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担当理事と新病院長の言葉で確認する 医学部附属病院と社会連携講座等改革への道筋 〜シリーズ・ガバナンス改革〜

本学のガバナンス改革の重要ポイントとして挙げられる、医学部附属病院に関わる改革と社会連携講座等の管理改革。病院は、医学部附属から大学附属へ移行し本部が直接関与する体制に。社会連携講座は、設置審査からモニタリングまでの強化が進んでいます。両改革を担当する相原博昭理事と現場で再建を目指す久米春喜病院長に、これまでの課題や現状について聞きました。

相原博昭
理事・副学長 相原博昭 AIHARA Hiroaki
1984年、本学理学系研究科博士課程修了。専門は素粒子物理学。2014年に理事・副学長に就任。以来、執行部として大学運営に携わる。

相原理事に聞く

組織風土と本部の責任

――3月24日の提言では今回の不祥事の原因をどのように整理しましたか?

ポイントは2つあります。1つは蛸壺化といわれる診療科や講座ごとの縦割り構造です。隣の研究室で何が起きているか関心を持ちにくく、風通しが良ければ言えたはずのことが言えませんでした。東大全体にいえることですが、そういう組織風土が根底にあったということです。もう1つは、本部の対応に問題があったという指摘です。部局任せだったということで、これは非常に重く受け止めています。4月8日の記者会見では、お金の管理についての質問も多くありました。「入金がないのに、社会連携講座はなぜ続いていたのか」というのは外から見れば当然の疑問で、社会と大学との間に意識の差があったことは明らかです。

――病院の「大学附属化」によって何が変わるのでしょうか?

病院には、教育と研究以外に「診療」があり、社会に対する影響が非常に大きい。また、年間予算は650億円規模と大学全体への影響もとても大きいにもかかわらず、「医学部の先にある組織」として本部との距離感がありました。医学部に責任をもってもらう仕組みだったので、本部の関与が薄かったわけです。大学が直接経営に関与する体制に改め、運営・管理への支援を強化します。10月1日に名称が変わります。

病院の現場はもちろん今後も専門家に任せます。人事についても直接口を出すことはありませんが、選考のやり方がきちんとしているかは確認させてもらいます。

お金の流れや社会連携講座のような外部との関係については、本部が積極的に関与していきます。懸念があれば本部に相談してもらい、問題があればこちらから指摘もする。そのやりとりが今までは欠けていました。本学には伝統的に各部局の自治があるので、そこに本部が直接的に関わることに対する若干の抵抗はあったかもしれませんが、様々な話し合いを重ねるなかで、十分に理解してくれたと思います。

私は物理の研究者で、病院は専門外です。正直にいえば、自分が病院担当でよいのかと考えたこともありますが、医者でないからこそ見えることもあるとも思っています。

東大は社会の公共財

――社会連携講座改革の方向性と現状についてはいかがですか?

社会連携講座とは本来、「公共性の高い共通課題」について、民間と外部機関から受け入れる経費等を活用して設置される講座です。今回の問題の一因は、講座設置時の審査が甘かったということ。これからは、心配事があれば最初から本部に相談してください、という体制にします。本部でも設置後の運営状況をモニタリングし、問題があれば指摘する。「東大」という名前がつくことで、企業にとっての価値や利益が生まれることがあります。そのリスク管理が後追いになっていたのも問題でした。桑原昌宏CROが着任したのもそのためです。部局だけでは見えにくいことを、本部と一緒に判断する仕組みに変えます。

――教職員に伝えたいことは何ですか。

東大は社会の公共財です。社会のためになるからこそ、社会から支えていただける。常にそこに立ち戻る必要があります。病院の教職員に伝えたのは、病院改革の目的は規制を強化することではなく「UTokyo Health」のブランドを世界水準で再構築することだということ。高度な教育と研究に支えられた診療をグローバルスタンダードで提供する。そこを目指しているということを、忘れないでほしいと思っています。

