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東京大学産学連携協議会「アドバイザリーボードミーティング」「年次総会」を開催

掲載日:2016年4月4日

実施日: 2016年03月09日

本学の知と産業界の知を融合し、社会にとって新しい価値を創出するためのプラットフォームである東京大学産学連携協議会の「平成27年度第2回アドバイザリーボードミーティング(ABM)」および「平成27年度年次総会」を、3月9日、伊藤国際学術研究センターにて開催しました。
 
ABMには、本学からは、五神真総長、各理事及び渡部俊也産学連携本部長らが、また、産業界からは、第一三共株式会社 相談役 庄田隆氏、野村證券株式会社 取締役会長 古賀信行氏、東日本旅客鉄道株式会社 相談役 大塚陸毅氏が出席しました。
 
五神総長は挨拶の中で、大学と企業との組織として連携を進めていくための産学連携体制の整備状況について述べ、また、渡部産学連携本部長が、産学協創の大型共同研究への取り組み、大学発ベンチャー支援に関する取り組み等を報告しました。続いて、梶田隆章宇宙線研究所長から「神岡の基礎研究とそれを支える技術」と題した特別講演が行われました。その後、産業界からは、「連携から協創へ」という考え方への共感が示され、さらに、部局を超えたプロジェクト、大企業とベンチャーとの連携、東京大学を国内外に知らしめる情報発信、といったことが重要であるとの意見が出されました。
 
ABMと並行して、東京大学関連ベンチャー企業を紹介するポスターセッションが行われ、16社のベンチャー企業が出展しました。ベンチャー企業が一堂に出展するポスターセッションは、同協議会においては初めての取組であり、同協議会会員企業からの参加者とベンチャー企業の経営者等が直接情報交換する貴重な場となりました。
 
年次総会には、産業界、学内などから多数参加いただき、総長は挨拶の中で、東京大学ビジョン2020と産学連携の重要性について説明を行い、野村證券株式会社取締役会長  古賀信行氏の来賓挨拶の後、渡部産学連携本部長が本学との産学連携の案内を行いました。最後に、社会科学研究所玄田有史教授から「希望と連携」と題する特別講演が行われ、産学協創にとっても多くの示唆が示されました。

 

関連URL:http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/



アドバイザリーボードミーティングの様子(その1)

アドバイザリーボードミーティングの様子(その2)

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