女性人事加速サポート事業

女性教員増加のための支援制度

男女共同参画室の取り組みについて

 東京大学は、大学の目指すべき理念や方向性をめぐる基本方針であるUTokyo Compass 「多様性の海へ:対話が創造する未来」のもと、女性教員比率25%の達成に向けた取り組みを進めています。
 さらに、令和4年度には、科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」の取組機関として選定され、同事業のもと、女性リーダーの育成に向けた施策「UTokyo男女
協働改革#WeChange」を開始し、取り組みを加速しています。

 
 男女共同参画室では、女性人事加速サポートとして、3つの支援プログラムを実施しています。
   ※本学教職員は、学内ページをご覧ください。

  • 女性人事加速サポート事業

女性教員(教授・准教授)増加のための加速プログラム

 概要

 女性教員(教授・准教授)を増加させ、もって多様性の拡大をはかり、新たな価値創造の実現を目指すものであり、積極的な取り組みを提案した部局に対して、女性教員(教授・准教授)雇用にかかる経費を支援するプログラム。
 支援を行う部局の選考にあたっては、以下の3点を基準としている。
 ・支援するポストのみではなく、女性研究者の増加や女子学生の増加につながる意欲的な取り組みとなっているか。
 ・実施部局における女性研究者の状況を勘案し、女性研究者の少ない分野で積極的な採用を行うなど、部局における男女共同参画推進を加速する計画となっているか。
 ・優秀な女性研究者を選考できるような採用方法となっているか。
 

 支援方法 

 5年支援型
 女性教員(教授・准教授)の雇用にかかる経費のうち、7割を本部の負担により5年間支援
 3年支援型
 女性教員(教授・准教授)の雇用にかかる経費の全額を本部の負担により3年間支援

人事マネジメント支援プログラム

概要

女性教員比率 25%達成に向けた部局の新たなチャレンジを支援するとともに、国内外から多様で優れた研究者を受け入れることを目的としたプログラム。

同プログラムによる支援は、一定の期間に、以下2点を満たした部局を対象としている。
・学外から女性教授又は女性准教授を採用した実績があること
・女性教員数及び女性教員比率が上昇していること

支援方法

(原則)学外から採用する若手女性教員の人件費を3年間支援

給与マネジメント支援プログラム

概要

女性教員を採用する機会の創出を後押しし、女性教員比率 25%達成に向けた部局の新たなチャレンジ及び国内外から多様で優れた研究者を受け入れることを目的としたプログラム。

同プログラムの支援にあたっては、以下2点を満たした部局を対象としている。
・部局の財源を戦略的に活用し、女性教授を採用するためのポストを用意すること
・学外から女性教授を採用すること

支援方法

(原則)学外から採用する若手女性教員の人件費を3年間支援