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漕艇部がボート競技全日本選手権・全日本大学選手権で入賞

掲載日:2020年11月9日

本学漕艇部が10月に行われた2つの全国大会に出場し、それぞれの大会で見事入賞を果たしました。
 
[1] 2020年10月8日(木)~11日(日) 第98回全日本選手権大会
 李聖美選手(文学部・4年)が女子シングルスカル7位入賞 (2,000m 8分41秒)
[2] 2020年10月22日(木)~25日(日) 第47回全日本大学選手権大会
 浅山悠選手(法学部・4年)が男子シングルスカル7位入賞 (2,000m 7分36秒)

シングルスカルとは1人乗りのボートを2本のオールで推進させるボート競技であり、大会ではオリンピックと同じ2,000mの距離で競います。
李選手の出場した[1]の大会は学生・社会人を含めた日本一を決める大会であり、女子の部における入賞は漕艇部史上初の快挙となりました。
浅山選手の出場した[2]の大会は全国大学の日本一を決める大会であり、並み居る強豪校を押しのけての大活躍となりました。

漕艇部からはシングルスカル以外の競技を含め両大会で12クルーが参戦し、全日本大学選手権のエイト(8人乗り種目)では決勝レース進出まで後2.6秒に迫る等、部全体で奮戦を見せておりました。 
 
本学では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、7月末まで課外活動を一律自粛とし、8月以降も健康管理や感染予防体制の徹底等を条件に段階的な活動再開を行っております。このような中での快挙は、限られた練習機会と今ある環境を最大限に生かし、他部員と共に切磋琢磨を続けてきたことの成果と言えるでしょう。  

奮戦する李選手 撮影:日本ボート協会 宅島正二氏


奮戦する浅山選手 撮影:日本ボート協会 宅島正二氏

【李選手コメント】
コロナ禍で参加クルーが例年より少なく、比較的入賞を狙いやすい状況でしたが、実力がほとんど拮抗している相手を抑えて着実にレースを勝ち進んでいった結果、7位入賞という成果が得られたことをとても光栄に思います。 コロナ禍において、大会に向けて満足に練習できない期間も多くありましたが、自粛後の活動再開から大会期間まで、非常に整った環境の中で伸び伸びと練習に励めたこと、それらの環境を用意してくださった関係者の方々がいらっしゃること、大変有り難く感じております。本当にありがとうございました。

【浅山選手コメント】
コロナ禍において、選手が練習を継続できるよう多方面から支えて下さった方々、ありがとうございました。結果を残せたことで、少しでも恩返しになっていれば嬉しいです。順位決定レースでは5位と0.67秒という僅差で7位にとどまりましたが、これまで練習してきた実力を発揮して、良いレースをすることができました。今後の東大漕艇部の勝利の先駆けとなれれば何よりです。
 
【漕艇部からのコメント】
私達は埼玉県戸田公園にある戸田橋艇庫において日々練習に励んでおり、共に勝利を目指す新入部員を探しています。大学から競技を始めた浅山選手・李選手が今回活躍したように、漕艇部には未経験者でも強くなれる環境が整っています。 興味・関心のある方は是非ご連絡ください!
また、11月29日(日)に、ボートを体験できる運動会主催の総長杯水上運動会の実施を予定しています。学生の皆様に広くボートを体験して頂けますのでご興味のある方はご参加ください。
東京大学運動会漕艇部ホームページ

◆本学では漕艇部のほか、多くの運動部の活躍を支援するために「 東大スポーツ振興基金 」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
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