久米春喜
医学部附属病院
病院長
久米春喜 KUME Haruki
1989年に本学医学部を卒業。2023年から副院長、2026年1月から病院長事務代理を務め、6月に病院長に就任。

久米病院長に聞く

提言後すぐに委員会を始動

――ご専門についてご紹介ください。

父が薬剤師だったせいか、自分も自然と医療の道を志しました。弱い人々の助けになりたいと思い、老人が多い泌尿器科に進んだんです。当時、泌尿器科に大変厳格な先生がいて、厳しい環境に身を置けば一人前になれるかもと思ったのも理由でした。

――3月24日の提言を受けて、どんな取り組みを進めていますか。

病院長事務代理になってすぐに、ガバナンス改革中核委員会、病院大学附属化実行委員会、病院等改革推進委員会等に加わり、病院組織の改革に取り組みました。社会連携講座等の審査や運用状況の監視を行う組織を検討中で、秋には仕組みを整えます。

病院の財政が悪化しています。昨年度は23.3億円の赤字となり、改革策を検討してきました。たとえば救急車の受け入れ増です。救急搬送の患者さんの入院を毎日1人増やすだけで稼働率は1.5%上がり、毎日2人増えれば計算上は赤字が約6億円に縮みます。移植医療を安定的に行える体制整備も急務です。当院は移植手術数が日本一ですが、移植医療には多くの職員が必要。手術が多い土日の勤務環境を改善する必要があります。ロボット手術や特別病室の利用増も重要です。

財政改革につながるこうした取り組みの状況を菅野暁CFOと毎月共有する場を設けました。設備や施設の老朽化への対応も含め、高度な医療を国民の方々に提供するには、病院のリソースだけでは限界があります。本部の助言や支援を受けるという点でも大学附属化は大きなメリットとなります。

コンプライアンス推進部を新設

――6月1日の新病院長の決意表明には「粉骨砕身の覚悟」とありました。

意思決定の透明性も責任の明確化も当然のことなのに、それが不十分なせいで信頼を損なってしまった。信頼回復は急務です。何かあったときに説明できるかという観点を常に持つべきですが、医者の常識と一般の常識にずれがあったのは残念ながら事実。意識改革の必要を感じ、6月にコンプライアンス推進部を新設しました。副院長の内田寛治先生が部長を務め、各部署から1~2名、計200名を超える職員で構成されています。

――目指すは「開かれた病院運営」ですね。

コミュニケーションが本当に重要です。一連の事案に不安を感じる職員は多いと思い、GW明けに4日かけて約50箇所の現場に赴き話を聞いて回りました。ともにがんばろうと励まされたこともあります。対面で話すと親近感が増すし、この部署はこんなにがんばっていたのか、こんなことで困っていたのか、との気付きもありました。声を集めて力にしていきます。

――改革案に挙げられていた診療部門のグループ化とはどういうことでしょうか。

病院には多くの診療科があります。これまでは診療科ごとのまとまりが強く、別の診療科とやりとりする機会はほぼありませんでした。そこを変更し、内科、外科などのグループ(大講座)を作ることになりました。内科では若手の研究発表会が、外科でもOB会を軸に交流を促す活動が始まっています。将来は人事を含む運営部分もグループで共有する形になるでしょう。科を越えて互いを見る機会が増えれば、問題のある活動は生まれにくいはずです。

――学内の教職員に伝えたいことは?

