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令和5年度 退職教員アルバム お疲れ様でした&ありがとうございました

本部広報課では、例年、年度末に退職する教員情報についてUTokyo Portalで提供を呼びかけ、所属部局から提出があった紹介情報をウェブ上に掲載しています。集まった情報から皆さんのお名前と写真を抽出して『学内広報』誌面にも掲載し、先生方の大学へのご貢献を労います。長年にわたる東大での研究・教育活動、大変お疲れ様でした。

=凡例= ❶所属部局 ❷氏名 ❸職名 ❹顔写真 ❺専門分野 行に収まらない場合は一部を省略して掲載 ❻在職期間 中断がある場合は※を付記
先生方の
詳しい情報は
こちらから
令和5年度退職教員の紹介のQRコード
法学政治学研究科
大澤 裕教授
大澤 裕
刑事訴訟法
平成19年4月~
法学政治学研究科
高原明生教授
高原明生
東アジアの政治
平成17年4月~
法学政治学研究科
平野温郎教授
平野温郎
国際ビジネス法
平成25年4月~
法学政治学研究科
松下淳一教授
松下淳一
民事訴訟法
平成16年4月~
法学政治学研究科
森田 修教授
森田 修
民法
平成6年4月~
医学系研究科
秋下雅弘教授
秋下雅弘
老年医学
平成16年12月~
医学系研究科
栗原裕基教授
栗原裕基
代謝生理化学
平成14年5月~
医学系研究科
瀬戸泰之教授
瀬戸泰之
胃・食道悪性腫瘍の外科治療
平成20年5月~
工学系研究科
淺間 一教授
淺間 一
サービスロボティクス
平成14年11月~
工学系研究科
幾原雄一教授
幾原雄一
結晶界面工学
平成8年7月~
工学系研究科
岩佐義宏教授
岩佐義宏
固体物理学
平成22年1月~
工学系研究科
黒田忠広教授
黒田忠広
集積回路
令和元年8月~
工学系研究科
塩原 等教授
塩原 等
耐震設計
平成7年7月~
工学系研究科
関村直人教授
関村直人
原子力工学
昭和62年1月~
工学系研究科
土橋 律教授
土橋 律
安全工学
平成2年12月~
工学系研究科
中村吉伸講師
中村吉伸
固体化学
昭和62年6月~
工学系研究科
古田一雄教授
古田一雄
認知システム工学
昭和62年1月~
工学系研究科
横張 真教授
横張 真
緑地環境計画
平成18年7月~
工学系研究科
吉村 忍教授
吉村 忍
計算力学
昭和62年4月~
人文社会系研究科
安藤 宏教授
安藤 宏
日本近代文学
平成9年4月~
人文社会系研究科
池澤 優教授
池澤 優
宗教学
平成7年4月~
人文社会系研究科
井島正博教授
井島正博
日本語日本文学
平成10年4月~
人文社会系研究科
亀田達也教授
亀田達也
社会的意思決定
平成26年10月~
人文社会系研究科
白波瀬佐和子教授
白波瀬佐和子
社会階層論
平成18年4月~
人文社会系研究科
頼住光子教授
頼住光子
倫理学
平成25年4月~
理学系研究科
飯野雄一教授
飯野雄一
分子行動遺伝学
平成2年10月~
理学系研究科
程 久美子准教授
程 久美子
生物情報科学
平成14年3月~
理学系研究科
塩谷光彦教授
塩谷光彦
生物無機化学
平成11年4月~
理学系研究科
須藤 靖教授
須藤 靖
宇宙物理学
平成5年7月~
理学系研究科
土居 守教授
土居 守
光赤外線天文学
平成4年1月~
理学系研究科
樋口秀男教授
樋口秀男
生物物理学
平成20年4月~
理学系研究科
星野真弘教授
星野真弘
宇宙惑星プラズマ物理学
平成11年1月~
農学生命科学研究科
浅見忠男教授
浅見忠男
植物ホルモン機能制御
平成18年11月~
農学生命科学研究科
石井正治教授
石井正治
応用微生物学
昭和62年7月~
農学生命科学研究科
石橋整司教授
石橋整司
森林経済学
平成12年4月~
農学生命科学研究科
稲山正弘教授
稲山正弘
木質構造学
平成17年4月~
農学生命科学研究科
芋生憲司教授
芋生憲司
農業機械学
平成9年4月~
農学生命科学研究科
高山誠司教授
高山誠司
生物有機化学
平成28年10月~
経済学研究科
市村英彦教授
市村英彦
計量経済学
平成17年4月~
経済学研究科
