「今、柏の葉で起きていること~地域連携、社会貢献に向けて~」を開催 新領域創成科学研究科2023年度第1回公開シンポジウム
2023年12月12日(火)、大学院新領域創成科学研究科主催による2023年度第1回公開シンポジウムを柏の葉カンファレンスセンターおよびオンラインによるハイブリッドにて開催いたしました。
今回は、柏市長ならびに柏市、東葛テクノプラザ、東大柏ベンチャープラザ、三井不動産(株)、岡本硝子(株)、および(株)FuturedMEよりご登壇いただきました。柏の葉エリアを中心に各方面でご活躍いただいている関係者をはじめ、様々な企業、研究機関、金融機関および官公庁関連の皆様から多数の参加申込があり、当日は合計171名(会場参加:72名、オンライン参加:99名)の方にご参加いただきました。
今回のシンポジウムは、大学院新領域創成科学研究科が創設から四半世紀を経るなか柏の葉エリアを中心とした地域振興、さらには社会貢献をテーマに、様々なコミュニティ活動の中で今後の展開に向けた課題や期待について、行政や公的機関をはじめステークホルダーとして企業やアカデミアが果たす役割と取組みなどを、柏の葉の強みや魅力と共に対外的に発信する場として開催いたしました。当日は、徳永朋祥研究科長の開会挨拶の後、柏市長の太田和美氏による基調講演をいただきました。次に話題提供として、第一部では公的機関、行政による産業振興に向けた地域全般の取組みについて、第二部では企業やアカデミアによる街づくり、社会実装の取組みについてご紹介いたしました。パネルディスカッションでは「柏の葉の強み、魅力は何か」をテーマに柏の葉で起きている中小企業振興やスタートアップ振興への取組みや特徴、今後の課題などについて、ステークホルダーとしての様々な角度からご発言をもとに、その思いや意志を次のステージに向けてどのように展開し、アクションに結び付けていくべきかを議論しました。
また、閉会後に開催した意見交換会では、参加者からも「柏の魅力」についてご発言いただく機会を設け、活発な交流が行われました。事後のアンケートでは、「組織を越えた人と人との繋がりの大切さ、それを行うことに対する熱量に圧倒された。」「柏の葉で起きていること、これまでの活動内容と現状が良くわかり、大変参考になった。」「多くのステークホルダーが自立的に意志をもって社会貢献されている点が素晴らしく参考になった。」などのご意見をいただき、またすべての方からは十分に満足したとの回答をいただきました。
ご参加くださいました皆様、並びに開催に当たりご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
次回は、シリーズとして第2回を2024年3月25日(月)同会場にて開催する予定です。