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総合研究博物館本郷本館にて特別展示『珠玉の昆虫標本—江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション』内覧会が開催される

掲載日:2018年7月18日

 総合研究博物館本郷本館にて、特別展示「珠玉の昆虫標本—江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション」の内覧会が、平成30年7月13日に開催されました。

 今回の特別展示は、本館に収蔵されている約70万点の昆虫標本のうち、日本の昆虫研究史の源流ともいえる学術標本から現在に至るまで継続的に収集、研究されてきた秘蔵コレクション約40,000点を一挙公開するもので、この中には約200年前の江戸時代に製作された日本最古の昆虫標本、近代養蚕学の父・佐々木忠次郎やミツクリザメで知られる箕作佳吉の明治~大正期の昆虫標本、昭和初期に採集された鳥類学者の侯爵・山階芳麿の昆虫標本、ブータン国王陛下から贈呈されたブータンシボリアゲハ、昆虫学史上に名を連ねる加藤正世、五十嵐邁、石川良輔のコレクションなどが含まれます。

 記者発表では、諏訪 元 総合研究博物館長と本展示の企画・総指揮を務めた矢後 勝也 総合研究博物館助教が概要説明と記者との質疑に応じ、続く内覧会とレセプションでは福田 裕穂 理事・副学長をはじめ学内外から多くの関係者が出席し、盛会のうちに終了しました。
 


記者発表(右:諏訪館長、左:矢後助教)。


展示室入口。


内覧会風景。
展示室の四方壁面と中央に多数の昆虫標本が展示された壮観な光景に、
関係者から驚嘆の声があがった。


東京大学総合研究博物館特別展示
「珠玉の昆虫標本—江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション」
会 期:2018年7月14日(土)から2018年10月14日(日)まで
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日を休館)、その他館が定める日
時 間:10:00から17:00まで(入館は16:30まで)
会 場:東京大学総合研究博物館(東京大学本郷キャンパス内)東京都文京区本郷7-3-1
    丸ノ内線「本郷三丁目」駅より徒歩6分・大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩3分
主 催:東京大学総合研究博物館
後 援:日本昆虫学会、日本鱗翅学会、日本蝶類学会、日本蝶類科学学会
協 力:(公財)山階鳥類研究所、東京大学大学院農学生命科学研究科応用昆虫学研究室、東京大学総合研究博物館資料部動物部門
入館料:無料

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