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第66次隊の隊長・隊員が現場トークを展開! 南極地域観測隊活動報告会

2024年12月から始まった東南極での観測を終え、今年4月に帰還した第66次南極地域観測隊。初の女性隊長となった原田尚美先生をはじめ、66次隊に参加した隊員の皆さんが活動を振り返る報告会が、9月6日にSHIBUYA QWSにて行われました。スクランブル交差点を見下ろす渋谷のど真ん中のホールで一般向けに語られた内容を、原田隊長の報告を中心にダイジェストで紹介します。

原田尚美 第66次南極地域観測隊 隊長 大気海洋研究所教授
真壁竜介 第66次隊 隊長補佐 国立極地研究所准教授 小平 翼 新領域創成科学研究科講師
山縣広和 日本工業大学准教授 栗栖美菜子 大気海洋研究所講師
前田 歩 大気海洋研究所特任助教 漢那直也 大気海洋研究所助教
チェンシジュン 大気海洋研究所特任研究員 瀬川菜月 新領域創成科学研究科博士課程
隊長補佐を務めた真壁隊員は「東南極の氷床ー海氷ー海洋相互作用物質循環の実態解明」のための観測活動を解説。第67次でも観測を続けます。 小平隊員は海氷の変動と砕氷艦「しらせ」の航路選択の研究を紹介。「しらせ」は今回4日で645回もラミングを行いました。 「しらせ」で「紐を切らなきゃ帰らない」と宣言した山縣隊員は、言葉通り「MONACA」で13回の無索潜水を実現。 栗栖隊員と漢那隊員は、南大洋の水に含まれる鉄を「しらせ」で初観測。鉄は船体やケーブルからも溶け出しやすく、汚染のない検出は困難なのです。 生物が関係する炭素循環の定量化を狙う前田隊員。南極付近のクリオネは消化器が黒くよく太っていたそう。 今回は65次のときよりも海が青かった、とチェン隊員。 船内で異分野の研究者と話せたのが面白かった、と瀬川隊員。

初めて2レグ制で臨んだ66次隊

今日は小さいお友達から大きいお友達までお集まりいただき、ありがとうございます。第66次南極地域観測隊の隊長を務めた原田です。南極で観測することの意義や楽しさを伝えたいと思います。

第66次の隊員は全体で120名ほどで、4班に分かれて活動しました。全員で活動して全員で帰るのが従来のやり方でしたが、今回は初めて活動期間をレグ1とレグ2に分けました。レグ1の本隊は68名で、輸送、観測、基地設営など、基地と基地周辺での活動が中心。レグ2の本隊は主に海洋観測の班で、隊員数は38名。レグ1の本隊の出発は12月初旬でしたが、そのひと月ほど前に出発した先遣隊もいて、こちらは南アフリカから飛行機で昭和基地に入りました。過去の気候変動を記録する氷床コアの採取が任務です。もうひとつ、9名から成る別働隊があり、こちらは東京海洋大学の練習船「海鷹丸」に乗り込み、南大洋で観測を行いました。

レグ1の隊員は、成田からオーストラリアへ入り、南西部のフリーマントルから海上自衛隊の南極観測船「しらせ」に乗船、海の動物も視認しながら南極へ。海氷がひしめくエリアでは、一旦後退してから助走をつけて重さで氷を割って進む「ラミング航法」を繰り返しながら、少しずつ南極へ接近しました。しらせからヘリコプター経由で東南極に位置する昭和基地に到着すると、第65次越冬隊の隊員たちが出迎えてくれました。

ラジオ体操からゴミ処理まで

ここからは写真を見ながら説明しましょう。昭和基地周辺は、夏には雪が融けて地面がむきだしになります。夏とはいえ、かなりの強風が吹く日もあります。昭和基地の朝はラジオ体操から。66次の設営系が建設した新しい夏季隊員宿舎の写真もあります。観測隊には気象庁から来た隊員5人がいて、24時間体制で南極の気象を観測します。隊から出たゴミを自分たちできちんと処理するのも、南極大陸の環境保全のための重要な活動です。大陸沿岸では国土地理院から派遣された隊員たちが地図を作るための活動を展開しました。丸いドームのある建物は昭和基地のメイン棟で、食堂や隊長室や医務室などがあります。細長い銀色の建物は越冬隊の棟。間をつなぐ黄色い建物が通路棟で、赤い建物は発電機がある発電棟です。外には雪上車が並んでいます。ちなみに、一般の方にはあまり知られていませんが、昭和基地は大陸にはなく、オングル島という島にあるんですよ。

さて、隊員の仕事は観測だけではありません。昭和基地にとって年に一度の補給のタイミングが夏。糧食などの物資輸送は夏隊の非常に重要な仕事です。雪上車とコンテナで運ぶ大型物資氷上輸送を行うのは、氷が締まる夜間。夜間といっても白夜なので明るい中での作業です。燃料は昭和基地としらせのタンクをパイプでつないで送り込みます。新しい建築物を作ったり、従来の建築物の修繕も重要な作業です。また、隊員だけで基地運営を成立させる必要があり、何かあったときの準備が非常に重要です。火事が起きたときのために消防訓練を行い、停電が起きたときのためにわざと停電させて復旧させる計画停電の訓練も行いました。

同時並行で、観測系の隊員たちは南極大陸の沿岸部や氷河、海氷上で観測を行いました。観測地点への移動手段は主にヘリコプター。リュツォホルム湾の近傍の氷河上に装置を設置して氷が年間でどれくらい動いているかを観測したり、活動の礎となる地図を作ったりといった取り組みです。

540mも掘って氷床コアを採取

先遣隊は、飛行機で南極に入り、昭和基地経由で大陸の中央にある「ドームふじ観測拠点II」へ移動して作業しました。この拠点は高度3800mの高地にあり、酸素濃度は渋谷の半分程度。少し体を動かすだけで苦しくなります。夏でも気温は平均マイナス30度ほど。100万年にわたる過去の気候情報を記録した氷床コアを採るプロジェクトが稼動し、1年目の今年は540m超の深さまで掘削しました。あと2年かけて深さ3000mまで掘り進める計画です。もう一つの班は天文学のチーム。南極は空気がきれいなので天文物理の観測にうってつけの場所なのです。このチームは66次の活動としてサブミリ波望遠鏡の設置準備を行いました。

今回、隊の活動期間を2つに分けた理由として、南極周辺の海洋観測の重要度が増していることが挙げられます。さまざまな専門家チームがより難易度の高い観測をできるようにと2班構成にしたのです。海洋観測チームが注目したのは東南極のトッテン氷河沖。南極大陸では西側の氷の融解が急速に進む一方で、東側はあまり融解が進んでいないといわれています。ただ、トッテン氷河付近ではあたたかい海水によって融解が加速しているという仮説があり、それを検証すべく、物理、化学、生物と分野の違うメンバーで統合的な観測計画に着手しました。

海水に鉄はどれほど含まれる?

私たちが行った3月初めは季節が変わって秋に入る時期で、気温は寒い日だとマイナス20度ほど。今回、従来は難しかった「クリーン採水」を行いました。汚染物質の混入を防ぎながら行う高度な採水で、今回は鉄などの金属が海水にどの程度含まれるかを測定するための措置でした。水温、塩分などのほか、植物プランクトンの活性も測れるロボット型の観測装置を設置することができました。

まとめると、レグ1において、昭和基地への輸送業務が無事完了し、新夏季隊員宿舎の建築も順調に進みました。先遣隊は拠点IIで540m超の深さまで掘削を実施し、レグ2ではトッテン氷河沖であたたかい海水の通り道に観測点を設けて難易度の高い観測を実施できました(余談ですが、南極では夏でも夜間にオーロラがきれいに見えます。高級な撮影機材などなくても、最新のiPhoneさえあればオーロラ撮影もバッチリですよ)。