先日、総長ほかの役員が病院内を見学した際、病院の看護師が細かい点まで考慮しながら働いているのを見て驚かれました。たとえば、患者さんの取り違いを防ぐために、病棟と手術室の間では申し送りを徹底しています。現場では当然のことですが、そうした状況を本部と共有することも大きな意味を持つでしょう。大学附属になると病院外の目が入りやすくなり、「医者の非常識」は是正されていくはず。本部とともに病院を変えていきます。見守ってください。

対話から創造へ Open Dialogue 展開中
6月17日、安田講堂で対話に臨む(左から)桑原理事、藤井総長、山本理事
●実施会場
6月17日本郷
7月6日駒場Ⅰ
7月17日駒場Ⅱ
7月22日弥生
7月22日本郷
7月29日
7月30日白金台
9月3日本郷
9月7日オンライン(英語)

一連の事案に対する問題点を探るプロセス検証委員会が指摘した「組織の自浄作用の欠如」「他への無関心、不干渉」「無謬性の強い組織文化」の打破に向けて全学一体の改革が必要です。「Open Dialogue」は、こうした認識を共有し、体制強化や構成員の危機意識の醸成に関して協力を要請するための対話の場として企画され、6月17日の本郷を端緒に、7月末までに7回の対話を実施しました。Openを旗印に掲げる改革の試みは今後も続きます。

◉医学部附属病院機構図(2026年6月1日現在)

「病院執行部」から「運営支援組織」「診療運営組織」や「診療部門」「中央診療部門」「臨床研究部門」「管理運営部門」に伸びている組織図
久米先生の病院長就任を機に刷新された病院の組織。中央の運営支援組織のなかに新設のコンプライアンス推進部があります。診療部門は、内科診療部門(総合内科、循環器内科…)、外科診療部門(一般外科、胃・食道外科…)、感覚・運動機能科診療部門(皮膚科、眼科…)、小児・周産・女性科診療部門(小児科、小児外科…)、精神神経科診療部門、放射線科診療部門、救急・集中治療科診療部門、がん薬物療法診療部門、横断的診療部門の9つにわかれています。

「東京大学大学院医学系研究科・医学部・医学部附属病院の改革にむけた提言」(相原理事は改革委員会副委員長として提言をまとめた一人)https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400285438.pdf

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U-PARLと社研の連携でアジア関係資料のデジタル化が進展中 アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門,社会科学研究所(社研)

アジア研究図書館の一部門として2014年に発足したU-PARLは、アジア研究に関する学内資料のデジタル化を進めてきました。新しく取り組んでいるのは社会科学研究所(社研)が所蔵する「支那関係資料」。帝国時代に進められた調査が母体と考えられる資料群についてU-PARLの担当研究員に紹介していただきました。

満鉄上海事務所の調査資料が

2024年度に社研図書室の皆さんと話した際に、「支那関係資料」の件を聞きました。全107件の資料情報をOPACに登録したが、劣化が進むものもあるため、デジタル化したいとのことでした。部局の所蔵資料をアジア研究図書館デジタルコレクションに加えた例はありましたが、部局から打診を受けたのは初めて。OPACの情報だけでは作業量がわからないため、資料の全点全頁をめくって確認する全件調査を進めています。

この資料の詳細は、実は不明です。わかっているのは社研に1953年に入ったことだけ。誰が持ち込んだのかもわかりません。ただ、資料の多くは南満洲鉄道株式会社(満鉄)の用紙に書かれており、満鉄上海事務所の文書が大半。満鉄が上海事務所のための土地を「永借」した文書も含まれます。日付は1912年3月5日。東北の満鉄が早くからいわゆる「支那本部(長城以南の中国)」にも目を向けていたことがわかります。

資料の多くを占めるのが調査部第八係の一条雄司氏が作成した蘇州や無錫などの調査資料です。当時、国策で大陸の土地利用調査を行えとの指示が出ていました。大陸に進出する際に外国人が絡んで国家間の問題にならないよう、土地利用に関する現地の慣行を知る必要があったためです。

報告書になる前のメモ書きも

満鉄上海事務所の土地調査については先行研究があります。徳島大学の荒武達朗教授は、米国議会図書館の資料を利用して満鉄の南京不動産慣行調査を研究されています。東洋文化研究所(東文研)の旧植民地資料にも満鉄による中国慣行調査関連の資料があります。政府の調査に関わった法学部名誉教授の我妻栄先生が残したもので、内容的には非常に近い資料です。米国議会図書館の資料は南京の調査で、東文研や社研の資料は杭州や無錫などの調査。同じ計画にもとづく別地域の調査記録と考えられます。

