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五十嵐圭日子准教授らのグループの研究成果が、ギネス世界記録™に認定されました

掲載日:2016年2月10日

実施日: 2016年01月27日

 本学大学院農学生命科学研究科の五十嵐圭日子(きよひこ)准教授らのグループが2015年10月14日(水)にProtein Data Bank(PDB:http://www.rcsb.org/pdb/home/home.do)に登録したセルロース分解酵素(セルラーゼ)のX線結晶構造が、「酵素のX線結晶構造解析における最高解像度」(Highest resolution X-ray crystallography image of an enzyme)としてギネス世界記録に認定され、1月27日(水)にギネス世界記録公式認定証授与式が行われました。
 セルラーゼは、木や草などのセルロース系バイオマスを様々な物質に変換するためのバイオリファイナリーに欠かせない酵素であり、その詳細な構造解析はより反応効率の良い酵素の開発につながります。授与式ではギネスワールドレコーズ ディレクターのヴィハーグ・クルシュレーシュタ氏より、ギネス世界記録公式認定証が手渡されました。

 ギネスワールドレコーズジャパンは『匠ニッポン』と呼ばれるプロジェクトを通じて、日本の技術者、研究者、職人たちの技術力、職人技などを「世界一」の名の下に発信することを応援しています。ギネス世界記録の公式サイトに掲載された五十嵐准教授らのインタビュー記事は、こちらをご覧ください。
http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2016/2/highest-resolution-x-ray-crystallography-image-of-an-enzyme

関連URL
ギネス世界記録 公式サイト
http://www.guinnessworldrecords.jp/
ギネス世界記録 「匠ニッポン」ページ
http://www.guinnessworldrecords.jp/jptakumi2016/jptakumi2016



セルロース分解酵素(セルラーゼ)のX線結晶構造図

今回のギネス世界記録認定に至った経緯を説明する五十嵐准教授

ギネスワールドレコーズ ディレクター ヴィハーグ・クルシュレーシュタ氏(右)からギネス世界記録公式認定証授与。左から五十嵐准教授,石田卓也特任助教,中村彰彦博士(現分子科学研究所助教)
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