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第1回カウントダウンイベント「民主主義と東京大学」

東京大学の学術成果を社会に発信するとともに、150年の歴史の中で果たしてきた役割を振り返り、未来を考える機会として、2027年までの間、「カウントダウンイベント」を行ってまいります。
広くご関心のあるみなさまにお集まりいただき、「東京大学でつながる」機会とできればと思います。

申し込み方法

第1回カウントダウンイベント「民主主義と東京大学」

東京大学は2027年に150周年を迎えます。これを機に東京大学はこれまでの歴史を振り返り、さらに未来に向けての自らの役割と使命をあらためて考えたいと思っています。そのためのカウントダウンイベントの第1回として、「民主主義と東京大学」を企画することになりました。

はたして東京大学は、民主主義の発展といかなる関係にあるのでしょうか。1877年に創設されて以来、東京大学は日本の近代国家の発展に貢献してきましたが、法学部教授だった吉野作造は普通選挙による政党政治を主張し、大正デモクラシーを理論的に支えたことで知られています。また第二次世界大戦後の1949年には、「日本国憲法の下での教育改革に際し、それまでの歴史から学び、負の遺産を清算して平和的、民主的な国家社会の形成に寄与する新制大学として再出発」(東京大学憲章)しました。

それでは、今日、東京大学は民主主義の発展にいかなる寄与をなしうるのでしょうか。政治学、歴史学、教育学の専門家とともに、市議会議員として地域政治に尽力する卒業生をパネリストに迎え、参加者の皆さんとともに、民主主義と東京大学について考えます。

開催日時 2024年7月27日(土)13:00-17:00
場所 東京大学安田講堂 / オンライン(Zoomウェビナー)
定員 700名(安田講堂)/ 3,000名(オンライン)
参加費 無料(要事前申込)

プログラム

開会挨拶
企画趣旨説明
はじめに(東京大学社会科学研究所長 宇野 重規)
報告① 「吉野作造と南原繁」(東京大学大学院法学政治学研究科教授 苅部直)
報告② 「歴史のなかの東大:敗戦・占領・独立」(東京大学大学院人文社会系研究科教授 加藤陽子)
報告③ 「戦後教育と東大:学生の政治的主体化をめぐる可能性と困難」(白梅学園大学学長、東京大学客員教授 小玉重夫)
報告④ 「新しい選挙スタイルで地方から政治を変える:東大卒業生の挑戦」(つくば市議会議員、弁護士 川久保皆実)
パネルディスカッション
閉会挨拶

申込方法

参加にあたっては事前申し込みが必要です。参加形態によって申し込みフォームが分かれておりますのでご注意ください

※定員に達した場合は先着順にて申し込みを締め切らせていただきます。

注意事項

  • 本イベントの録画配信は予定しておりません。
  • 障がい等のため配慮が必要な方は、開催3週間前までに経営戦略課までご連絡ください。(お問い合わせ