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漕艇部がボート競技全日本大学選手権で入賞 エイト種目にて6位、国公立大学中トップで入賞

掲載日:2021年11月18日

(タイトル写真撮影:日本ボート協会 宅島正二氏)

本学漕艇部が10月27日(水)~31日(日)に行われたボート競技全日本大学選手権に出場し、エイト(8人で漕ぐ種目)において6位に入賞しました。
 
エイトは「ボートの華」とも呼ばれ、漕艇競技において最も権威があるとされる種目です。
8名の漕手と1名の舵手で構成され、時速20km/hにも及ぶ高速での航行が魅力です。
漕艇部からはエイトを含む4クルーが出場し、今回エイトにて入賞した主力選手の艇「大志」は2,000m 6分1秒漕破の記録を打ち出しました。
エイト種目での本学漕艇部の入賞は2015年の7位以来6年ぶりであり、さらに2004年以来17年ぶりに国公立大学中トップでの入賞となりました。

また、こちらの「大志」は昨年漕艇部OBからいただいたご寄附で今年新たに導入された艇です。部への応援の気持ちに早速華々しく応える形となり、艇の名に恥じない大活躍となりました。


本学では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、昨年7月末まで課外活動を一律自粛とし、8月以降も健康管理や感染予防体制の徹底等を条件に、感染状況に応じて制限レベルを定め活動を行っております。このような中での快挙は、限られた練習機会と今ある環境を最大限に生かし、他部員と共に切磋琢磨を続けてきたことの成果と言えるでしょう。  

エイトクルーの競技中写真
奮戦する本学漕艇部エイトクルー

今回の活躍について、漕艇部からコメントをいただいております。
【蛭川主将コメント】
「常識の更新」というスローガンの下、練習、新歓など多くの面で新しい取り組みを行なってきました。アクシデントもありましたが、一年を総合してみれば、成長を実感できる充実した活動ができていたと感じています。それが身を結び、6年ぶりに入賞という結果が残せて嬉しいです。しかし同時にレースをする中で、まだ最上位校には実力で及んでいないことを実感しました。もっと上を目指せるよう今回の結果、反省が来年以降に繋がってほしいと願っています。
最後に、今年度もコロナ禍によって活動停止になってしまったり、大会自体も延期になるなど多くの困難がありましたが、ここまで関わってくださった方々のおかげでこのような形で年度を締めくくれました、本当にありがとうございました。今後も漕艇部をよろしくお願いいたします。


【漕艇部からのコメント】
漕艇部は都心からも近い埼玉県戸田公園漕艇場で、戸田橋艇庫という恵まれた大学施設を活用して日々練習に励んでいます。漕艇部の今後の活躍にご期待ください。また漕艇部は、共に勝利を目指す新入部員を探しています。今回入賞したエイトクルーは全員が大学からボート競技を始めています。漕艇部には未経験者でも強くなれる環境が整っています。 興味・関心のある方は是非ご連絡ください!

漕艇部HP:https://souteibu.jp

◆12月5日(日)に東京大学運動会主催の第68回総長杯レガッタの実施を予定しています。ボートを体験できる貴重な機会であり、学生・教職員の皆さんに広く競技ボートのスピード感を体験していただけますのでご興味のある方は是非ご参加ください。
◆本学では漕艇部のほか、多くの運動部の活躍を支援するために「 東大スポーツ振興基金 」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
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