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ケンブリッジ大学と東京大学の合同シンポジウムが開催されました

掲載日:2015年12月14日

実施日: 2015年11月23日 ~ 2015年11月24日

ケンブリッジ大学と東京大学の戦略的パートナーシップに基づく合同シンポジウムおよびワークショップが平成27年11月23日と24日の両日、ケンブリッジ大学にて開催されました。

23日午前中の合同シンポジウム全体セッションは、St. Catharine’s CollegeのMcGrath Centreを会場として開催され、第1部はケンブリッジ大学のデイヴィッド・カードウェル研究科長と本学の古谷研理事・副学長による開会の挨拶で幕を開けました。続いて関村直人総長特任補佐・国際本部副本部長がスーパーグローバル大学創成支援事業の概要、およびケンブリッジ大学と本学との間の戦略的パートナーシップの主旨と目的について解説し、更に、ケンブリッジ大学工学系研究科長・カードウェル教授と本学工学系研究科長・光石衛教授による各大学の産業界との連携ネットワークを活用した博士課程を主体とする大学院教育をテーマとした講演が行われました。

第2部では、両大学の教員によるオープンディスカッションが行われ、学生交流やサマープログラムの将来像、更には人材育成と研究の究極的なゴールとしての”幸福”に至るテーマについて活発な議論が展開されました。これらを通じて、両大学の参加者により戦略的パートナーシップに関する基本的な理解が醸成され、個別分野や学際分野における教育研究活動の展望、パートナーシップを進めていくための具体的で多様なアイディアが提示されて、全体セッションは成功裡に終了しました。

McGrath Centreのホワイエでの昼食後、場面は変わり、本学の複数の教育部局並びに研究所等がケンブリッジ大学側のカウンターパートと合同で企画するワークショップが別々の会場で実施されました。各分野のワークショップは、薬学系研究科とCambridge Institute for Medical Research(CIMR)とDepartment of Chemistry、生産技術研究所とInstitute for Manufacturing、数理科学研究科とDepartment of Pure Mathematics and Mathematical Statics、先端科学技術研究センターとDepartment of Physics、そして工学系研究科がDepartment of Engineeringとの間で開催されました。

戦略的パートナーシップの詳細についてはこちら

関連URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/res02/sgu.html


ケンブリッジ大学と東京大学の参加メンバー
スーパーグローバル大学創成支援事業とケンブリッジ大学と東京大学の戦略的パートナーシップについて解説する関村国際副本部長
薬学系研究科とCIMR, 化学科との合同ワークショップでのポスターセッション(薬学系研究科からは、20名余りの大学院学生も参加しました)
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