2022年度業務改革総長賞表彰式を開催 3年ぶりに対面での表彰式を挙行
実施日: 2022年12月21日
東京大学業務改革総長賞表彰式が、去る12月21日に大講堂(安田講堂)で開催されました。
今年度は3年ぶりに対面での表彰式となりましたが、未だ懸念される新型コロナウイルス感染症への対策として、並行してウェビナーによるオンライン配信を実施しました。
表彰式では、全教職員を対象に募集した業務改革課題の中からから選考された9課題(総長賞1課題、理事賞3課題、特別賞5課題)に対し、藤井総長ならびに今泉理事(業務改革担当)から表彰状と副賞が授与されました。
表彰に引き続き、藤井総長による講話、受賞者による取組内容のプレゼンテーションが行われ、会場・ウェビナー参加を合わせて延べ870名の教職員が参加し、受賞を祝うとともに優れた業務改革のアイディアを共有されました。
【総長賞】
[1] | 受賞課題 | 「RPAツール活用による未払金伝票の自動起票」 |
受賞者 | 医学部附属病院管理課経理チーム契約担当 | |
取組内容 | Power Automateを利用し自動で未払金伝票の起票を行う2件のデスクトップフローを構築。未払金伝票の起票・帳票出力までの流れを自動化しただけでなく、その概要や操作法を動画及びテキスト形式でマニュアル化した。 |
[1] | 受賞課題 | 「科研費-異動・分担金受入に関わる入金書類提出の簡素化と効率化」 |
受賞者 | 研究推進部研究資金戦略課(科研費担当) | |
取組内容 | メールによる個別提出で取りまとめていた科研費の異動・分担金受入業務について、ファイル転送サービスを用いてPortal内の入金管理簿から直接提出を可能にし、必要な追加書類の連絡を入金管理簿上で番号通知することで管理簿上で必要な確認事項を済ませられるように改善。また提出書類の一覧表を改善し、提出ミスの低減を図った。 | |
[2] | 受賞課題 | 「Google Workspaceを活用した博士後期課程学生支援制度の申請・報告システム構築」 |
受賞者 | 新領域創成科学研究科教育支援室 | |
取組内容 | 煩雑であったRA手続において、Google Workspaceを活用したシステムを構築し、学生による申請、指導教員による申請承認、採否通知、成果報告の一連の流れにおける複数の工程を自動化。学生・指導教員の手続きにおける利便性向上と両立する形で、事務局業務の効率化に成功した。 | |
[3] | 受賞課題 | Formsを用いた単純労務謝金従事者の在宅勤務時間管理 |
受賞者 | 法学政治学研究科等会計チーム | |
取組内容 | これまで効率化・電子化がなされてこなかった単純労務謝金従事者の勤怠管理について、Microsoft Formsを用いたシステム的な勤務時間管理を実現した。Formsにより随時更新・蓄積されるエクセル情報によりリアルタイムで集計漏れのない勤怠管理が可能になった。 |
総長賞の授与