自転車部競技班篠﨑選手が全日本学生選手権個人ロードレース大会にて優勝！

2023年6月11日（日）に行われた、日本学生自転車競技連盟主催、第38回全日本学生選手権個人ロードレース大会において、本学自転車部竸技班4年生の篠﨑選手が見事に優勝を勝ち取りました。この大会は大学生最速の選手を決める大会であり、学生ロードレースのなかでも最も大きな大会の一つとなっています。今回のレースに出走した111名の選手たちは、長野県木祖村に設けられた1周9kmの周回コースを17周したあと、最後に1kmの登りを駆け上がる計154kmのコースに挑みました。
 
レースは最序盤に4名の選手が抜け出し、集団がそれを追う展開となりました。中盤では逃げとメイン集団とのタイム差は4分まで開きましたが、残り30kmで逃げからドロップしてきた2名の選手がメイン集団に吸収されると、メイン集団は残る2名の選手とのタイム差をじりじりと詰めました。最終周回を終え、ゴールへの1kmの登りに突入した時点で、逃げとの差は10秒差。メイン集団から朝日大学の選手が抜け出すと、すかさず篠﨑選手もそれに反応、朝日大学の選手と逃げ2名を千切り、2位以下に大差をつけてゴールしました。


（優勝の瞬間の篠﨑選手）
 
以下は今回優勝を果たした篠﨑選手からのコメントです。
【篠﨑選手コメント】
有力選手に先行されてしまう難しい展開でしたが、うまく立ち回り最後まで力を残すことができました。次の目標は9月のインカレとツールド北海道になります。特に昨年はツールド北海道でリタイアに終わってしまったので、今年こそ完走を果たせるよう練習に励みたいと思います。


（表彰台に上がる篠﨑選手）
 
篠﨑選手の所属する自転車部のほか、本学では多くの運動部の活躍を支援するために「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、皆様から多大なご支援を頂戴しております。今後とも本学運動部へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。