社研資料の特徴は、報告書になる前の資料が多い点です。聞き取りをした際のメモとか、土地の契約に使う用紙とか、工場の出納帳といった、報告書を作るための材料ですね。東文研にある報告書のもとになった資料ではないかと思われるものもあります。一見土地慣行とは関係なさそうな、油を作る工場や糸を作る会社など、産業や経済に関わる調査資料もある。こうした生の資料を通して、国策の意図を越えて当時の中国社会を覗くことができます。デジタル化して公開すれば、近代日本の研究者はもちろん、清朝末期から1940年代の中国社会の状況を調べたい人にも役立つでしょう。

もちろん最低限の情報は付けますが、専門家がU-PARLにいないため、詳細情報は無理です。全件のデジタル化を待たずに順次公開を進め、似た資料を見たことがあるとか、そのような話を聞いたことがあるとか、閲覧者からのフィードバックを期待します。いまは東文研の資料も社研の資料も各々の図書室でないと閲覧できませんが、デジタル化すれば両者を簡単に見比べることができます。散在するアジア関係資料をつなぐのはU-PARLの使命の一つ。デジタル化がまだの資料があったらご一報を!

荒木達雄
荒木達雄 U-PARL特任研究員
「満洲帝国政府」の箋紙を使用した文書
●満洲国各県礼俗 平均的な結婚年齢、婿入りの習慣の有無、葬式の作法など、各県ごとの風俗習慣などを記す。満洲帝国政府の箋紙を使用。
「地券」と書かれた小さな紙が添えられた文書
●地券 満鉄が上海に事務所を「永借」した際の土地の権利書。中英両語。
「杭州ニ於ケル商業簿調査」と書かれた手書きの文書
●杭州ニ於ケル商業簿調査 契約書類、納税書類、新聞記事の写しなどをまとめる。南満洲鉄道株式会社の罫紙を使用。
「保甲門牌」と書かれた手書きの文書
●保甲門牌 光緒3年の戸籍。「滅びた王朝の書類は古書店に流れる例があります。それを入手したようです」(荒木)
総合図書館の展示ケースの写真
資料展
「東京大学の学術資源からみる、ユーラシアにおける戦争と平和」
(7月6日〜22日@総合図書館1階)
中井勇人
中井勇人 U-PARL特任研究員
「南満州鉄道株式会社 寄贈」と書かれた文書

東大にある蔵書の構築は、戦前日本の国策を抜きには語れません。7月、U-PARLは長い歴史的年月を刻んできた資料からみえる「戦争と平和」の痕跡を紹介する資料展を開催しました。展示されたのは、社研の「支那関係資料」のほか、満鉄からの寄贈文書であることを示す印記が附された資料、第一次大戦後のドイツからの物品賠償に含まれた洋書など全16点。「カンボジアの子どもたちが2007年頃に描いた景観の絵も展示しました。日常風景の絵のなかに戦争の影が忍び込んでいました」(中井)

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業務構造変革のワークショップを実施

昨年10月に発足した業務構造変革本部(本部長:菅野暁CFO)では、事務系職員の業務変革の方向性を検討し、共有するためのワークショップを展開しています。6月に事務長会議メンバーを集めて対面で開催したワークショップとそこで検討された内容の一部を紹介します。

●なぜ今、業務構造変革の必要があるのか

「現状の課題」→「変革の方向性」→「変革後の未来」を示した図

●収支改善に向けたシミュレーション

「成り行きシミュレーション」「収支改善シミュレーション」の2つのパターンを示した折れ線グラフ
緑線は、受託研究収入の伸び率を9.24%→13.0%、本部人件費支出の伸び率を3.33%→2.33%、物件費支出の伸び率を5.36%→3.36%とした場合の全体収支差のシミュレーション