岡崎哲二教授
岡崎哲二
日本経済史
昭和61年4月~
経済学研究科
新宅純二郎教授
新宅純二郎
経営戦略
平成8年4月~
総合文化研究科
加藤恒昭教授
加藤恒昭
自然言語処理
平成12年10月~
総合文化研究科
品田悦一教授
品田悦一
上代日本文学
平成16年4月~
総合文化研究科
竹村文彦教授
竹村文彦
スペイン・ラテンアメリカ文学
平成2年4月~
総合文化研究科
田中 純教授
田中 純
表象文化論
平成5年5月~
総合文化研究科
中西 徹教授
中西 徹
アジア経済論
平成5年4月~
総合文化研究科
星埜守之教授
星埜守之
フランス文学
平成19年4月~
総合文化研究科
前田京剛教授
前田京剛
物性物理学実験
昭和60年11月~
総合文化研究科
和田 元教授
和田 元
植物生理学
平成14年4月~
総合文化研究科
渡邊雄一郎教授
渡邊雄一郎
植物分子生物学
昭和61年4月~※
薬学系研究科
一條秀憲教授
一條秀憲
生化学
平成14年9月~
薬学系研究科
船津高志教授
船津高志
生物物理学
平成16年3月~
数理科学研究科
新井敏康准教授
新井敏康
数学基礎論
平成31年4月~
数理科学研究科
山本昌宏教授
山本昌宏
応用解析
昭和60年4月~
新領域創成科学研究科
伊藤耕三教授
伊藤耕三
高分子材料学
平成3年6月~
新領域創成科学研究科
片岡宏誌教授
片岡宏誌
分子認識化学
昭和63年7月~
情報理工学系研究科
稲葉雅幸教授
稲葉雅幸
知能ロボティクス
昭和61年4月~
情報理工学系研究科
今井 浩教授
今井 浩
アルゴリズム
平成2年4月~
情報理工学系研究科
坂井修一教授
坂井修一
情報システム
平成10年4月~
情報理工学系研究科
橋田浩一教授
橋田浩一
次世代社会システムICT
平成25年7月~
情報理工学系研究科
藤田政之教授
藤田政之
システム制御
令和2年4月~
情報理工学系研究科
松原 仁教授
松原 仁
人工知能
令和2年4月~
情報学環
福島真人教授
福島真人
科学技術社会学
平成10年4月~
医科学研究所
真鍋俊也教授
真鍋俊也
神経生理学
平成5年7月~※
医科学研究所
村上善則教授
村上善則
分子腫瘍学
平成19年4月~
地震研究所
佐竹健治教授
佐竹健治
地震学
平成20年1月~
地震研究所
中井俊一教授
中井俊一
地球化学
昭和61年6月~
地震研究所
吉田真吾教授
吉田真吾
地震学
平成4年3月~
東洋文化研究所
大木 康教授
大木 康
中国文学
昭和61年4月~※
東洋文化研究所
髙見澤 磨教授
髙見澤 磨
中国法
平成5年10月~※
社会科学研究所
水町勇一郎教授
水町勇一郎
労働法学
平成2年4月~※
社会科学研究所
BABB, James D准教授
BABB, James D
世界政治思想史
平成31年4月~
生産技術研究所
加藤千幸教授
加藤千幸
熱流体システム制御工学
平成11年1月~
史料編纂所
杉本史子教授
杉本史子
近世日本史
昭和61年4月~
史料編纂所
田島 公教授
田島 公
日本古代史
平成9年4月~
史料編纂所
鶴田 啓教授
鶴田 啓
日本近世史
昭和59年4月~
史料編纂所
山口英男教授
山口英男
日本古代史
昭和60年6月~
宇宙線研究所
梶田隆章教授
梶田隆章
ニュートリノ宇宙物理学
昭和61年4月~
物性研究所
上床美也教授
上床美也
低温高圧物性
平成13年4月~
大気海洋研究所
高薮 縁教授
高薮 縁
気象学
平成12年7月~
大気海洋研究所
津田 敦教授
津田 敦
生物海洋学
平成15年4月~
大気海洋研究所
永田 俊教授
永田 俊
微生物生態学
平成7年9月~※
大気海洋研究所
道田 豊教授
道田 豊
海洋物理学
平成12年4月~
大気海洋研究所
山崎俊嗣教授
山崎俊嗣
古地磁気学
平成24年9月~
情報基盤センター
柴山悦哉教授
柴山悦哉
プログラミング言語
平成20年4月~
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東京大学公式アカウントでインスタグラム(写真・動画系ソーシャル・ネットワーキング・サービス)あらためてはじめました