今回の瀬川さんのように、若者は南極から帰国後に大きく成長します。南極観測が教育にも貢献することの証だと思います。次世代にしっかりバトンを引き継げるよう今後も観測隊をご支援ください。

報告会プログラム @SHIBUYA QWSスクランブルホール
11:20 ~開会挨拶(沖野郷子)
11:30 ~第66次南極地域観測隊活動報告(原田、真壁)
12:10 ~ポスター展示見学、コーヒーブレイク
12:30 ~南極観測フリートーク
話題提供:「レグ1での昭和基地周辺の海氷調査活動」(小平)、「レグ1でのAUVの活動」(山縣)、「レグ2の海洋観測活動」(栗栖、前田)
参加:真壁、漢那、チェン、瀬川
司会:原田
14:00 ~閉会挨拶(津田敦)

総合司会:濵﨑恒二

❶数名の隊員が海に観測装置を沈めている様子
❷隊員が電源盤を操作する様子
❸昭和基地と小学校をつないだオンライン授業
❹隊員が雪上で測地をしている様子
❺海の上にAUVをつり上げている様子
「しらせ」から投入された観測装置(BGCフロート)。 計画停電からの復旧。 夏の最後に教員派遣の隊員たちが福島の小学校と中継をつなぎ、南極から授業を実施しました。 地図作成のための測地計測の様子。 山縣隊員が手塩にかけたAUV(自律型水中ロボット)「MONACA」。南極の海での無索観測航行が7年越しで実現!

渋谷でイベントを開催しませんか

大勢の人が歩いている渋谷スクランブル交差点の俯瞰

渋谷スクランブルスクエア15階の会員制共創施設 SHIBUYA QWSは、「渋谷から世界へ問いかける、可能性の交差点」をコンセプトに、様々な問いを持った人たちが交流しながら新たな価値を創造する拠点。本学は渋谷スクランブルスクエア(SCSQ) のアカデミックパートナーとして、QWSにおける各種プログラムの実施や支援を進めています。また、アカデミックパートナーの提案で実施するプログラム「QWSアカデミア」では、大学の多様な「問い」を通じたイベントを開催しています(過去のイベント→ https://todai-qws.adm.u-tokyo.ac.jp/)。QWSでのイベントに関心がある方は本部社会連携推進課(shakairenkeika.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp)までご一報を。

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包括連携協定締結後の番組をプレイバック NHKと東大

ラジオ放送開始から100周年を迎えた日本放送協会(NHK)と、創立150周年が近づく東京大学は、2023年12月に包括連携協定を締結しました。ここでは、この連携を発端に150周年事業の外部連携部会が準備を進めてきた結果としてこれまでに放映された番組の数々をまとめてチラ見せします。

2023年12月 包括連携協定締結式

握手を交わすNHKの稲葉延雄会長と藤井輝夫総長

NHKの稲葉延雄会長(本学卒業生)と本学の藤井輝夫総長が協定を交わし、安田講堂でトップ会談を実施。連携への期待を語りました。

2024年3月 東大研究者×NHK記者セミナー 災害時のデジタル活用を考える

出演●渡邉英徳(学環)、瀬戸寿一(空間)ほか

机に座りノートパソコンを広げている参加者

社会課題の解決策を探るためのセミナーを情報学環で開催。能登半島地震を踏まえ、「災害時の情報発信にデジタルをどう生かすか」をお題に活発な意見を交わしました。

2025年1月 NHKスペシャル 岐路に立つ東京大学 〜日本発イノベーションへの挑戦〜

出演●藤井輝夫、松尾豊(工)、柳川範之(経)、小島武仁(経)ほか

長机の手前でノートパソコンを見ながら立ち話をする2人 身振りを交えてインタビューに答えている総長

東大では近年、起業を促し、イノベーションを生む人材を育成する活動が進んでいます。いわゆる「失われた30年」を打ち破るための取り組みが、総長や教員や学生や卒業生の声を通して紹介されました。

