えたい、作りたい未来を伝えることで、そのチャレンジの歩みを一緒に経験したいと思う寄付者が現れます。

Trust(信頼):いざ寄付をしようかと考えたとき、このプロジェクトは無事に進んでいくのか?の心配がよぎります。これまでの実績や今後の計画がきちんとなされていることを伝えましょう。

Imagination(想像):研究にまつわる物語(ストーリー)を紹介することで、シーンの想像を通じてより共感が深まります。例えば「小児がん研究が進むことである8歳の女児が回復して退院した」など。また成功体験だけでなく、失敗や挫折、乗り越えた経験などが見えることでも、研究や研究者を身近に感じ応援したいという気持ちが生まれます。

Only One(オンリーワン):研究の一番なところ、オリジナリティの部分をわかりやすく伝えましょう。世界初、日本一、業界ナンバーワンなど。過剰な表現は必要ありませんが、どの研究にも必ず“ならでは“のものがあるはず。

Network(ネットワーク):応援はみんなで集まると楽しいし安心するものです。研究者との繋がりだけでなく、応援者同士によるネットワークの広がりや仲間感を感じられるようなコミュニケーションと関係性を作りだすことで継続的な支援にも発展します。

研究の紹介と言えばつい堅い表現になりがちですが、上記のポイントを意識してテキストを考えると、ぐっと魅力が引き出され、寄付につながる“ファン”ができるはず。ぜひチャレンジしてみてください!

東京大学基金事務局(本部渉外課)
kikin.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp