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B&W部藏下選手が世界ベンチプレス選手権大会で世界3位入賞

掲載日:2021年12月15日

2021年10月21日~23日に2021IPF世界ベンチプレス選手権大会(World Open, Sub-Juniors, Juniors, Masters Classic & Equipped Bench Press Championships 2021)が開催され、本学からボディビル&ウェイトリフティング部(以下「B&W部」)の学生が出場いたしました。
 
今回、フルギア ジュニア部門105kg級に出場したB&W部の藏下隼人選手はベンチプレス205kgの好成績で世界第3位の堂々たる記録を残しました。
※「ジュニア」は23歳以下を指します。
 
 本大会はベンチプレス競技において世界最高位の大会です。「フルギア」とは、ベンチプレスシャツと呼ばれる肩の動きを補助する硬いサポーターを装着した状態で行うベンチプレス競技です。(対して、ベンチプレスシャツを装着しない競技を「ノーギア」と呼びます。2019年に一般の部で入賞された久恒選手はノーギアでの活躍となりました。)

本邦から出場するには、国内大会で入賞した上で定められた標準記録を上回る成績を残しておく必要があり、世界各国から各階級の最上位者が出場する非常にレベルの高い大会となっております。
 B&W部は、一回90分の練習を週3日の頻度で行い、また授業期間以外は完全にオフという、他の運動部と比較し極めて短い練習時間で活動しています。
 また、本学では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、昨年7月末まで課外活動を一律自粛としており、8月以降も健康管理や感染予防体制の徹底等を条件に、感染状況に応じて制限レベルを定め活動を再開してきております。このような中での快挙は、B&W部が代々の諸先輩から競技のノウハウを受け継ぎつつ、限られた練習機会と今ある環境を最大限に生かし、質の高い練習を心掛けてきた成果といえるでしょう。
 今後もB&W部の活躍にご期待ください。
 
【B&W部から一言】
 B&W部は新歓期間以外もいつでも入部を歓迎しており、さらに他の運動部からB&W部に入部する選手も大歓迎です。大学生活にやりがいを見出せない方や、現在他の運動部に所属していてもパワーリフティングに興味のある方は、駒場地区キャンパスの第二体育館トレーニング室へ是非気軽にお越しください。


◆本学では運動部の活躍を支援するために「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

藏下選手がベンチプレスを行う様子

藏下選手の表彰台
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