概要
日時 | 平成28年2月15日(月) 13:00~17:10 ※17:15~18:30 交流会 |
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会場 | 東京大学山上会館 アクセスマップはこちら(新規ウィンドウで開く) |
対象 | 東京大学に属する研究者(教員・研究員・大学院学生) 印刷用リーフレットはこちら(PDFファイル) |
定員 | 先着70名 |
申込み | 事前登録制。ウェブフォームから参加登録を行ってください。申込み多数の場合は先着順とさせていただきます。 なお、申込みに際し、分科会テーマ 7項目のうち希望テーマを選択していただきます。 お申込みはこちら(新規ウィンドウで開く) (※学内専用) |
参加費 | 無料 |
開催趣意
我が国のアカデミアを代表する女性リーダーや、輝かしい研究成果を挙げ、数々の受賞歴を有し、トップランナーとして活躍されている女性教授の講演会を開催し、分科会では、個別テーマに対する各人の意見・認識を共有し、解決策を提案することを目指します。
本イベントを通じて異なる専攻や部局間の女性研究者同士が集い、交流することによって、女性研究者の活躍を促進する機会となることを願っています。
プログラム
13:00 | 開会・挨拶 | 南風原 朝和 男女共同参画室長 |
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13:10 | 基調講演 | 目黒 依子 (上智大学名誉教授/特定非営利活動法人 Gender Action Platform代表理事) |
13:45 | 講演 | 佐藤 薫 (大学院理学系研究科教授) |
14:20 | 休憩 | |
14:30 | 講演 | 山口 喜志子 (男女共同参画室女性研究者支援相談室専門相談員) |
14:50 | 分科会 | 女性研究者にとっての身近な悩みをテーマにして、共に考え、解決策を提案することを目指します。ライフイベントに応じた研究継続をかなえるために必要な知識の共有と部局を超えたネットワーク作りを目指します。 (テーマ詳細は以下を参照) |
16:00 | 各分科会からの発表 | |
17:00 | 閉会・挨拶 | 久留島 典子 男女共同参画担当大学執行役・副学長 |
17:15 | 交流会(~18:30) |
分科会テーマ
(1)「女性研究者のキャリア形成とは?」
個々の研究領域にいるロールモデルも少なく、自分のキャリア形成をどのように組み立てて行けば良いか悩む方も多いです。そもそも女性研究者のキャリアや、その目標はどう設定していくのか、様々な視点を交え、話し合います。
(2)「女性研究者支援のあり方」
RPD(Restart Postdoctoral Fellowship)に始まり、女性限定公募や、各種、育児支援に男女共同参画室の設置など、昨今、少しでも多くの女性研究者がアカデミアで活躍できる為の支援が増えてきましたが、目標とする数値にはほど遠いです。どういった支援をどのように運用していったらよいか考えます。
(3)「働き方の見直しと意識改革(男性の働き方の見直し)」
長時間勤務・長時間労働が美徳とされた高度成長期の文化が、学内にも存在します。女性が働けるように!個々のワークライフバランスを!と声を上げても、改善されない働き方を前に虚無感を感じる研究者は少なくありません。今こそ必要な意識改革について議論します。
(4)「研究継続と育児について」
妊娠によって目前に想定されるのは、「出産と乳児の世話の時期をどう乗り越えるか?」という範囲だけで精一杯になることも少なくありません。実際は、想像以上に長く続き、思ったよりもあっという間に過ぎる育児期間での研究継続について話し合います。
(5)「アカデミアの女性活躍推進について」
UNWomenが「Planet50-50 by30(地球上で影響力を持つ者の男女割合を、2030年までに50/50にする)」をスローガンとして発表しました。本学においては、非現実的とも思える数字ですが、15年後自分たちがどうすれば、その50%に貢献できるのかについて議論します。
(6)「女性研究者のライフイベントについて」
研究者が安定的なポストに就いた場合等、遅めの結婚出産に親の介護が重なるといったライフイベントが重複することも少なくありません。シミュレーションすることによって、その時々の困難を乗り越える方法について、共にアイデアを出し、考えます。
(7)「多様性について考える・マイノリティの課題について」
マイノリティの方が直面している困難に対して理解を深め、環境を整えていくことは、女性研究者のより良い環境作りにもつながることでしょう。学内のマイノリティが抱える課題について考えます。
お問い合わせ先
- 電話:03-5841-0291(直通)
- 内線:20291、22051
- Email:sankaku@adm.u-tokyo.ac.jp