ARTICLES

印刷

平成27年度「東京大学安全の日」講演会 開催

掲載日:2015年8月10日

実施日: 2015年07月07日

 7月7日(火)伊藤国際学術研究センター内、伊藤謝恩ホールにおいて、「感染症の成り立ちと現場対応」をテーマとして平成27年度「東京大学安全の日」講演会が開催されました。

 大学院農学生命科学研究科のリサーチフェローが、八丈島にて潜水作業中に亡くなる事故が発生してから10年が経ちました。本学では事故の発生した7月4日を安全の日と定め、事故の記憶を風化させることなく、教育研究活動における安全衛生の向上、事故災害の発生防止、安全意識の向上、安全文化の定着に取り組むことを改めて決意する日とし、この時期に講演会を開催しています。
 五神真総長による挨拶では、多様な構成員の協働による、全ての分野における安全確保の重要性について、改めて強調されました。

 講演会の第1部では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 科学技術顧問を務められている岩本愛吉氏より「感染症はなぜ増えるか」と題して、感染症の成り立ちや現状について、人間社会の変化に沿ってお話しいただきました。

 第2部では、「我が国の感染症の対応」というテーマで、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 上席調査役(感染症研究課長 兼任)の中嶋建介氏より、実際の写真を交えながら、今話題の感染症やそれに対する行政の取り組みについてご講演いただきました。また、本学保健・健康推進本部の柳元伸太郎氏より「東京大学における感染症の対応」というテーマで、大学における感染症対策について、過去の事例等に沿ってお話をいただきました。
 本年は学内外から約240名の参加をいただきました。ご来場ありがとうございました。



五神総長による挨拶

第一部 岩本氏による講演に聴き入る聴衆

第二部前半 中嶋氏による講演
アクセス・キャンパスマップ
閉じる
柏キャンパス
閉じる
本郷キャンパス
閉じる
駒場キャンパス
閉じる