芸術家と科学者の交流-Kavli IPMUでのアーティスト・イン・レジデンスプログラム
実施日: 2016年06月16日 ~ 2017年06月04日 |
Kavli IPMUでは2015年からアーティスト・イン・レジデンスプログラムを実施しています。このプログラムは、芸術家が研究所に一定期間滞在しながら作品を制作し、成果展として一般に公開するものですが、アーティストと研究者の相互交流により、両者にとってインスピレーションを得る機会となることもまた目的の1つとしています。2016年の夏の5週間、アーティストの平川紀道さんがこのプログラムでKavli IPMUに滞在しました。平川さんは、滞在して作品の制作を行う傍ら、毎日のティータイムに参加して研究者と話をしたり、研究者にアートという方法を体験してもらうワークショップを実施したり、居室に研究者を招いて制作中の作品を解説するなど、Kavli IPMUの研究者と交流をしました。ワークショップに参加した研究者は「ときには研究以外のことをするのはよいエクササイズ。普段からプログラミング言語を用いた計算は研究で行っているけど、それで芸術作品を作ることができるなんて面白い」と話します。
関連URL:http://www.ipmu.jp/ja/IPMUNews36 Kavli IPMUの研究者に向けて作品の説明をする平川さん(壁面はKavli IPMU Arts Societyによる展示)
キャンパス一般公開での展示風景
札幌国際芸術祭2017アーティスト・プレビューでの展示風景(写真提供: 平川紀道)
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