●業務構造変革の対象となる職員の内訳

業務分類 人数
A群 財務経理 443 (9.3%)
調達 56 (1.2%)
施設 190 (4.1%)
B群 学務 141 (3.0%)
学生支援 228 (4.9%)
国際 144 (3.1%)
研究支援 1,032 (22.1%)
人事労務 226 (4.8%)
情報システム 58 (1.2%)
図書 305 (6.5%)
業務分類 人数
C群 経営企画 61 (1.3%)
入試 14 (0.3%)
社会連携 38 (0.8%)
卒業生連携 10 (0.2%)
総務 1,136 (24.4%)
法務 28 (0.6%)
広報 29 (0.6%)
安全衛生 47 (1.0%)
医療事務 241 (5.2%)
監査 13 (0.3%)

※2024年度の常勤・非常勤職員数

※事務長、事務室長などの役職者、出向者の人数は含まない

※所属名称で集約しており、実態は反映していない

上の3つの図は「中長期財務経営見通しを踏まえた業務構造変革の進め方」ワークショップで使用された資料(UTokyo Portalで閲覧可)より抜粋したもの。業務構造変革の対象として検討されているのは、共通性が高く、業務可視化が可能で、横断改善の余地が大きい業務に就く事務職員(技術職員や医療職員などは含まない)で、その人件費の合計は約240億円となります。他学事例が多数あって比較的標準化しやすいと考えられるA群(679人)から順に、業務の断捨離と集約化を進めていくことが期待されています。

ワークショップで示された資料はこちらのQRコードから閲覧できます(UTokyo Accountが必要です。※学内教職員限り)。
ワークショップの資料のQRコード

課題と改革の方向性を共有

6月12日、安田講堂大会議室において、事務長会議メンバーを対象としたワークショップ「中長期財務経営見通しを踏まえた業務構造変革の進め方」を開催しました。業務構造変革本部の取組の一環として、大学経営を取り巻く環境変化を踏まえ、現状の課題を共有するとともに、変革の方向性を検討することを目的としたものです。

当日は、「大学職員の役割」「現状の課題」「今後の取組の方向性」をテーマに、個人ワーク、グループ議論、全体共有を組み合わせた形式で活発な意見交換が行われました。参加者からは、法人化以降の環境変化の中で職員の役割が変化していることや、日々の業務に追われる中で本来の役割発揮が難しくなっているといった認識が共有されました。

また、現状の課題としては、業務の増加に対する人員不足や意思決定プロセスの複雑化、本部各部や部局ごとの縦割り、さらにはモチベーション低下や人材育成の難しさなど、複合的な課題が挙げられました。加えて、施設の老朽化や財務上の制約といった中長期的な課題についても危機感が示され、大学全体としての対応の必要性が共有されました。これらの課題が相互に影響し、結果として「業務を減らすことが難しく、増え続ける業務を回す構造」に陥りつつあるという認識が形成されました。

断捨離と集約化とAIが柱に

こうした状況を踏まえ、後半では今後の方向性として、「断捨離(業務の削減)」「集約化(業務の集中)」「AI・デジタルファースト」という3つの柱について共有し、具体的な取組のあり方を議論しました。特に、業務の見直しについては、現場の裁量では限界があることから、全学的な方針や判断基準の明確化が重要であるとの意見が多く見られました。また、集約化については、人事や情報などの管理業務において効率化や専門性向上の効果が期待される一方、教育研究分野においては各部局の特性を踏まえた慎重な検討が必要であることが指摘されました。

本ワークショップを通じて、大学経営における構造的な背景や、変革に向けた課題について理解を深めるとともに、多様な意見や課題認識を共有する機会となりました。

今後は、本ワークショップで得られた内容を踏まえながら、各部局への訪問を通して意見交換の場を設ける予定です。また7月上旬には職員向けのオンライン説明会を3回実施。中堅・若手の職員向けのワークショップも企画し、より実効性のある取組へとつなげるための検討を進めていきます。

教職員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

(文:CFOオフィス財務戦略ユニット)