2025年3月 Eテレ特集シリーズ 日本人と東大 第1回/エリートの条件“花の28年組”はなぜ敗北したのか 第2回/壁と翼 “女子学生2割”の問いかけ~

出演●林香里(理事)、東京大学新聞編集部、Your ChoiceProjectほか

机の上の記事に目を通す4人の学生 笑顔を見せる2人の女子学生

第1回では国を背負ってきた東大卒エリートの本質を現役東大生の本音を交錯させながら紹介。第2回では女子学生「2割の壁」の問題が学生団体の取り組みや担当理事の談話などを通して描かれました。

2025年6月 NHK WORLD tiny desk concerts JAPAN in schools ちゃんみな

書棚の手前の机でちゃんみなを囲む学生達 机に座ってマイクに向かって語るちゃんみな

若い世代から圧倒的な支持を集めるちゃんみなが、情報学環・福武ホールのコミュニティスペース「学環コモンズ」へ。至近距離で7曲を披露し、居合わせた学生たちの問いかけに真正面から応じました。

2025年7月 Eテレ シンポジウム 生成AIが教育を変える アジアの大学リーダーたちが考える未来

出演●藤井輝夫、江間有沙(カ)ほか

「シンポジウム 生成AIが教育を変える ~アジアの大学リーダーたちが考える世界~」と表示された画面 「Asian Universities Alliance」の掲示がある会場入口の扉

アジアを代表する大学の学長や理事などの首脳陣が東大に集まり、生成AIと教育がテーマのシンポジウムの模様を紹介。これまで欧米主導で開発が進められてきた生成AIにアジアはどう向き合うのか?

2025年8月 ブラタモリ 第1週 加賀百万石と東大 第2週 東京大学の宝

出演●堀内秀樹(文)、松田陽(文)、須貝俊彦(新)、本郷恵子(史)ほか

縁側に座る教授,タモリ,アナウンサーの3人 書棚の手前の机に並ぶ教授,タモリ,アナウンサーの3人

100周年を迎えた安田講堂が崖下に建つ理由とは?博物館が所蔵する無数の標本から紹介された意外な宝とは? 信長の自筆書から当時の感情も読み解く驚異の技とは? 研究者たちの飽くなき好奇心が生み出す宝にタモリさんが迫りました。8月28日には赤門前からの生放送で第2週の番組PRも行われました。

※学環=情報学環、空間=空間情報科学研究センター、工=工学系研究科、経=経済学研究科、文=人文社会系研究科、新=新領域創成科学研究科、史=史料編纂所、カ=東京カレッジ

※このほか、安田講堂がテーマの『鑑賞マニュアル 美の壺』(NHK BS)が撮影済(放送日未定)です(案内人=千葉学(工))。

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~読者からのフィードバック~ 本誌1596号掲載の三四郎池特集をめぐって

本誌1596号(2025.7.25)の特集「三四郎池について学生&教員有志と考える」を読んだ農学生命科学研究科の教員から、書かれている内容について意見を述べたいという打診が、本部コミュニケーション戦略課に届きました。学内構成員が個人の立場で自由に意見を述べるコラムとして掲載します。

特集「三四郎池について学生&教員有志と考える」

「三四郎池について学生&教員有志と考える」が掲載された4ページの記事

「錦鯉が仲間に加わりました。現在、生態系構築中です」という三四郎池の看板を見て疑問を覚えた農学部の学生さんが本部広報課(現・コミュニケーション戦略課)にメールを送ってくれたことをきっかけに生まれた、三四郎池の現状を考える座談会企画。生き物を愛する学生、三四郎池周辺を調査してきた生態学の研究者、「育徳園のあり方検討WG」の座長を務めた都市工学の研究者、学生たちが参加する教育プログラムの運営教員に声をかけて行った座談会の模様を収録し、錦鯉文化に詳しい研究者へのインタビュー記事も掲載しました。