Facebookを軽く追い越し、Xに迫る利用者数を誇るSNSといえば、Instagramです。使っていない人でも「インスタ映え」という言葉は知っているはず。ビジュアル重視の若者たちに人気があるSNSとして大学にも活用が求められています。ここでは、苦難の歴史を経て今年度の11月から活用を再開した東大公式アカウントと、その他の東大関係のアカウントについて、概略を紹介します。

二度の凍結を越えて再開

本部広報課では2019年4月にアカウント(utokyolife)を開設していました。ただ、人的リソースが限られる中、SNSではまずTwitter(現・X)とFacebookに集中せざるを得なかったため、Instagramは休眠状態でした。

転機となったのは、2022年。TwitterとFacebookの運用が軌道に乗り始め、新メンバーの加入もあって5月から検討を始め、8月から本格運用を始めました。キャンパス風景、学生などのインタビュー企画「あなたのUTokyo life」、本誌マスコットのいちょうくんを活用したシーズンズ・グリーティングといった内容を平均して月16本ペースで投稿し続け、フォロワー数は半年で3500を超えました。

しかし、投稿数が97を数え、大台到達が見えてきた2023年1月、突如アカウントが凍結されてしまいます。ガイドラインに違反した覚えは全くないのに、異議を何度申し立てても凍結は解除されず。苦渋の決断として、4月の下旬に新規アカウント(utokyo_official)を開設し、構内風景の写真を投稿しましたが、このアカウントも5月初旬にはなぜか凍結の憂き目に……。そうした経緯にもへこたれず、三度目の正直として新たに開設したのが、現在運用中のアカウント(utokyo_pr)です。

写真と映像の達人が活躍

凍結前の企画をベースにしながら、新生アカウントでは全投稿に日本語と英語を併記し、海外ユーザーも意識した運用を行っています。また、様々な職場で学内カメラマンとして活躍してきた島宏幸さんが広報課に来たおかげで、写真のクォリティが格段にパワーアップ。季節ごとのキャンパス風景を撮るのはもちろん、総長が要人と交流する機会や、全学で行われる注目イベント、『学内広報』『淡青』「UTokyo FOCUS」といったオウンドメディアの取材にも立ち会い、大学の様々な活動を切り取って発信しています。加えて、メーラー・ロワンさんが英国BBC仕込みのテクニックでまとめた研究紹介動画の短縮版を紹介する企画(Discover our people)をスタート。さらに、双方向コミュニケーションの一助となるべく、フォロワーが参加できる企画も試みています。

現在、フォロワー数は3000を超え、国内と国外の割合はおよそ半々。「なぜかインドネシアからの反響が大きく、全フォロワーの約1割を占めています」と現担当の大熊祐子さん。「がんばってもまた突然凍結されてしまうかも……」とは、2度の凍結に悩まされた孔听禎さん。一抹の不安も胸に東大公式アカウントとして学生の活動も含めた画像・映像を発信しようと試行錯誤を続けています。今のところ投稿依頼は受け付けていませんが、今後は学内の皆様に写真提供などをお願いする機会も増えそう。どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。

●東大公式アカウントの投稿より

❶
❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼ ❽ ❾ ➓
インプレッション数の十傑(2月21日現在)
創立150周年・ロゴマーク4507
安田講堂・写真4261
赤門・写真 ❽3875
赤門雪景色・リール2861
安田講堂雪景色・リール2675
あなたのUTokyo life・写真 ❼2507
安田講堂・リール2310
安田講堂雪景色・写真2428
安田講堂屋上から・リール2421
赤門冬景色・写真2221

❶黄と緑の銀杏が共存する短い時期を逃さなかった、毎日大学に通う職員カメラマンの面目躍如たる一枚。❷担当者が海外大学のアカウントを参考に始めた研究Press releaseシリーズ。❸「不忍池合戦」で総長が藝大の日比野学長を生研に迎えた際の動画の短縮版は担当者の想定以上のインプレッションを記録。教員紹介シリーズの❻も含め、リールと呼ばれる短尺動画はおしなべて人気です。❹冬至の頃に柚子といちょうくんを共演させた一枚。こんなに手をかけてもらえば本人も浮かばれるというもの!❺新企画の東大クイズ。今後はフォロワー参加型の企画も検討しています。❼「あなたのUTokyo life」の大学院生Y.T.Huangさんの回。❽本郷の定番。❾雪景色は常に人気。➓D&Iキャンペーンに連動した"UTokyo Africa Evening"の様子。

●学内の注目アカウントより

@utokyo_gsfs(新領域創成科学研究科)

❶ ❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼ ❽
新領域のみならず柏キャンパスを身近に感じられるよう、自然や建物の風景、食べ物、イベント、研究活動などを織り交ぜ、日英併記でできる限り日々更新中。イメージは「積み上げていく新領域の日々アルバム」だそう。「いいね」数の五傑は、雪の柏キャンパス、伴祐樹先生の取材で訪れたサンシャイン池崎さん、一般公開の大崎研の超伝導コイル(リール)、夏季インターンシッププログラム、学位記授与。はカフェテリアのエスニックフード、は柏生協に登場した単位パン、は「実験D」と刻された構内マンホール蓋。バラエティ度、高!

