東京大学学術成果刊行助成 (東京大学而立賞) に採択された著作を著者自らが語る広場
ブリティッシュ・エイ...
本書は、ホスト社会から一枚岩的に捉えられがちなエスニック・マイノリティの一集団内における多様性と、集...
パーリ仏教戒律文献に...
戒律文献とは、仏教における正規の出家者である比丘・比丘尼の生活規範および比丘・比丘尼の共同体であるサ...
治療を渡り歩く人びと
本書は、グローバル・ヘルス時代におけるマラリア治療をめぐる人びとの行動と社会関係を検討したものである...
国民国家と不気味なも...
「不気味なもの」とは何か。精神分析理論の教えるところによれば、それは、自己とは異質なもののように見え...
平和構築を支援する
本書は、冷戦後に優勢だったリベラル平和構築論に基づくその活動が、なぜ失敗に終わるのかを、ミンダナオの...
順正理論における法の...
仏教には一切皆苦、つまりすべては苦だ、という教えがある。確かに、私達の人生には病や死といった肉体に直...
村落エコツーリズムを...
本書は2018年3月に東京大学大学院総合文化研究科に提出された著者の博士論文「ポスト・スハルト期イン...
近代日本の統治と空間
わたしたちは近現代日本の歩みについて、多くのことを知っていることになっている。とりわけ国家統治に関わ...
高齢者のための法的支...
本書は、高齢者の法律相談へのアクセスの現状および課題を整理し、法的課題に直面した高齢者の法律相談への...
中国司法の政治史 1...
近年の日本の中国近現代史研究の特徴のひとつに、憲政史研究の発展がある。この「憲政」という語は極めて多...
転形期芸術運動の道標
本書は主に大正末から昭和初期の日本において、共産党の影響を受けた社会運動の内部で「権威」がどのように...
環境を批評する
海辺に立ちその雄大さに心打たれること、いつもの街並みがふと心に迫るものに見えてくること、旅先で地のも...
近世日本の政治改革と...
本書は、近世日本の政治改革に在野の知識人がどのように関与したのかという点を明らかにしたものです。具体...
近代天皇制と東京
現代の東京の航空写真を見ると、大きくスプロールした市街地に埋もれるように、いくつかの大きな緑地が存在...
中国の近代的刑事裁判
なぜ中国の近代法を研究するのか。 それは中国における秩序のあり方を理解するためであ...
寺山修司の一九六〇年...
わたしが寺山修司の名前を知ったのは、学部生の頃だった。酒の給仕のアルバイト先で、先輩から、渋谷パルコ...
知的障害を伴わない発...
近年、発達障害児・者を含めた家族全体への支援の必要性が認識されるようになりつつあるが、親に比べて、そ...
近代中国のプロテスタ...
本書は近代中国の社会や医療に大きな影響を与えたプロテスタント医療宣教師の団体である博医会 (The ...
バッハと対位法の美学
バッハ (1685-1750) の《フーガの技法》、《音楽の捧げもの》、《平均律クラヴィーア曲集》な...
鉄筋コンクリート建築...
切石組積による西洋建築と、エンジニアリングを背景として工場やホールといった新しいビルディング・タイプ...
Applicatio...
英語の学術論文では、著者が主張を強調又は緩和するテクニックを利用し表現的緩急をつけて読者との距離を微...
ドイツ・ロマン主義と...
この本は「芸術家小説」と言われるもの、つまり芸術家が主題となる小説を扱ったものです。家で趣味を楽しむ...