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総合研究博物館で「かたちを読み解くハンズオン・ギャラリー」が開催される。

掲載日:2018年8月8日

 2018年8月1日(水)、2日(木)の2日間、総合研究博物館本郷本館において『かたちを読み解くハンズオン・ギャラリー』が開催されました。
 ハンズオンは、普段触れることのできない展示物に実際に触れることで探究心を刺激し、理解力を深め、実用的知識を蓄積し、楽しむことで学習内容の定着度を上げるといった教育的な付加価値をつけることを目的とするもので、2010年から本館の『マクロ先端研究発信グループ』共同活動として実施しています。
 今年のハンズオン・ギャラリーは、昨年と同じく本郷キャンパスで開催している『高校生のための東京大学オープンキャンパス』の企画の一つとして、今回は「かたち」をテーマとして生物・鉱物・考古など8つの分野から出展し、研究者による解説を聞きながら、学術標本を手に取って、どのように先端研究が産み出されるのかを若い世代に知ってもらう機会を設けました。
 なお、ハンズオン・ギャラリーは一般向けの企画でもあるため、オープンキャンパスに参加している高校生だけでなく、様々な年代の方々も多く来館されました。
 また、本館では常設展示『UMUTオープンラボ―太陽系から人類へ』、特別併設展示『人類先史、曙―東京大学所蔵の明治期人類学標本』、期間限定の特別展『珠玉の昆虫標本―江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション』を同時に開催しており、昨年を上回る盛況振りを見せました。

 
正面玄関前の「コレクションボックス」。


多くの来館者で混みあう回廊展示。


1階ギャラリー「つばさのかたちー翼竜、トリ、コウモリの比較」


1階ギャラリー「隕石から探る太陽系のかたち」※8/2(木)のみ


1階ギャラリー「犬歯のかたちーニホンザルのオスとメス」


1階昆虫標本庫「昆虫のオス・メスのかたちのちがいを読み解く」


1階ギャラリー「耳石のかたちから識別する魚の種類」


1階AMSラボ「炭素14を測る加速器質量分析計が明らかにすること」


2階ギャラリー「うつわのかたち1-土器片が語る古代社会」


2階ギャラリー「うつわのかたち2-ボトル型土器の迷路を解く」


1階特別展「珠玉の昆虫標本ー江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション」
 

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