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情報学に多様性を!「情報学 for all by all」を開催 8大学同時共同開催アウトリーチイベント

掲載日:2024年4月4日

2024年3月17日(日曜日)、国立大学法人8大学(北海道大学・東北大学・東京大学・東京工業大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学)の情報系研究科が連携し、「女子も男子も、迷っているあなたにも、情報学を目指してほしいから! 8大学同時共同開催 情報学 for all by all」(略称「情報学for all by all」)をオンラインと8大学キャンパス対面会場でのハイブリッド方式で開催しました。
 

Istyくんとティータイムの様子


8大学のキャンパスをオンラインでつないだ共通セッションは、8大学から1名ずつの教員または学生が自身の研究やキャリア、学生生活について語るリレートーク方式で行われ、東京大学からは山肩洋子教授(情報基盤センター)が登壇し、女子学生が少なかった中でも楽しく有意義に過ごした大学、大学院時代や研究者としての家庭とキャリアの両立と研究への取り組みについて講演しました。

東京大学の対面会場では、情報理工学系研究科副研究科長の岩田覚教授と千葉滋教授による保護者、教員のための説明会が両教授の対談形式で行われ、情報学の可能性やキャリアなどについて語られました。
 

須田礼二教授による司会進行
オンライン会場で進行役を務めた須田礼仁研究科長
リレートークでは、山肩教授が登壇
反響の大きかった山肩洋子教授の講演は400名以上が視聴するオンラインで配信
岩田覚教授と千葉滋教授
「面白かった」と好評の岩田覚教授(左)と千葉滋教授(右)による対談


また、中学生、高校生向けにはHaseko Kuma Hallラウンジにて各専攻から2名ずつ参加した大学院生12名によるポスター発表や、参加者と大学院生との交流のための「ISTyくんとティータイム」が行われ、「年の近い大学院生との話が、憧れ、楽しみを与えてくれ、印象深く楽しい時間だった」とうれしい感想を聞くことができました。

東京大学情報理工学系研究科は今回のイベント後に参加者から届けられた多くの声も参考に、今後とも情報学の多様性を実現するための活動に取り組みます。

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