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部屋を下見するポイント

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部屋を下見するポイント

不動産会社では部屋の見学をするときに、不動産会社の担当者が立ち会います。生協では、多くの学生が一時期に集中する引越しシーズンには、下見に立ち会わないこともあります。

不動産会社は、日本全国に何万社もありそれぞれに得意分野があります。エリアを特定した地域密着型の会社、支店を多く持ち広範囲の対応をする会社、不動産売買に強い会社、賃貸に強い会社等。お店やスタッフの雰囲気、ホームページなどをみて、自分に一番合いそうな会社を探して訪問してみましょう。

下見する部屋の数としては、1日に10部屋も20部屋も見学することはあまりおすすめできません。初めに見た部屋について覚えていないことが多く、非効率的だからです。間取り図などの資料から候補の部屋を2-3部屋にしぼった上で見学するのが効率的です。

部屋はなるべく日中に見学しましょう。また平日と週末とで人通りが大きく違うような地域では両方みておいたほうがいいでしょう。

point 1 建物の管理状況
共用部分(廊下、階段、ごみ捨て場所、植栽など)の状況
point 2 周辺の環境
・駅から物件までの所要時間
・物件近くの路線のラッシュアワーの混雑度
・東京23区内なら騒音、人通り、郊外の場合は利便性
・コンビニ、スーパー、郵便局や銀行の場所
・駐車場・駐輪場の空き状況(車や自転車を使う予定があるとき)
(参考)本郷キャンパス周辺は急な坂が多いので、自転車通学の予定の場合、通学ルートを確認しておくとよいでしょう。
・保育所・幼稚園、教育機関、病院へのアクセス(保育所・幼稚園は空き状況も)
(参考)地域によって差が大きいので、区役所や市役所で事前に調べておいた方がよいでしょう。
point 3 部屋
・日当たり
夕方何時くらいまで日が当たるか、など
・安全性
(部屋の中にインターホンがついていて、訪問してきた人の様子が部屋の中から見える様にモニターがついている部屋や、建物の集合玄関にオートロックシステムがついているマンション、24時間の監視カメラが設置されているマンションなどはセキュリティレベルが高いと人気があります)
・バルコニーや窓からの眺め
・キッチンの使い勝手
(シンクの大きさ、コンロの種類、冷蔵庫の置き場など)
・風呂の設備
(湯沸し方法は機器によって違います)
・コンセントの数、位置、電話、LANの端子の位置
・エレベーターの有無
(エレベーターがなくて階段しかない場合、外階段か内階段かで、雨が降ったときに差が出ます)
・光ファイバー対応の有無
(建物によって、光ファイバーではなくADSL対応のみのところもあります)
・共用設備の数
(コインランドリー設置のマンションであれば、何部屋に1台洗濯機があるか等を確認したほうがいいでしょう)

部屋が気に入れば、家具が入るかどうかをチェックしておく必要があるので、下見のときにメジャーを持参して図っておきましょう。特に日本の物件は入り口が狭く、大きな家具は入らない可能性があります。また、間取り図からは窓の寸法はわかりません。カーテン購入のために窓の寸法も図っておきましょう。