↓本編はこちらからご覧ください↓https://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1596/02features.html

緑色の三四郎池を泳ぐ白錦鯉
寄稿
三四郎池の活かし方
農学生命科学研究科教授 宮下 直
生圏システム学専攻で生物多様性科学研究室を主宰。著書に『ソバとシジミチョウ』(工作舎、2023年)『となりの生物多様性』(工作舎、2016年)など。

7月の『学内広報』に三四郎池の生態系や錦鯉の管理についての議論がありました。私はそれにやや違和感を覚えたので、生態学や生物多様性の専門家として意見を述べたいと思います。

錦鯉は給餌で維持されている

学生さんの意見にあった通り、自然生態系の観点からすれば三四郎池は「終わっている」と言えます。なぜなら、大量の錦鯉やミシシッピアカミミガメ(特定外来生物)がウヨウヨしているからです。視認できる大型の鯉だけでも、30匹ほどいました。森に囲まれた淡水の池はプランクトンや藻類による一次生産量が低いので、総量300kgにも及ぶ鯉を池の物質生産だけで支えるにはエネルギー収支のうえで無理があります。多数の錦鯉が維持されているのは、人による給餌以外にありえません。先日、久々に三四郎池を訪れた際にも、パンを与えている観光客がいて、錦鯉やアカミミガメは明らかに人影を追っていました。肉食性が強いスッポンでさえ私に近づいてきました。これは日常的に給餌が行われている証拠です。三四郎池の生態系は、人が池の外から大量に供給する炭素や窒素で維持されていて、「天然の池」とはかけ離れた「人工の池」です。池が臭うのは、富栄養化がもたらした結果に他ならず、Novel ecosystemなどと喧伝できる代物ではありません。

国際自然保護連合は、鯉を「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定しています。日本の溜池でも鯉による水草の採食や池底の泥の巻き上げなどにより、沈水性や浮葉性の水草が激減しています。水草が減れば、それを隠れ家や産卵場所とする水生昆虫が減るのは当然です。またアカミミガメも在来の小魚やエビを食べる雑食者です。鯉など外来種がもたらす負の連鎖により、三四郎池は人の給餌で支えられている外来種天国となり、生物多様性の砂漠となっているのです。実際、この規模の溜池ならば、夏季には多種多様なトンボがいるはずですが、私が訪れた際にはわずか5種しか確認できず、普通種のシオカラトンボでさえ数匹がいる程度でした。

三四郎池にも再生の余地はある

では完全に自然生態系であることを断念すべきでしょうか? 私はそうは思いません。池を基本的に自然の物質循環に委ねれば、外来種と在来種の低密度での共存が可能だからです。実は、先日訪れた際に、東京都の準絶滅危惧種に指定されているリスアカネを見つけました。1匹だけなので近隣から飛来した可能性もありますが、それが移入し、短期的に滞在できるだけのポテンシャルがあるのは間違いありません。自然の仕組みを正しく理解し、復元すべき目標を明確にすれば、疑似的な天然の池へと再生できる余地は残されています。そのためには、観光客による鯉への給餌の禁止、鯉の低密度化、アカミミガメの駆除、在来水草の導入が必要です。そうすることで、鯉と人が近距離で触れ合うことは難しくなるでしょうが、人と野生動物の関係は、本来一定の距離を保つべきものです。水族館や養鯉場ではないのですから。

東京大学が目指すべきネイチャーポジティブの一丁目一番地は三四郎池の再生にある、というのが私の主張です。

石の上に乗っている2匹のミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメ
枝に止まっているリスアカネ
リスアカネ

(写真提供=筆者)