フュージョンエネルギー学際研究センター開設記念式典を開催
2025年10月9日(木)、大学院新領域創成科学研究科附属フュージョンエネルギー学際研究センター(Transdisciplinary Fusion Energy Center)の開設記念式典を本学本郷キャンパス山上会館にて開催いたしました。
文明社会にさらなる発展をもたらす持続可能な脱炭素社会を実現するためには、豊かでコントロールされた新エネルギー源が必須となります。特に大きな注目を集めているのがフュージョンエネルギーであり、発電部門の大幅な脱炭素化を進展させるとともに、エネルギーサプライチェーンやエネルギー安全保障のあり方に本質的な転換をもたらすキーテクノロジーです。
本センターは、フュージョンエネルギーという未来を切り拓く革新的エネルギーの実現に向け、学際的な視点に基づく研究・開発・人材育成を行う中核拠点として、2025年4月1日に設立されました。フュージョンエネルギーの社会実装を見据え、設計や技術開発、制度整備、国際連携までを視野に入れた活動を展開してまいります。
式典では、江尻晶センター長、伊藤耕一新領域創成科学研究科長の挨拶に続き、自然科学研究機構核融合科学研究所の山田弘司所長、量子科学技術研究開発機構の竹永秀信副理事から国内外のフュージョンエネルギー研究開発体制と、その中で本学が果たすべき役割についてご講演いただきました。続いて、本学の藤井輝夫総長からのビデオメッセージが上映され、基調講演では文部科学省の澤田和宏研究開発戦略官より、フュージョンエネルギー開発を取り巻く世界情勢や、日本の国家戦略におけるフュージョンエネルギー実用化・産業化の緊急性をご説明いただきました。それを受けて、江尻センター長から本センターの活動内容が紹介され、センター所属教員から本学のフュージョンエネルギー研究の進展、センター各部門の紹介および総括が行われました。新体制のもと、地球規模の課題解決に挑戦する意気込みが示されました。
産官学の幅広い層から約70名にご参加いただき、本センターへのご期待を強く受け止める機会となりました。今後も、世界をリードする研究開発と人材の育成に努めてまいります。引き続きのご支援ならびに、本センターの研究開発・人材育成活動へのご参加を心よりお待ち申し上げます。
文部科学省 澤田戦略官
核融合科学研究所 山田所長
量子科学技術研究開発機構
竹永副理事
伊藤研究科長
江尻センター長
文明社会にさらなる発展をもたらす持続可能な脱炭素社会を実現するためには、豊かでコントロールされた新エネルギー源が必須となります。特に大きな注目を集めているのがフュージョンエネルギーであり、発電部門の大幅な脱炭素化を進展させるとともに、エネルギーサプライチェーンやエネルギー安全保障のあり方に本質的な転換をもたらすキーテクノロジーです。
本センターは、フュージョンエネルギーという未来を切り拓く革新的エネルギーの実現に向け、学際的な視点に基づく研究・開発・人材育成を行う中核拠点として、2025年4月1日に設立されました。フュージョンエネルギーの社会実装を見据え、設計や技術開発、制度整備、国際連携までを視野に入れた活動を展開してまいります。
式典では、江尻晶センター長、伊藤耕一新領域創成科学研究科長の挨拶に続き、自然科学研究機構核融合科学研究所の山田弘司所長、量子科学技術研究開発機構の竹永秀信副理事から国内外のフュージョンエネルギー研究開発体制と、その中で本学が果たすべき役割についてご講演いただきました。続いて、本学の藤井輝夫総長からのビデオメッセージが上映され、基調講演では文部科学省の澤田和宏研究開発戦略官より、フュージョンエネルギー開発を取り巻く世界情勢や、日本の国家戦略におけるフュージョンエネルギー実用化・産業化の緊急性をご説明いただきました。それを受けて、江尻センター長から本センターの活動内容が紹介され、センター所属教員から本学のフュージョンエネルギー研究の進展、センター各部門の紹介および総括が行われました。新体制のもと、地球規模の課題解決に挑戦する意気込みが示されました。
産官学の幅広い層から約70名にご参加いただき、本センターへのご期待を強く受け止める機会となりました。今後も、世界をリードする研究開発と人材の育成に努めてまいります。引き続きのご支援ならびに、本センターの研究開発・人材育成活動へのご参加を心よりお待ち申し上げます。
フュージョンエネルギー学際研究センター センター長 江尻晶
竹永副理事