@givingtoutokyo(東京大学基金)

❶ ❷ ❸ ❹ ❺ ❻ ❼ 「東京大学基金Instagram」と書かれたPR画像
基金プロジェクトの背景にある教育・研究、学生の活動などを投稿しています。「ビジュアルが命」「画像そのものが言語」とされるInstagramの特徴に沿った編集がモットー。文字入れの工夫が多いのも特徴的です。過去の人気三傑は、ホームカミングデイ用にガチャの準備を続ける職員たち、「震災・戦災のデジタルアーカイブ基金」、卒業式の学生たち(3つともリール)。新しい基金プロジェクトの紹介、活動報告のほか、広報誌『淡青』や文書館コラムのPRもあり! 今後は150周年をアピールする投稿も積極的に行っていくそうです。

●学内のインスタグラムアカウント

(全学サイトのSNS一覧に掲載されたもの/3月11日現在)
組織名投稿数フォロワー数初投稿日
本部広報課 utokyo_pr9530072023.5.9
新領域創成科学研究科 utokyo_gsfs5979422021.2.4
東京大学基金 givingtoutokyo3915582020.8.7
総合文化研究科・教養学部 utokyo_komaba462472023.6.16
東京カレッジ tokyocollege392362022.3.18
理学系研究科・理学部 utokyo.sci2352222023.2.1
大気海洋研究所 sh_dictionary_aori141832023.9.21
国際総合力認定制度 utokyo_goglobalgateway271562023.4.12
UTokyo Global Unit Courses utokyo_guc561422021.2.12
情報基盤センター utokyo_itc1611312021.6.7
グローバル教育センター utokyo_globe18922023.11.8
千葉演習林 chibaen_insta21702023.1.23
MbSC2030総括寄付講座 mbsc2030_utokyo64192023.9.16

SNSアカウント一覧に未登録のものももちろんたくさんありますが、登録済みのもので最も早い時期に投稿を開始し最多の投稿数を記録しているのは、新領域のアカウントでした。SNSアカウント一覧に登録したい場合は本部広報課Webチームにお問い合わせください(研究室単位の登録はできません)。

●主な他大学の運用状況

(3月11日現在)
組織名投稿数フォロワー数初投稿日
早稲田大学 waseda_university6427万2016.8.2
創価大学 sokauniversity9605.6万2016.8.2
大阪大学 osakauniversity36933.1万2015.8.1
立命館大学 ritsumeikan_university6893.1万2018.8.7
青山学院大学 aoyamagakuinuniversity8592.8万2017.5.2
関西学院大学 kwanseigakuinuniversity10422.6万2016.7.21
慶応義塾大学 keio_university14142.3万2017.3.28
京都大学 kyotouniversity4611.8万2017.7.7
東京藝術大学 tokyo_geidai2251万2019.4.16
北海道大学 hokkaidounivpr26665852019.10.3

東西の有名私大の名が並ぶ中、旧帝大仲間の阪大が開始時期の早さと投稿数の多さで輝きを放っています。京大や北大、ご近所の藝大とも少々差があり、Instagramでは東大が少し出遅れた感があることは否めませんが、XとFacebookでは私大を含めても上位にいます。

●主な学生団体の運用状況

(3月11日現在)
組織名投稿数フォロワー数初投稿日
アメリカンフットボール部 tokyo_warriors124543002017.3.17
硬式野球部 tokyo_bbc66942092020.3.1
ラクロス部男子 tokyomlax32237572018.5.5
駒場祭 komabasai_pr4229542023.6.29
チアリーダーズKRANZ todaicheer.kranz34224622020.2.26
ア式蹴球部 todai_soccer113020952018.5.22
応援部 todai_ouen43020102018.12.28
東大新聞 todaishimbun6513642021.10.6

年輩者より若い人に断然なじみが深いのがInstagram。大学の組織よりも学生団体のほうが以前から積極的に活用しています。学生たちの生き生きした写真は大学との距離を縮める有効なアイテム。ストーリー機能を使って、たとえば学生団体の活動をシェアできないか、学生支援課の力を借りて検討を進めています。