教育学部附属中等教育学校で酒井邦嘉教授の特別授業が行われました

教育学部附属中等教育学校では、7月3日（火）15時30分から17時00分まで酒井邦嘉大学院総合文化研究科教授による「科学者をめざす君へ」をテーマとして、生徒約120名、保護者約60名、教職員10名が参加し、特別授業が開催されました。

酒井教授は、科学者への憧れ、先人への敬意、文理の垣根をこえること、知識偏重と興味偏重の教育を正し、理解重視の教育へとお話しされました。これは、先生が影響を受けたバートランド・ラッセルの『教育論』から学んだことでした。その後、科学者に必要なもの、科学者に必要のないものが説明されました。この内容は、これから著書にすることなので一番早くに参加者は話を伺うことができました。ひとつ紹介すると自然に対して徹底的に謙虚であることが大切であると述べられました。参加者との質疑をいつも大切にされる先生なので、生徒からも多くのも質問が出ました。それに丁寧に応える酒井邦嘉教授が印象的でした。

酒井邦嘉教授は、本校で毎年特別授業が実施しており、毎回テーマを変えて、高度な内容をわかりやすく説明され、生徒・保護者・教職員は、多くの貴重な知見を得られる場としております。