概要ABOUT


第128回公開講座は終了しました。
第129回の情報は、決定次第、本ページでお知らせします。

第128回(平成30年秋季)東京大学公開講座
もつれ」

■開講にあたって

 ニュース報道などを通し、世の中で起きている「縺れ」から起こる案件の多様性に驚くことが多い今日この頃です。「縺れ」は、人間関係はもちろん、物質的、文化的にもさまざまなところで起こりうるものです。悪いイメージが先行する「縺れ」ですが、「雨降って地固まる」や「災い転じて福となす」のように、「縺れ」が及ぼしあう相乗効果で、飛躍的な発展が期待できるケースも少なくありません。
 本講座では、いろいろな「縺れ」をテーマに公開講座を準備しました。まず講義日ごとに、サブテーマを設定し、テーマ毎に3名の教員に講演をお願いしました。講演終了後には、恒例に従い、各テーマについて総括討議を行います。
 縺れた糸をほぐすことが可能なように、あらゆる「縺れ」も協力的な関係に展開していくことができればと考えます。
平成30年9月
第128回東京大学公開講座企画委員会
委員長 大久保 達也
(東京大学大学院工学系研究科長)

■東京大学公開講座について

 東京大学公開講座は、本学において生み出された先端的な知や、それに基づく様々なテーマに関わる議論を広く一般の受講者の皆さんにお届けすることを目的として開催しているもので、その歴史は古く、今回で128回目を迎えます。1953年の開始当初は特にテーマを設けずに学内から選ばれた様々な分野の先生方が最新の講義をする形式でしたが、21回目以降は全体としてテーマを設けた上で、各専門分野の立場からそのテーマに沿った講義を行う構成が形作られました。また1990年以降は一部改修中の時期を除き、安田講堂において開催されるようになり、現在に至っており、毎回2千名を超える参加申し込みをいただいております。
 大学は知を生み出す場所であると同時に、近年ではその知を広く一般の皆さんに伝え、これを社会全体で共有する、そうしたことが強く求められるようになってきております。その意味で、この公開講座は一般からの受講者の皆さんに本学の知に身近に触れていただく機会として、これまで脈々と続いてきた本学の大事な社会連携活動の一つです。毎回設定されるテーマに沿って行われる先生方の講義はもちろんのこと、異なる専門分野の先生方による議論を通じて、本学が「東京大学ビジョン2020」において掲げる「卓越性と多様性の相互連環」の一端を是非ご覧いただければ幸いです。
東京大学大学執行役・副学長 藤井 輝夫

開催日時・プログラム


SCHEDULE/PROGRAM
DAY1 | 科学技術のもつ
11月3日(土)
時間講義題目講師所属・職名
12:50-13:00開講の挨拶大久保 達也企画委員長/工学系研究科長
13:00-13:50「量子縺れと量子コンピュータ」古澤 明工学系研究科 教授
14:10-15:00「ジェネリック医薬品にまつわる縺れ:患者・産業・国際社会を取り巻く環境」桝田 祥子先端科学技術研究センター 准教授
15:20-16:10「結び目と絡み目:縺れからたどる数学の世界」鮑 園園数理科学研究科 助教
16:30-17:20総括討議一木 隆範工学系研究科 教授
DAY2 | 現代社会のもつ
11月17日(土)
時間講義題目講師所属・職名
13:00-13:50「食の放射能汚染をめぐる縺れ」田野井 慶太朗農学生命科学研究科 教授
14:10-15:00「移民政策をめぐる民意の縺れ」川田 恵介社会科学研究所 准教授
15:20-16:10「高大接続改革の縺れ」南風原 朝和教育学研究科 教授
16:30-17:20総括討議山本 義春教育学研究科 教授
DAY3 | 人間関係のもつ
12月2日(日)
時間講義題目講師所属・職名
13:00-13:50「縺れを解き、災害文化を創出する」片田 敏孝情報学環 特任教授
14:10-15:00「平安文学にみる愛の縺れ」高木 和子人文社会系研究科 教授
15:20-16:10「民法における縺れと改正」道垣内 弘人法学政治学研究科 教授
16:30-17:20総括討議秋山 聰人文社会系研究科 教授
17:20-17:30閉講の挨拶藤井 輝夫大学執行役・副学長

※やむを得ない事情により、プログラムを変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

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